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キッチン収納で生活感を隠す!リフォームやカップボードの選び方

キッチン収納で生活感を隠す!リフォームやカップボードの選び方

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年3月19日

オシャレなイメージで人気の対面式キッチン。リビングからキッチンの背面が丸見えなので、ものが片付いていないと目立ちやすく、せっかくのオシャレなキッチンが台なしになってしまうこともある。そこで今回は、全面引き戸の背面収納や扉付きのキッチン収納を使って、キッチンの生活感を隠す方法をご紹介する。

  

1. 背面キッチン収納を全面引き戸で隠す

憧れている人も多い対面式キッチンだが、ものを出しっぱなしにしているとリビングから丸見えで、インテリア雑誌にのっているようなオシャレなキッチンを保つのは現実的には難しい。ものを出しっぱなしにしないためにはキッチン収納を充実させることが必須なので、壁側のキッチン収納を充実させよう。

収納するものが多く、たっぷりと収納スペースを取りたい場合、背面の壁全体をキッチン収納棚にして、全面引き戸で隠す方法がある。収納棚に食器や調理器具はもちろん、電子レンジや炊飯器などのキッチン家電なども収納すれば、引き戸を閉めるとキッチン収納のすべてを目隠しすることができるのだ。これなら急な来客があったときにも背面の引き戸を閉めるだけで生活感をすべて隠すことができる。

ただしものがすべて隠されたキッチンは、見た目はスタイリッシュだが、その分使い勝手は悪くなる。何かひとつだけ取り出すにも背面の大きな引き戸を開け閉めしなければならず、そのたびにリビングからは引き戸の中がすべて見えてしまう。開け閉めの手間が面倒で、結局調理台の上にものを出しっぱなしにしてしまうようでは、せっかく大きなキッチン収納をつくっても意味がない。

キッチン収納を考えるときには実際の作業シーンを具体的にイメージし、見た目と使い勝手のバランスを取ることが大切だ。使う人の性格によっては、全面引き戸で隠すよりも、扉付きのキッチン収納棚を設置したほうがいい場合もある。

2. キッチン収納を扉付きのカップボードにする

キッチンの生活感を隠すためには、どんなキッチン収納を選ぶべきだろうか。扉付きカップボードを選ぶときのポイントは2つだ。

据え置き型か造り付け型か

キッチン収納用の扉付きカップボードには、床に置くだけの「据え置き型」と壁や床に固定するタイプの「造り付け型」がある。据え置き型は家具量販店や家具メーカー、造り付け型はキッチンメーカーや家具メーカーで注文することができる。

据え置き型は設置工事がいらないので手軽に導入することができて、値段も安い。引っ越しするときにも持っていくことができるというメリットもある。一方造り付け型は、キッチンの設置スペースにぴったり合ったサイズで、用途に応じて収納ユニットを組み合わせることができるが、キッチン収納本体の価格が高く、設置工事費もかかる。

カップボードの形を選ぶ

扉付きカップボードには3つのタイプがある。壁面全体が収納になっているタイプは収納力バツグンで、食品や洗剤のストックなども収納できる。ロータイプの収納棚兼カウンターと吊戸棚をセットで設置するタイプなら、カウンターの上に電子レンジや炊飯器などのキッチン家電を置くことができ、作業スペースとしても活用することができる。収納力は重視したいが家電を置くスペースもほしいという場合は、ふたつのタイプを組み合わせる方法がおすすめだ。

3. キッチン収納に冷蔵庫やキッチン家電も隠す?

全面引き戸タイプのキッチン収納では、キッチン家電だけでなく冷蔵庫も隠して収納することができる。確かに見た目はすっきりとしてインテリア性は高くなるのだが、冷蔵庫からものを取り出すときには、引き戸と冷蔵庫の扉を2回開閉しなければならないので、ストレスを感じる人も多い。また、引き戸式のキッチン収納の中に家電を設置すると熱や湿気がこもりやすいというデメリットもある。

使い勝手を考えると冷蔵庫は取り出しやすい場所に設置するのがおすすめだが、冷蔵庫のデザインがインテリアに馴染まない場合はパーテーションを設置するという方法もある。天井と床で突っ張るタイプの間仕切り用パーテーションを、冷蔵庫とリビングの間に設置しよう。

電子レンジ、トースター、炊飯器、ケトルなどのキッチン家電は、デザイン性の高いものならカウンター上に乗せても絵になるのだが、そうでないケースも多い。家電を隠して収納したいときには、家電が収納できるタイプのキッチン収納棚を選ぶのがおすすめだ。

蒸気が出るタイプの家電は棚に収納した状態では使えないので、棚板をスライドさせて引き出した状態で使い、使わない時はロールスクリーンやフラップ扉などで隠せる収納棚を選ぼう。

結論

生活感のないキッチン収納にする方法をご紹介した。キッチンで使うものをすべて隠すと、見た目はモデルルームのようなオシャレなキッチンになるのだが、使い勝手はどうしても悪くなる。キッチンは毎日使う場所なので、見た目と使いやすさのバランスを考えて収納棚を選ぶことが重要だ。
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  • 公開日:

    2019年7月12日

  • 更新日:

    2021年3月19日

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