このサイトは、画面を 
縦にしてご覧ください。
洗濯機パンは必要?サイズや種類、交換費用と排水口掃除のコツを解説

洗濯機パンは必要?サイズや種類、交換費用と排水口掃除のコツを解説

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年7月31日

引っ越しや洗濯機の買い換えなどで洗濯機パンを交換する際、気をつけるポイントは何だろうか?洗濯機パンの必要性やサイズ、種類などを解説するとともに、パンのせいで排水口が掃除しづらいときの対策や、交換費用の目安などもお伝えする。かさ上げする際の注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてほしい。

  
この記事をシェアする      
  • Facebook
  • Twitter
  • Hatebu
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
  • Hatebu

1. 洗濯機パンの役割と必要性

洗濯機パンとは、洗濯機の下に設置されている白いプラスチック製の受け皿のことをいう。「防水パン」「洗濯パン」などと呼ばれることも多い。役割と必要性について簡単におさらいしておこう。

洗濯機パンの役割と必要性

  • 水漏れの際、直ちに床が濡れてしまうのを防ぐ
  • 洗濯機を回しているときの振動や騒音を抑える
  • 洗濯機下や裏に結露が生じて、床が劣化してしまうのを防ぐ
  • 排水口に洗濯カスやヘドロなどが詰まり、水が溢れてしまうのを防ぐ
  • 洗濯機の下に隙間ができ通気性がよくなるため、カビや悪臭が発生しにくくなる
洗濯機パンにはこのような役割がある。たとえば排水ホースの接続不良などで水漏れした場合、洗濯機の周辺に水が溢れ出してしまう。集合住宅などで階下へ水漏れ被害が及んでしまえば、大きなトラブルの元だ。洗濯機パンを設置することで水漏れ自体を防げるわけではないが、まずパンに水が溜まっていくので直ちに床が水浸しになるのを防ぐことができる。

「必要」というものではないが、さまざまなトラブルを未然に防ぐためにも、戸建住宅・集合住宅問わず設置をおすすめしたい設備だ。

2. 洗濯機パンのサイズと種類

交換を検討している方は、買い間違えを防ぐためサイズや種類を把握しておこう。

パンのサイズ

  • 正方形タイプ 幅64×奥行64cm
  • 長方形タイプ 幅74×奥行64cm
  • 長方形タイプ 幅80×奥行64cm
洗濯機パンはこのように規格が決まっている。すでにパンを使っており交換するという場合は、今お使いのパンを測ればよい。一方、引っ越し先にパンがなく新たに購入する場合や、洗濯機を買い替える場合などは、サイズを確認してから購入しよう。

パンの種類

  • フラットタイプ
  • かさ上げタイプ(枠なし)
  • かさ上げタイプ(枠あり)
フラットタイプはパンの中に凹凸がなく、枠だけがやや高くなっているものだ。洗濯機を置きやすいが、パンと洗濯機の底面との隙間が狭くなるため掃除がしづらいという欠点がある。

その欠点を解消できるのが、かさ上げタイプだ。洗濯機の脚を乗せる四隅が盛り上がっているので、パンと洗濯機の底面との隙間が広くなる。四隅だけが盛り上がっているのが枠なし、四隅と枠が盛り上がっているのが枠ありだ。

3. 洗濯機パンは排水口の掃除に影響を与える

いくらパンを設置しているとはいえ、排水口に汚れが詰まれば排水の際に水漏れが生じるおそれがある。被害がパンの中だけで済めばよいが、いずれにせよ排水口の詰まりは解消しなければならない。パン自体も汚れてしまうため、洗濯機をどかして掃除をすることになるだろう。こうしたトラブルを防ぐには、排水口を掃除しやすい洗濯機パンを選ぶことが大切だ。

