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キッチンハイターはステンレス製品に使える?水筒やシンクへの影響

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年7月27日

1本で除菌、消毒、漂白のすべての効果を持つキッチンハイターはステンレス製品に使っても大丈夫なのだろうか。誤った方法でキッチンハイターを使用すると製品だけでなく、身体にも影響を及ぼすこともある。安全かつ効果的に活用するためにもしっかりマスターしておこう。

1. ステンレスがサビないのは嘘!?キッチンハイターとの相性は?

鉄はサビるがステンレスはサビない、と認識している人は少なくないだろう。しかし正しくは、サビないのではなくサビにくいだけだ。なぜ誤解されるのか、そしてステンレスがサビる原因も追求してみた。

ステンレスがサビないと誤解される理由

ステンレス製品は水筒やシンク、タンブラー、ボウル、鍋、水切りカゴ、洗い桶、バスタブなど水に触れる機会が多いものばかりだ。そのため、ステンレスは水に強いという誤解が生じやすい。また実際、鉄でできているステンレスがサビにくいのは「酸化被膜」のおかげである。酸化皮膜とは表面を覆う薄い保護膜のことで、ステンレスの場合はクロムという金属によって作られている。この被膜は研磨するといったんは剥がれるものの、酸素と結合すると自然に再生するので、傷やサビから守ってくれる。

ステンレスがサビる原因

基本的にサビる心配がないステンレスだが、使用方法や環境によってはサビることがある。キッチンハイターのような次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする塩素系漂白剤や塩素系洗浄剤は保護膜である酸化被膜を破壊し、自己修復する前にサビを発生させる。塩素以外にもほかの金属製品から発生したサビが移る「もらいサビ」や「偽造ステンレスの流通」などもある。ステンレス製品を長く愛用するためにも、予防を心がけよう。

2. 泡タイプのキッチンハイターなら水筒やシンクにも使える

花王公式サイトのハイターに関するQ&Aに「キッチンハイターは金属製のザルや包丁の除菌に使えるの?」という質問がある。回答には「キッチンハイターはつけおき漂白タイプなのでサビが発生することもあり使用できない。キッチン泡ハイターは洗い流すタイプなのでステンレス製品に限り使用可能。」とある。同じキッチンハイターでも泡タイプと液体タイプでは違いがあるようだ。

液体タイプが使えない理由

水で薄めて使う液体タイプは漂白するのに30分以上の時間を要する。そのため、ステンレス内部に成分が浸透し酸化被膜を破壊、腐食や変色の原因に繋がる。また水筒など、直接口にするものはステンレス内部にしみ込んだキッチンハイターの成分が溶け出し、身体に入る恐れもある。液体タイプのキッチンハイターが使えないのは成分よりも、つけおきする時間が長すぎるところに問題があるのだ。

泡タイプが使える理由

同じキッチンハイターでも粘着性の高い泡タイプは薄めずに使える。スプレー後、2~5分で洗い流す泡タイプはステンレス内部に成分が行き届く前にすすぎ洗いできるので、水筒やシンクも酸化被膜を破壊することなく除菌、消臭、漂白が可能だ。実際、キッチン泡ハイターの商品説明には「使えるもの」の欄にステンレス製品が含まれている。スプレー後の時間さえ守れば、水筒やシンクなどにも腐食や変色の心配をせずに使える。

3. 柄物の布巾は変色する可能性あり!キッチンハイターが使えないもの

キッチン周り以外にトイレやお風呂掃除にも使えるキッチンハイターは、家庭に1本は置いておきたい洗剤だ。しかし万能と思われがちなキッチンハイターにも使えないもの、場所があるのでしっかり覚えておこう。

使えないもの

  • 色物・柄物のせんい製品
  • 金属製の容器・用具
  • メラミン食器
  • 漆器
  • 獣毛のハケ
  • 水洗いできない製品や場所
  • 食品
  • 塩素系は使えないと表示にあるもの

白物は問題ないが色物は変色する可能性あり

キッチンハイターは布巾やおしぼりなどの除菌消臭にもおすすめだが、色物や柄物は変色する可能性が高い。そのため、キッチンハイターを使用する際は、色と柄のない白物の布巾のみにするとよい。

布巾はハイター(衣料用漂白剤)で除菌がおすすめ

同じハイターでも衣料用漂白剤には界面活性剤が使用されていないので、生地を傷めず除菌、消臭、漂白ができる。ただしキッチンハイター同様、色物や柄物の繊維製品に使うと変色する可能性があるので使えないが、古くなったタオルの黄ばみやにおい取りにおすすめだ。

結論

サビにくいステンレス製品でもキッチンハイターでつけおきすれば、腐食してしまう。いままで水筒やシンクの汚れ取りに使ったことがある、または普段使いしている人は少なくないだろう。液体タイプではなく泡タイプに切り替えるだけでステンレスのサビや腐食を抑えることができるので、試してみてはいかがだろうか。
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