リビングの掃除が苦手な人必見！上手なリビングの掃除方法とは

床がフローリングのリビングは、どうしても汚れがこびりついてしまう上に、とても目立ってしまう。綺麗にするためには拭き掃除をする必要があるが、毎日拭き掃除をするのは正直面倒だ。そこで、汚れを見つけたら、すぐに拭き取るように習慣づけよう。そうすると、リビング全体を拭き掃除する頻度も低くなる。

拭き掃除をする際に注意することは、ワックスが塗ってあるフローリングは、洗剤によってはワックスがはがれてしまう場合があるということだ。それほど汚れていない場合は、洗剤を使わず水拭きする方がよい。しかし、水分が多い雑巾で拭いてしまうと床を傷めてしまうことがあるので、できるだけ雑巾は固く絞り、短時間で手際よく行おう。

水だけでは落ちない汚れの場合は、落ちない部分だけに洗剤を使って拭こう。フローリングはデリケートなので、できるだけフローリング専用の洗剤を選ぶことだ。ワックスが塗ってある場合は、ワックス対応の洗剤を使用しよう。ダイニングの床など油や食べカスがこびりついてしまっている場合は、台所用の中性洗剤を水で薄めて拭くのも効果的だ。しかし、中性洗剤は洗浄力が高く、ワックスをはがしてしまう場合があるので、目立たない場所で一度試してから使おう。

次にリビングの掃除で気になるのは窓ガラスだろう。窓ガラスの占める割合が多いリビングでは、窓ガラスが汚れているとリビング全体まで汚く見えてしまう。綺麗な窓ガラスを維持するためには、どれくらいのペースで掃除していけばいいのだろうか。

窓ガラスは半年ごとに掃除をするのがよい。まずは年末の大掃除の時に行おう。冬は暖房と加湿のシーズンなので、窓ガラスに結露が出来やすく、カビの原因にもなる。そのため年末の大掃除のタイミングで、窓を掃除するのがよいのだ。次は半年後の梅雨明けごろがおすすめだ。梅雨は花粉や黄砂が落ち着き、窓の汚れがひと段落する時期であるため、そのタイミングで掃除するとよいだろう。

窓ガラス掃除には、100均の掃除グッズを利用しよう。たかが100均と思うなかれ。スポンジと窓ガラス掃除用のワイパーがあれば、簡単に掃除することが出来るのだ。まず、窓ガラスにクリーナーをかけて、水分を含ませたスポンジで汚れを拭く。そのあとワイパーで水を切るだけで終了だ。最終的な仕上げは、雑巾やマイクロファイバークロスで拭こう。ほとんどの汚れは100均グッズだけで落ちてしまう。クリーナーの代わりに次で紹介する重曹スプレーを使っても汚れを落とせるので、ぜひ試してほしい。

最後に、重曹を使ってリビング全体をピカピカにしよう。重曹は粉のまま振りかけ掃除することもできるし、ぬるま湯で溶かして重曹スプレーとして使うこともできる。

重曹は、カーペットを始め、フローリング、ソファー、壁、窓ガラス、テレビのリモコンなどの掃除に利用可能だ。使い勝手がよくとても便利だが、ワックスをぬったフローリングは、重曹のアルカリ成分がワックスをはがしてしまう可能性があるので、使用は避けた方がよい。またリモコンは、すき間から水が入ると故障の原因になるので、重曹スプレーは布に吹き付け、湿らせる程度にして拭くようにしよう。

リビングのカーペットの掃除方法は、重曹を粉のまま振りかけて20分ほど放置してから掃除機で吸い取るだけだ。重曹には消臭効果もあるため、汚れと匂いをまとめて吸い取ってくれる。まだ目立つ汚れがある場合は、重曹スプレーを使って雑巾でふき取ることで落とすことができる。ソファーもカーペット同様で、重曹を振りかけて20分ほど放置してから掃除機で吸い取る。壁や窓ガラスは、洗剤やクリーナーの代わりに重曹スプレーを使い、雑巾で拭こう。