1. キッチン掃除に使えるセスキ炭酸ソーダとは?重曹との違いについて

セスキ炭酸ソーダは、アルカリ性の性質を持つ、サラサラとした粉末状の物質だ。キッチン掃除では酸性の油汚れに使用すると中和されるので、頑固な汚れも落としやすくなる。
家庭用洗剤などにも使われており、界面活性剤を使用した洗剤より環境にやさしい。人体への影響も少ないため、赤ちゃんやペットがいる家庭にもおすすめだ。100均やホームセンター、ドラッグストアなどで手軽に購入できるので、常備しておくとさまざまなキッチン掃除に使える。
ナチュラルクリーニング派に人気の高い重曹と似ているが、性質が若干異なる。どちらもアルカリ性だが、セスキ炭酸ソーダは重曹よりアルカリ度数が高い。軽い油汚れなら重曹でも落ちるが、頑固な油汚れにはセスキ炭酸ソーダのほうが向いている。重曹よりも水に溶けやすく、水と一緒にスプレーボトルに入れてセスキ炭酸ソーダスプレーを作れば、面積の広い場所や粉のままでは使いにくい場所にも最適だ。
ただし、アルカリ度数が強い分、手肌が弱い人がじかに触ると肌荒れする可能性がある。セスキ炭酸ソーダを扱うときは毎回ゴム手袋を着用しよう。
家庭用洗剤などにも使われており、界面活性剤を使用した洗剤より環境にやさしい。人体への影響も少ないため、赤ちゃんやペットがいる家庭にもおすすめだ。100均やホームセンター、ドラッグストアなどで手軽に購入できるので、常備しておくとさまざまなキッチン掃除に使える。
ナチュラルクリーニング派に人気の高い重曹と似ているが、性質が若干異なる。どちらもアルカリ性だが、セスキ炭酸ソーダは重曹よりアルカリ度数が高い。軽い油汚れなら重曹でも落ちるが、頑固な油汚れにはセスキ炭酸ソーダのほうが向いている。重曹よりも水に溶けやすく、水と一緒にスプレーボトルに入れてセスキ炭酸ソーダスプレーを作れば、面積の広い場所や粉のままでは使いにくい場所にも最適だ。
ただし、アルカリ度数が強い分、手肌が弱い人がじかに触ると肌荒れする可能性がある。セスキ炭酸ソーダを扱うときは毎回ゴム手袋を着用しよう。
2. セスキ炭酸ソーダを使ったキッチン掃除方法「換気扇」編

キッチン掃除で油汚れやべたつきが気になるのが換気扇だ。セスキ炭酸ソーダを使えば、驚くほどピカピカになる。
セスキ炭酸ソーダを使った換気扇の掃除法1 外側の軽い汚れを取る
(用意するもの)
- セスキ炭酸ソーダ
- 水
- スプレーボトル
- 雑巾
- スプレーボトルに500mlの水と小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダを入れてしっかり溶かす。
- 換気扇の外側についた汚れにスプレーし、5~10分ほど放置する。
- 雑巾で汚れごと拭き取る。
セスキ炭酸ソーダを使った換気扇の掃除法2 内側の頑固な汚れを取る
(用意するもの)
- セスキ炭酸ソーダ
- ぬるま湯
- スポンジ
(シンクでつけ置き洗いできない場合) - 段ボール
- ビニール袋
- 換気扇のフィルターやファンを取り外す。
- シンクに栓をして40度前後のぬるま湯を溜める。
- ぬるま湯4リットルに対して大さじ7杯のセスキ炭酸ソーダを溶かす。
- シンクにフィルターやファンを浸け、30分ほど放置する。
- 汚れのある個所を軽くスポンジでこすり洗いし、水ですすいで乾かす。
換気扇のパーツが大きくてシンクでつけ置き洗いできない場合は、段ボールに大きいビニール袋をセットし、その中にぬるま湯とセスキ炭酸ソーダを入れよう。
3. セスキ炭酸ソーダを使ったキッチン掃除方法「シンク」編

シンクには水垢と石けんカスの2種類の汚れが付着している。水垢はアルカリ性なので、同じくアルカリ性のセスキ炭酸ソーダや重曹を使っても落ちにくい。水垢には酸性のクエン酸を使用しよう。
一方、シンクの石けんカスの多くは酸性なので、セスキ炭酸ソーダや重曹のほうが落としやすい。ここでは水垢と石けんカスの両方の落とし方を紹介する。
一方、シンクの石けんカスの多くは酸性なので、セスキ炭酸ソーダや重曹のほうが落としやすい。ここでは水垢と石けんカスの両方の落とし方を紹介する。
クエン酸を使ったシンクの掃除法1 水垢の落とし方
(用意するもの)
- クエン酸
- 水
- スプレーボトル
- スポンジ
(汚れが落ちにくい場合) - キッチンペーパー
- ラップ
- スプレーボトルに100mlの水と小さじ2分の1のクエン酸を入れて混ぜる。
- 水垢が気になる箇所にスプレーして1~2時間放置する。
- スポンジでこすって汚れを落とす。
汚れが落ちにくい場合は、スプレーした後にキッチンペーパーをまんべんなく貼り、その上にラップをして2~3時間放置してから、もう一度スポンジでこすってみよう。
セスキ炭酸ソーダを使ったシンクの掃除法2 石けんカスの落とし方
(用意するもの)
- セスキ炭酸ソーダ
- 水
- スプレーボトル
- スポンジ
- スプレーボトルに500mlの水と小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダを入れて混ぜる。
- 汚れが気になる箇所にスプレーし、10分間放置する。
- スポンジで汚れを落とす。
結論
セスキ炭酸ソーダは重曹よりも油汚れを落とす力が強いので、頑固な汚れがこびりつきやすいキッチン掃除におすすめだ。できるだけナチュラルな素材を使ってキッチン掃除したい人は、ぜひ今回紹介した掃除術を試してみてはいかがだろう。