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コインランドリーに洗剤や柔軟剤を持参すべき?初心者必見の利用方法

コインランドリーに洗剤や柔軟剤を持参すべき?初心者必見の利用方法

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年8月20日

ご家庭では洗いにくい大物や大量の洗濯物を洗えるコインランドリーは便利な施設だが、利用しない方にはシステムが分かりづらく、洗剤が必要かどうかなど疑問もあるだろう。本稿では、コインランドリーに洗剤を持参すべきかどうか、柔軟剤はどうなのかなど基礎知識を解説するとともに、初心者必見の利用方法や時間つぶしのコツなども紹介する。

  

1. コインランドリーには洗剤や柔軟剤を持参すべき?

コインランドリーに洗剤や柔軟剤を持参するべきか、迷うことがある。とくに初めて行く店舗やコインランドリー自体を利用するのが初めて、あるいは慣れていないという場合はならなおさらだ。まずは洗剤や柔軟剤を持参すべきかどうか、基本的な判断基準を押さえておこう。

自動投入される洗濯機であれば持参しなくてOK

ドラム式など新しい洗濯機を導入しているコインランドリーは、基本的に洗剤を持参する必要はない。料金を入れれば洗剤が自動投入されるものが主流のためだ。したがって、洗濯物と小銭を持って行くだけでよい。

洗剤が自動投入なら柔軟剤も自動投入されることがほとんど

普段の洗濯から柔軟剤を使っているというご家庭も多いだろう。上述した、洗剤が自動投入されるタイプの洗濯機が設置されているコインランドリーであれば、柔軟剤も自動投入されることがほとんどだ。基本的には持参しなくてよいと考えておこう。

縦型など古いタイプの洗濯機の場合は洗剤や柔軟剤を持参しよう

縦型など比較的古いタイプの洗濯機を導入しているコインランドリーでは、洗剤を自分で入れなければならないことも多い。その場合、柔軟剤も自分で投入することになる。とくに、初めて行くコインランドリーはどんな洗濯機を導入しているか分からないことがある。行ってみて洗剤や柔軟剤が必要だったという場合、すぐ近所なら取りに帰れるが、そうでないときはかなり面倒なことになる。初めて行く店舗のときも、念のため洗剤や柔軟剤を持参するとよいだろう。

洗剤や柔軟剤の自販機もあるが売り切れや故障のケースも想定される

1回分の洗剤や柔軟剤を購入できる、自動販売機が設置されているコインランドリーも多い。だが売り切れだったり故障していたりすることも考えられる。心配な場合は、やはり洗剤や柔軟剤を持参するのがよいだろう。

2. コインランドリーで使う洗剤や柔軟剤を持参する方法

洗剤や柔軟剤を自分で投入しなければならないコインランドリーだった場合、どのように持ち運べばよいのだろうか?

ペットボトルやチャック付きの袋に小分けする

箱やボトルに入った洗剤をそのまま持って行くのはかさばるし、そこまで大量に必要なケースはほとんどない。コインランドリーに洗剤を持参するときは必要な分だけ小分けして持って行こう。粉洗剤の場合はチャック付きのビニール袋に入れるとよい。液体洗剤は、空いた小瓶やペットボトルを利用するのがおすすめだ。

ジェルボールも便利でおすすめ

小分けにする際、1回分を計量する手間がかかる。とくに液体洗剤の場合、口が狭いペットボトルなどに詰め替えるのはこぼれるリスクもあるため大変だ。そんなときに便利なのがジェルボールである。1つが1回分になっているため計量する手間が省けるだけでなく、投入する際も簡単という点でもおすすめだ。

3. コインランドリーで洗剤や柔軟剤を入れる方法

洗剤や柔軟剤持参でコインランドリーに行ったときの、投入場所やタイミングなどについて解説する。

自動投入のコインランドリーなら考える必要はない

洗剤や柔軟剤を自動投入してくれるコインランドリーであれば、洗濯物を入れてコースを選びコインを入れるだけでよい。あとは洗濯機が自動で判断して洗剤や柔軟剤を投入してくれる。

自分で洗剤を入れる方法

洗濯機のメーカーや機種などによって異なるものの「洗剤投入口」などと分かりやすく書かれているはずなので迷うことはないだろう。コインを入れてスタートボタンを押すと水が出てしまうので、洗濯物を入れたあと、コインを入れる前のタイミングで投入しよう。分からないときは、コインランドリー内に貼られている洗濯機の使い方を読むか、備え付けのインターホンなどで管理人に問い合せよう。

