1. 天井の形状別 階段下収納のコツ

階段下は、天井が階段状になっていて段差があったり、斜めだったりすることが多く、効率よく収納するには棚やボックスをいくつか組み合わせるなど、スペースを有効活用する必要がある。また、ただ収納するだけではなく、取り出しやすさも考えなくてはならない。天井の形状別に、収納のコツを紹介しよう。
天高が低く奥行きがある場合
天高はあまり高くないものの、奥行きがある階段下収納の場合は、手前と奥に分けて収納するのがコツだ。奥の方には、今は使わない季節商品や、普段見ることの無いアルバムやDVDなどを置くとよい。手前には、子どものおもちゃや掃除道具など、日ごろ使用する物を置くようにしよう。キャスター付きのワゴンやラックを使うと、前後の出し入れもしやすく、とても便利だ。
天井に段差や傾斜がある場合
天井に段差や傾斜がある場合、形状に合わせた収納がコツだ。段差や傾斜に合わせたボックスを設置したり、突っ張り棚を渡して収納スペース増やしたりなど、空間を有効に利用しよう。
2. 突っ張り棚にカラーボックスも!階段下収納に役立つ便利グッズ

最近では、ホームセンターや100均などにも、便利なアイデア商品がたくさん出回っているので、階段下の収納グッズとして活用しよう。
キャスター付きチェスト
簡単に引き出すことが可能なキャスター付きチェストなら、奥行きがある階段下でもストック用品をしっかり管理でき、二度買い防止にもなる。また、色や形を統一すると、扉がない階段下でも「見せる収納」として、インテリアの一部にもなる。
突っ張り棚・突っ張り棒
突っ張り棚や突っ張り棒にS字フックやハンガーを掛けると、簡易式のクローゼットになる。ただし、階段下は湿気が多くなりがちなので、換気や湿気対策には注意しよう。
カラーボックス+引き出し
好みのサイズのカラーボックスに引き出しを付けると、保存食品やドリンク、調味料などパントリー収納棚としても重宝する。
3. 収納だけではない!高さや奥行きを生かした階段下の賢い使い方

収納スペースとして使い勝手のよい階段下だが、奥行きや高さを生かした以下のような使い方がある。
書斎代わりに
奥行きと高さがある階段下の場合は、奥に書棚、手前に折り畳みデスクなどを置くと、ちょっとした書斎代わりとして活用できる。PCで作業することも可能だ。
キッズスペースに
おもちゃを階段下に収納しておけば、子どもたちの遊び場としても使える。子供にとっては隠れ家のようなお気に入りの場所になり、子供たちだけで簡単に片付けもできるだろう。
ペットスペースとして
犬のハウスや、猫のクッションなどを置けば、ペットのくつろぎ空間に早変わりだ。
アイロンスペースなどの作業場として
アイロン台を置いたままにすれば、アイロンスペースとして空いた時間にすぐに作業ができる。そのほかにも、荷捌き・荷造りや、簡単なDIYをする作業場としても重宝する。
部屋の一部として使う
奥行きと高さのあるリビング内の階段下は、扉をはずして部屋の一部として使うこともできる。部屋を広く見せることもできるほか、観葉植物やおしゃれな家具を置くと、より洗練された印象になる。
結論
天井に段差があるなど、ほかの収納スペースに比べて使い勝手があまりよくない階段下だが、便利なグッズを使うことによって、デッドスペースも有効活用できる。また、アイデア次第で色々な用途にも使える。ぜひ、自分好みの階段下収納を試してみよう。