1. DIYで階段を安全に!階段用滑り止めの種類

階段用滑り止めは大きく分けて「シートタイプ」「マットタイプ」「テープタイプ」の3種類がある。どれもDIYで取り付け可能なので、階段の環境や使い方に合わせて適切な滑り止めを選ぼう。
シートタイプ
階段の角に合わせて取り付ける滑り止めシート。テープで簡単に貼り付けられるタイプと、ビスで確実に固定するタイプがある。外階段でもDIYで取り付け可能だ。クッション付きの滑り止めシートなら、万が一転倒したときにも衝撃の軽減が期待できる。夜間に階段を使用することが多い人には蓄光タイプがおすすめだ。暗い場所でも光るので、階段の踏み外しを予防できる。
マットタイプ
階段の面に貼り付ける滑り止めマット。置くだけでずれにくい吸着タイプと、テープでしっかり固定するタイプがある。取り付けが簡単なので、DIYに自信がない人でも安心だ。デザイン性が豊富で、螺旋階段でも取り付けられる。ペットを飼っている家庭にもおすすめだ。
テープタイプ
階段の端に貼り付ける滑り止めテープ。種類が豊富なので、階段の材質によって適切な素材のテープを選ぶのがポイントだ。コンクリートなど、凹凸がある面にも取り付けられるので、屋内でも屋外でも使用可能。使用していると剥がれることがあるので、定期的なメンテナンスが必要だ。
2. 屋内でも屋外でも!階段用滑り止めの選び方

階段用滑り止めは、屋内で使用するときと屋外で使用するときで選び方が変わる。階段を利用する人や、階段の環境によっても選び方はさまざまだ。階段用滑り止めを選ぶ際のポイントと注意点を知ろう。
取り付け方法
階段用滑り止めの取り付け方法には「吸着」「接着剤」「テープ」などがある。置くだけで簡単に取り付けられる吸着タイプは、汚れても洗える仕様になっているので屋内階段におすすめ。接着剤やテープで取り付けるタイプは、剥がれることがあるので定期的なメンテナンスが必要だ。
厚さ
あまり厚みがあると、つまずいたり引っかかったりする原因になる。階段用滑り止めは厚みの少ないものを選ぶとよいだろう。
蓄光
シートタイプに備わっていることが多い蓄光機能。暗い場所で光るので、階段が暗くて危ない場合や、夜間に階段を使用することがある人におすすめだ。
耐水性
階段は水に濡れていると滑りやすくなる。屋外階段は雨や雪で濡れることがあるので、耐水性にすぐれたものを選ぶとよい。マットタイプなら滑り止めと同時に、靴に付いたドロ汚れを落とす役割も果たしてくれる。
色
見た目が気になる屋内階段で使用する場合は、階段の色に近い色や透明の滑り止めを選ぶと目立ちにくい。逆に目が見えづらい人や高齢者などは、白色などの目立つ色を選ぶと階段の段差を視認しやすい。
デザイン
マットタイプはデザインが豊富なので、室内階段を好みに合わせてアレンジできる。シートタイプやテープタイプが使用しづらいらせん階段には半円形のマットがおすすめだ。
3. ニトリでも買える階段用滑り止め

階段用滑り止めはニトリでも購入することができる。どれを選べばよいのか分からない人は、まずニトリの滑り止めを試してみてはいかがだろうか。
洗える吸着階段マット
マットタイプの階段用滑り止め。フィルムを剥がして取り付けたい場所に置くだけで簡単に設置できる。吸着タイプなのでずれにくく、洗濯して繰り返し使用可能なのが魅力。洗濯機で気軽に洗えるので、汚れが気になる屋内階段におすすめだ。階段の大きさに合わせてカットすることもできる。内容量は15枚と、屋内階段に使いやすい枚数がうれしい商品だ。
滑り止めテープ
ニトリにはテープタイプの階段用滑り止めもある。透明タイプで目立たないので、階段の見た目が気になる人におすすめだ。表面に細かい凹凸があり、貼るだけで階段を滑りにくくすることができる。誰でも簡単に使用することができる手軽さが魅力だ。幅が5cm、長さは2mと大容量なのもうれしいポイント。厚みは少なくつまずきにくいので、子どもから高齢者まで安心して使用できる階段用滑り止めだ。
滑り止めシート
滑り止めテープと同じシリーズのシートタイプ。1枚の大きさは10cm×10cmと、使い勝手のよいサイズだ。5枚組なので、部分的に使用するのに適している。袋から出してすぐに使えるのもポイント。耐水性にすぐれているので、階段だけでなく水回りでも使用できる。「テープタイプはカットが面倒」という人におすすめの商品だ。
結論
階段はほんの少しの不注意で重大な事故につながりやすい場所だ。取り付けが面倒だと感じる人には、置くだけで滑りにくくなる吸着マットや貼るだけのテープタイプもある。「自分は大丈夫」と思っている人も、一度階段用滑り止めを検討してみてほしい。