自分で柔軟剤を入れる場合のタイミング

洗剤を自分で入れるタイプの洗濯機を導入しているコインランドリーだった場合、柔軟剤も自分で入れることになる。家庭用の全自動洗濯機の多くは柔軟剤用の投入口があり、洗濯開始時にあらかじめ柔軟剤を入れておくと適したタイミングで自動的に使ってくれる。同じようにコインランドリーの洗濯機にも、事前に柔軟剤を入れるケースが付いている場合がある。そのときは柔軟剤用のケースに1回分を投入すればよい。

だが、中には柔軟剤の投入口がない場合もある。そのときは洗濯の途中で入れなくてはならない。タイミングとしては、いちばん最後のすすぎ直前に、柔軟剤投入ランプが点灯したときと覚えておこう。

なおコインランドリーの店内や洗濯機付近には、洗濯方法の説明書きがあるはずだ。初めて利用する場合は必ず確認しておこう。柔軟剤の入れ方が分からないからと、洗剤を入れる際に柔軟剤も一緒に入れてしまうと、お互いの作用を打ち消し合ってしまうため気をつけよう。

柔軟剤を入れなくても乾燥機にかければフワフワに仕上がる

洗濯物をふんわり仕上げることができる柔軟剤だが、コインランドリーで乾燥まですると、柔軟剤を使用しなくても洗濯物がある程度フワフワの仕上がりになる。家庭用の乾燥機よりもコインランドリーの洗濯機の方が抜群に性能がよく、洗濯物がごわつくこともない。コインランドリーでの柔軟剤の使用に戸惑うならば、いっそ乾燥機能を利用しよう。

4. 洗剤が自動投入されるコインランドリーで好きな洗剤を使いたいときは?

洗剤が自動投入されるタイプの洗濯機を導入しているコインランドリーで、自分が普段から使っている好みの洗剤を使用することはできない。残念だが諦めよう。どうしても使いたいときは、洗濯だけご家庭で済ませ、コインランドリーでは乾燥機のみを利用しよう。

5. 柔軟剤が自動投入されるコインランドリーで好きな香りを付ける方法は?

普段の洗濯の際、香り付けのために柔軟剤を使用している方も多いだろう。洗剤と同様に、自動投入されるタイプの洗濯機だったときは好きな柔軟剤を使うことはできない。だが、そんな場合でも香り付けできる方法があるので紹介しよう。

乾燥機用の柔軟剤シートを使う

柔軟剤シートとは、洗濯物を乾燥させるときに使うシートタイプの柔軟剤だ。不織布に柔軟剤の成分を含ませてあり、洗濯物をフワフワに仕上げながら匂いを付けることができる。使い方はとても簡単で、乾燥機を使う前に洗濯物の上にシートを乗せるだけである。乾燥後にはシートを忘れずに取り出そう。シートを洗濯ネットに入れて使用すれば、洗濯物の中で迷子になったり取り出し忘れたりするのを防いだりできる。

6. コインランドリーに持参したい洗剤や柔軟剤以外のアイテム

洗剤や柔軟剤にばかり気を取られてしまうと、現場で困りかねない。出かける前にしっかり確認しておこう。

洗濯ネット

洗濯ネットは念のため持参するとよい。衣類同士が絡まり素材が傷むのを防ぐことができる。靴下など小物を洗濯ネットに入れておけば、取り忘れも防げるだろう。

小銭は多めに

両替機が設置されているコインランドリーも多いが、中止や1000円札にしか対応していないことも考えられる。飲み物の自販機やコンビニなどが目の前にあればよいが、そうでないことも想定して小銭を多めに持って行くことをおすすめする。

待っている間の時間つぶしになるアイテムも忘れずに

コインランドリーで洗濯や乾燥が終わるまでにはそれなりに時間がかかる。ただボーッと過ごすのが苦痛でなければよいが、そうでない方は雑誌やゲーム、タブレットなど何かしら暇つぶしになるアイテムを持参しよう。最近ではカフェを併設していたり、フリーWi-Fiが利用できたりするコインランドリーも増えた。ホームページがあるなら行く前にチェックしておこう。

7. コインランドリーに関する基礎知識まとめ

ここまで、洗剤や柔軟剤を持参すべきかどうかや、洗剤および柔軟剤の入れ方などを解説してきた。続いて、コインランドリーを利用するにあたって押さえておきたい基礎知識を見ていこう。

コインランドリーのメリット・デメリット

コインランドリーを利用するメリットとして、ご家庭では洗濯できない大物が洗える点、天候に左右されず洗濯から乾燥まで一気に済ませられる点などが挙げられる。高温の乾燥機にかけることでふんわり仕上がる効果や、ダニ退治効果が得られるのもメリットだろう。

