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床下収納の蓋の外し方。補強材を使って修理する方法とは

床下収納の蓋の外し方。補強材を使って修理する方法とは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年3月31日

長い間床下収納を使っていないと、蓋の外し方が分からなくなる。さらに築年数の古い住宅だと、床下収納のきしみやたゆみが気になる場合もあるだろう。そこで今回は、床下収納の蓋の外し方と、補強材を使って修理する方法を紹介する。

  

1. 種類別に確認!床下収納の蓋の外し方

床下収納の蓋は種類によって外し方が異なる。まず、床下収納には次の3つの種類があることを押さえよう。

固定型

蓋の真下が1つの収納庫になっている、オーソドックスなタイプだ。

スライド型

蓋の下に2~3つの収納庫が横並びになっているタイプ。収納庫同士が連結されており、スライドさせて使用する。固定型よりも収納スペースが広い。

和室型

畳の下に設けられた床下収納。収納スペースは畳一畳分あり、和室で使用するアイテムを収納するのに便利だ。

固定型とスライド型の蓋には、開き扉のように開閉できる自立式と、蓋を外して置ける置き蓋式がある。和室型の蓋は自立式になっており、蓋に重さがあるため電動で動くものが多い。

床下収納の蓋の外し方(自立式、置き蓋式)

1.床下収納の回転取っ手部分を押す。ハンドルが出てくるので、回転させて持ちやすくする。
2.ハンドルを握って蓋を真上に引っ張り上げる。

自立式の蓋は開いた状態にしておくと、いきなり閉まる恐れがある。半開きにせず、全開してから中のものを出し入れしよう。また自立式の蓋は、メーカーによっては連結部分を取り外せる。蓋を外して大掃除したいときや、蓋の修理をしたいときは蓋ごと外してしまおう。

床下収納の外し方が分からない場合は、回転取っ手の使い方が分からないケースが多い。回転取っ手は押すことによってハンドルが飛び出る仕組みなので、使い方が分かれば簡単に開け閉めできる。

2. 床下収納の蓋が開かない原因と対処法

床下収納の蓋が開かないときは、次の原因が考えられる。

取っ手が壊れている

長い間使っていないと、床下収納の取っ手部分が錆びついたり、壊れたりしていることがある。押してもハンドルが出てこない、金属が割れたり欠けたりしている場合は、取っ手が寿命を迎えたのかもしれない。このような場合は、取っ手だけを交換すれば開閉できる。回転取っ手はホームセンターで入手できるので、同じサイズのものと付け替えよう。

外枠に汚れやほこりが溜まっている

外枠に汚れやほこりが詰まっている場合、床下収納の蓋が開かないときがある。そんな時は、木材をあて木にして上からハンマーで軽く叩いてみよう。直接蓋を叩くと傷をつけてしまう恐れがあるので、必ずあて木を忘れないでほしい。ハンマーでたたくと、外枠に溜まった汚れやほこりが落ちて開閉しやすくなる。どうしても開かない場合は、大工やリフォーム会社に相談することを検討しよう。

3. 補強材を使った床下収納の蓋の修理方法

床下収納の蓋が割れている、または、歩くとぎしぎし音がして強度が心配だという場合は、補強材を使って蓋を修理しよう。蓋の裏側に補強材をつけることで強度が増し、きしみやたわみなどに強くなる。
【用意するもの】
・内蓋補強材
・ネジ
・ドライバー

【手順】
1.床下収納の蓋を外す。蓋が自立式の場合は、接続部分の金具を外しておく。
2.蓋のフロア材の向きを確認する。フロア材の向きと垂直になるように補強材を置く。
3.補強材をネジで固定する。

補強材で蓋を修理する場合は、フロア材の向きと補強材が垂直になるのがポイントだ。補強材は1本だけよりも2本設置したほうが、強度がアップする。蓋の上を歩いたときにきしみやたわみが気になるようなら、ぜひ自分で補強材を使って修理してみよう。たった2本の補強材でも驚くほど蓋が頑丈になる。

結論

床下収納の蓋は、蓋の種類によって開け方が異なる。多くは回転取っ手がついているので、取っ手の開け方が分かれば開閉できる。蓋が開かないと焦るかもしれないが、取っ手の交換や外枠のほこり除去によって意外とスムーズに開け閉めできるようになる。強度が心配な人は、ぜひ補強材を取り付けてみてほしい。
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  • 公開日:

    2019年7月26日

  • 更新日:

    2021年3月31日

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