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キッチンハイターの適切な使い方とは?上手に使って除菌・漂白しよう

キッチンハイターの適切な使い方とは?上手に使って除菌・漂白しよう

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年2月24日

キッチンハイターは、キッチン用品の除菌・漂白ができる塩素系の台所用漂白剤だ。使用目的や扱うものの材質によって、使い方が大きく異なる。塩素系のため、使い方を誤ると素材を傷めたり、体調不良を起こしたりする可能性がある。今回はキッチンハイターの適切な使い方を紹介する。

  

1. キッチンハイターでふきんを除菌・漂白しよう

水気を拭き取っただけのふきんでも、乾いたり時間が経ってから変なにおいを感じたことはないだろうか。キッチンでよく使用するふきんは、気が付かないうちに実は雑菌が繁殖していることが多いのだ。ふきんを使用したら、最後に除菌するといつでも清潔な状態を保ち安心して使うことができる。

それでは除菌・漂白をする際の使い方を紹介する。

ふきんの除菌方法

5ℓの水に対し、キャップ約1.2杯分(約25ml/杯)のキッチンハイターを混ぜ、ふきん全体をひたそう。この時、水をためられるタイプの水切りカゴを使用すれば、ふきんと同時にカゴの除菌ができるのでおすすめだ。ただし塩素系漂白剤につけ置きが可能であることを確認してからにしよう。

約2分つけ置き後に、水でしっかりとすすいだら完了だ。

ふきんの漂白方法

漂白する場合は、除菌方法と同じ使い方をする。異なるのはつけ置き時間だ。約30分つけ置きしてからよくすすごう。汚れがひどく落ちにくい場合は、時間を延ばしてもよい。

注意点
  • 色物や柄が入ったふきんやおしぼりは色落ちするので使うことはできない。
  • 手荒れを防ぐために、すすぐ際にはゴム手袋を着用しよう。
  • エプロンや汚れてもよい衣類を着て作業をしよう。ハイターが跳ねて衣類に付着すると、色が抜けて元に戻すことができないので注意してほしい。

2. キッチンハイターに何時間もつけ置きしてもOK?

キッチンハイターの効果を高めたいからと、長時間つけ置きしていないだろうか。ふきんに限らず、つけ置き時間の目安をメーカーが使用方法に記載している。

除菌・漂白を行う頻度の高いキッチン用品について、キッチンハイターの使い方と目安時間を紹介する。

まな板・食器類・急須・弁当箱の除菌および漂白方法

5ℓの水に対しキャップ約2杯分のキッチンハイターを混ぜて使用する。キャップ1杯で約25mlなので、水:キッチンハイター=100:1と覚えておくとよい。除菌の場合は、つけ置き時間は約2分。木製のまな板は5分以上つけ置きしておくことが望ましい。漂白の場合は約30分つけ置きする。汚れがまだ落ちないようであれば、もう少し時間を延ばしてもかまわない。除菌、漂白ともに、最後は水で十分にすすごう。

長時間つけ置きするとどうなる?

基本的につけ置き時間はパッケージに記載されている目安時間を守ろう。理由は長時間つけ置きしても効果は変わらないからだ。水で薄められた次亜塩素酸ナトリウムの効果はおよそ30分を過ぎると効果が弱まってくるのだ。また、ものによっては長時間つけ置きすることで素材を傷める可能性も考えられる。

ふきんの場合は時間をしっかり守ろう

ふきんは目安時間以上つけ置きすると繊維がボロボロになってしまう。除菌は2分、漂白は汚れが落ちにくい場合を除いて30分で切り上げてほしい。

注意点
洗う前の食器などを直接つけ置きすると効果が見込めない。まずは必ず食器用洗剤で洗おう。茶渋や黄ばみなどがこびりつかないためにも、使った後の食器類は早めに洗うよう心がけたい。

3. 換気はにおい対策のためだけではない?キッチンハイター使用時の注意点をおさらい

キッチンハイターを使用するときには、次のことを必ず守ってほしい。
  • 換気をする
  • ゴム手袋を着用する
  • 原液のまま使用しない
  • 湯気がたつような熱湯を使用しない
  • 酸性タイプの製品と混ざらないようにする
  • 生ゴミ、食酢、アルコールと混ざらないようにする
  • 塩素系のぬめり取り剤に付着しないよう気を付ける
キッチンハイターのにおいはかなりきつい。水で薄めても独特のにおいが漂い、人によっては原液のにおいで気分が悪くなる。また、万が一酸性タイプの製品と混ざると有害な塩素ガスが発生する。必ず換気を行いながら使用してほしい。

意外な注意点として、キッチンハイターと同じ塩素系である、ぬめり取り剤にハイター液がかかった場合にも塩素ガスが発生することがある。中性タイプのぬめり取り剤であれば問題なく使用できる。製品購入時・使用時には注意書きに必ず目を通すことを徹底しよう。

換気とにおいに関連する注意点として、湯気がたつような熱い湯を使用しないことも重要ポイントだ。油汚れがひどい食器を洗うとき、熱湯を使用すると落ちやすい。そこでキッチンハイターも熱い湯を使用すれば漂白力も上がるのでは?と思うかもしれないが、そこには危険が潜んでいる。

熱い湯は湯気を出し蒸気が上がる。もしキッチンハイターを熱湯と混ぜた場合、蒸気とともににおいが立ち上り、使用者が吸ってしまう恐れがある。いくら換気をしても、塩素を含んだ蒸気は回避しにくいのだ。キッチンハイターを薄めるときもすすぐときも水を使用してほしい。
商品情報

結論

キッチンハイターを正しく使うことで、キッチン用品の衛生を常に保つことができる。「混ぜるな危険」という表示に戸惑うことがあるかもしれないが、水で薄めたり、換気をすることで安全に使用できる。今回紹介した使い方を参考に、キッチンハイターの効果を最大限に活かして上手に除菌・漂白してほしい。

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  • 公開日:

    2019年7月26日

  • 更新日:

    2021年2月24日

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