排水トラップについて

先に、排水口に付いている排水トラップについての基礎知識を蓄えておこう。洗濯機置き場の床下に続く排水口と、洗濯機の排水ホースの先端との間にあるパーツが排水トラップだ。洗濯機からの排水をスムーズにする役割のほか、下水からのぼってくる悪臭やハエ・ゴキブリ・ネズミなどの侵入を防ぐ役割も担っている。

排水口付近から悪臭が漂うときは、洗濯カスなどで排水口や排水トラップが詰まっているか、破損や欠損を起こしている可能性がある。水が溢れてしまうのを防ぐためにも、排水口や排水トラップは定期的な掃除が不可欠だ。掃除をしやすくするためには、次のような方法がある。

かさ上げタイプのパンに交換する

お伝えしたように、フラットタイプのパンは洗濯機の底面との隙間が狭い。そのため手を入れて排水口を掃除するのが難しいことも多い。上述した、かさ上げタイプの洗濯機パンに交換してしまうのが、もっとも手っ取り早いだろう。ただし賃貸の場合は注意しよう。不要なトラブルを避けるため、事前に大家や管理会社などに確認してほしい。

防振ゴムで高さを調整する

パンを交換するのではなく、洗濯機の脚の下に「防振ゴム」を置いてかさ上げをする方法もある。

洗濯機用の土台を設置する

パンを買い替えるのではなく、洗濯機をかさ上げする用の土台を購入する方法もある。パンと洗濯機の底面に隙間が生まれるうえ、キャスター付きのものを選べば移動させるのも容易になるので、掃除はしやすくなるだろう。ただし、洗濯機が傾いてしまうと故障の原因になることがある。土台を使う場合は水平に置けているかの確認は必須だ。

4. 洗濯機パンを交換する際に気をつけたいポイント

単にフラットタイプからかさ上げタイプに交換すればよい、というわけではない。次の3点はとくに気をつけたいポイントなので覚えておこう。

サイズは必ず測っておく

もっとも基本的なことだが、お使いの洗濯機のサイズとパンのサイズが合うかどうかは、必ず確認しておこう。大きい分にはまだ何とかなるが、小さいとどうしようもなくなってしまう。

かさ上げのときは止水栓の位置に注意する

止水栓とは洗濯機用の蛇口だ。ほとんどのご家庭で、洗濯機よりも上に設置されている。かさ上げタイプのパンを選べば、当然ながら洗濯機の位置も高くなる。止水栓にぶつかってしまうような場合は交換できないため気をつけよう。なお止水栓を交換してぶつからないようにすることもできるが、その場合は別途工事費用などが生じる。

排水口の位置を確認しておく

洗濯機パンは、商品によって排水口の位置が異なる。ご家庭の排水口の位置と洗濯機パンの排水口の位置が合うかどうかも、忘れずにチェックしておこう。

5. 洗濯機パンの交換費用の目安

洗濯機パンは、自分で設置するのは難しいケースがある。たとえばご家庭の洗濯機の排水口が、交換するパンとは異なる位置に設置されている場合、床に穴を開けて排水パイプをつなぎ直すといった工事が必要になる。そのため、交換をする際は業者にお願いするのが一般的だ。

交換費用の目安

業者によって料金設定が異なるほか、付帯工事の有無などによっても変わってくるが、おおよその目安として3〜5万円程度(洗濯機パンの商品代込み)を見ておくとよいだろう。止水栓を交換する費用なども考慮すると4〜6万円が妥当なところだ。

結論

洗濯機パンは、水漏れなどのトラブルを防ぐためにも重要だ。とくに集合住宅で2階以上にお住まいのご家庭はあったほうが安心だろう。引っ越しや洗濯機の買い替えなどにともないパンを新しくする際は、サイズや止水栓の高さ、排水口の位置などを忘れずに確認しておこう。洗濯機パンの交換は大がかりな工事になることもあるため、まずは防振パッドや洗濯機用のかさ上げ台で試してみるのもおすすめだ。
  • 公開日:

    2019年7月12日

  • 更新日:

    2020年7月31日

おすすめ記事おすすめ記事

    ページトップへ ページトップへ