一方、デメリットといえば料金がかかる点や、洗濯物を持ち運びする必要がある点、使いたいときに洗濯機や乾燥機が空いていない場合がある点などが挙げられる。

コインランドリーで洗濯できるもの

  • 衣類
  • 寝具
  • カーテン
  • カーペット
  • こたつ布団
  • ダウンジャケット
  • スニーカー
  • ペット用の衣類 など
衣類は、下着なども含めご家庭で洗濯できるものであればほとんど洗うことができる。寝具も毛布やシーツ、羽毛布団や各種カバーまで洗濯機で洗えるものはほぼOKと考えてよい。コインランドリーによっては、スニーカー専用の洗濯機やペットの衣類専用の洗濯機を備えているところもある。

コインランドリーの利用にかかる時間や料金

店舗によって、あるいは利用する洗濯機や乾燥機の大きさなどによって変わるが、おおよその目安は把握しておいたほうがよいだろう。1人1日1.5kgの洗濯物が出るといわれている。3日分を約5kgとして考えると、洗濯と乾燥で1時間ほどが目安になる。また料金は、洗濯で300〜500円ほど、乾燥で500円ほどが目安だ。両替機を設置してあるところが多いが、念のため小銭を多く用意しておこう。

8. コインランドリーを使う際の注意点も知っておこう

コインランドリーでの失敗はダメージも大きい。また不特定多数の方が利用するため、マナーも大切になる。注意点をまとめたので、参考にしてほしい。

洗濯機や乾燥機を使う前に中を確認する

前の利用者の忘れ物があったり、槽内が汚れていたりすることがある。また見落としがちだが、小物などが絡まっていることも考えられる。使用前は必ず洗濯機と乾燥機の中を確認しよう。

洗濯や乾燥が終わったら速やかに取り出す

洗濯や乾燥が終わっても放置したままという利用者も意外と多い。勝手に触るのはトラブルの元になりそうで気が引けるし、そうかといって次に利用したい人が使えないなどとにかく迷惑になる。せめて自分だけは、洗濯や乾燥が終わったら速やかに取り出すよう心がけよう。

乾燥機にかける際は熱に弱い素材に注意

コインランドリーの乾燥機は高温になる。熱に弱い素材を乾燥機にかけてしまうと、縮んでしまうといったトラブルになりかねない。洗濯が終わった時点で取り出してご家庭で干すなどして乾かそう。

洗濯表示は必ず確認しておく

洗濯物は必ず「水洗いOK」「乾燥機(タンブル乾燥)OK」といった洗濯表示を確認しよう。なお洗濯表示には新旧があり、解釈の仕方が分からない方もいるかもしれない。消費者庁のホームページに詳しく書かれているので、この機会にチェックしておこう(※1)(※2)。洗濯表示をチェックしても洗えるかどうか判断できないときや、シルク・ウールといったデリケートな素材のときは、コインランドリーではなくクリーニング店に相談しよう。

9. コインランドリーを快適に使うために

コインランドリーの待ち時間を快適に過ごすためのコツを紹介しよう。

あると便利なアイテム

  • 本やゲーム
  • タブレットやノートPC
  • 充電器 など
洗濯や乾燥にかかる時間はおおよそ1時間ほどだ。雑誌などが置いてあればよいが、そうでないコインランドリーも多い。退屈しのぎにゲームや本、タブレットやノートPCなど、時間を有効に活用できるものを持って行くのがおすすめだ。

10. 洗剤や柔軟剤が必要かどうか、コインランドリーに行く前に確認を

お伝えしてきたように、コインランドリーは設置されている洗濯機の種類によって洗剤や柔軟剤が必要な場合と、そうでない場合がある。ホームページを持っているコインランドリーも増えては来たが、まだまだ他業種の店舗と比べると断然少ない。

利用する前に一度店舗を訪れるなどし、どういった洗濯機を導入しているのか、システムや設備はどうかなどを確認しておくとよいだろう。

結論

最近のコインランドリーは、洗剤を持参しなくても自動投入してくれるところが多い。利用する店舗が洗剤を自動投入するタイプかどうか確認してから行くとよいだろう。天気に左右されず、短時間で乾燥まで仕上げてくれるコインランドリーは次々とその数を増やしている。ぜひ上手に利用したいものだ。

(参考文献)

インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 公開日:

    2019年7月22日

  • 更新日:

    2021年8月20日

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