1. 洗濯機で洗える!Nクールの接触冷感の仕組みとは?
まずは、ニトリのNクールシリーズについての基礎知識やひんやり感じる仕組み洗濯方法について解説する。
Nクールとは
もはや夏の定番にもなりつつあるNクールとは、ニトリが手がける寝具のシリーズ名だ。Nクールシリーズの魅力は、触れるとひんやり感じる「接触冷感」である。
Nクールがひんやりする仕組み
Nクールの繊維には特殊加工が施されており、冷たさを感じる「鉱石」を混合した生地や、レーヨンなどの繊維を組み合わせて冷感を出した生地がある。熱は高いところから低いところへと移動する性質があり、肌の熱は冷たい加工を施した寝具に移動(熱伝導)する。その結果、寝具に触れた時にひんやり感じるのだ。
Nクールシリーズの一部商品には、湿気を吸収して放出する機能がついており、サラサラした肌触りを感じることができる。汗のにおいを抑える消臭機能付きの商品や、暑くない時期でも使えるように裏面に柔らかい素材を用いた商品もある。選ぶ際は、それぞれの機能にも着目してみよう。
Nクールシリーズの一部商品には、湿気を吸収して放出する機能がついており、サラサラした肌触りを感じることができる。汗のにおいを抑える消臭機能付きの商品や、暑くない時期でも使えるように裏面に柔らかい素材を用いた商品もある。選ぶ際は、それぞれの機能にも着目してみよう。
洗濯方法は?
肌に触れる寝具類は汚れやすいので、手軽に洗濯できるものがおすすめだ。その点、Nクールシリーズの寝具は、カバー・シーツ類はもちろんのこと、タオルケットや敷きパッド、肌布団も洗濯機で洗える。ただし、洗濯ネットに入れてから洗濯機で洗う必要があり、乾燥機は使えないので注意しよう。汗をかきやすい夏の寝具が、洗濯機で洗えるのも敷きパッド選びのポイントである。
2. ニトリ「Nクール」のラインナップと特徴
ニトリのNクールシリーズは大きく3タイプに分かれる。商品が多く選ぶ際に迷ってしまう方もいるかもしれないので、ラインナップや特徴をまとめておいた。ぜひ参考にしてほしい。
Nクール
スタンダードな冷たさなのが、その名もNクールシリーズだ。敷きパッド、肌布団、タオルケット、ピローパッド、シーツなどがある。抗菌防臭、リバーシブルで春夏秋と使える。パイル生地のほか、軽くて柔らかいノンキルトシリーズや、光沢感や高級感のある綿サテンシリーズもラインナップされている。
Nクールスーパー
Nクールよりもさらにひんやりする「強」冷感がこちらのシリーズ。同じく敷きパッド、肌布団、タオルケット、ピローパッド、シーツなどがある。表面のみならず、中綿にも消臭加工が施されており、吸放湿性があるのが特徴だ。
Nクールダブルスーパー
強冷感に加えてひんやりが長時間持続するのがこちらのシリーズ。敷きパッド、肌布団、タオルケット、ピローパッドがある。吸水速乾性のある綿を採用しており、汗をかいてもベタつきにくいのが特徴だ。敷きパッドやピドーパッドには、同シリーズでもっとも冷たいNクールダブルスーパー極冷シリーズも用意されている。
3. ニトリ「Nクール」の敷きパッドの特徴と使い方
ニトリNクールの敷きパッドの特徴や使い方を見ていこう。
敷きパッドの特徴
敷きパッドはすべてのNクールシリーズで用意されている。接触冷感加工だけでなく、表地に抗菌・防臭機能が施されているものや、中綿に消臭加工されているものがある。すべての敷きパッドの四隅には、ずれ防止のゴムバンドが標準装備されており、布団とベッドの両方に使える。
Nクールの表地は接触冷感加工、裏地はタオルのようなパイル生地になっている。汗をかきやすい夏は表地、春秋はパイル生地面を使えるリバーシブル仕様だ。
Nクールスーパーは吸放湿機能・消臭機能付きの中綿入りで、裏地は通気性の高いメッシュになっており、汗をかいてもサラサラしている。ダブルスーパーは冷感持続シート入り、プレミアム極冷シリーズはひんやりジェルシート入りなど、冷たさが持続するように工夫されている。敷きパッドにはさまざまな色や柄のバリエーションがあるので、家族の好みのものを揃えて楽しもう。
Nクールの表地は接触冷感加工、裏地はタオルのようなパイル生地になっている。汗をかきやすい夏は表地、春秋はパイル生地面を使えるリバーシブル仕様だ。
Nクールスーパーは吸放湿機能・消臭機能付きの中綿入りで、裏地は通気性の高いメッシュになっており、汗をかいてもサラサラしている。ダブルスーパーは冷感持続シート入り、プレミアム極冷シリーズはひんやりジェルシート入りなど、冷たさが持続するように工夫されている。敷きパッドにはさまざまな色や柄のバリエーションがあるので、家族の好みのものを揃えて楽しもう。
敷きパッドの使い方
敷きパッドは寝具の一番上(シーツや布団カバーの上)に敷いて、その上に直接寝ることで、寝汗が吸収され、Nクールの冷たさとサラサラした肌触りの快適さを感じることができる。おねしょなどの汚れが心配な場合は、敷きバッドの下に防水シートを重ねてみよう。また、敷きパッドとNクールの枕を一緒に使うと快適さが倍増する。とくに、頭部に汗をかきやすい子どもにおすすめである。
4. ニトリ「 Nクール」のタオルケットや敷きパッドの洗い方と干し方
続いて、ニトリNクールのタオルケットや敷きパッドの洗い方を紹介する。
タオルケットと敷きパッドの洗い方
タオルケットと敷きパッドは身体に直接触れるため、汗や皮脂などの汚れが付きやすい寝具である。洗わずに放置すると黄ばみやにおいの原因になってしまう。そこで、洗濯機を使った洗い方と干し方をご紹介しよう。
1.タオルケットや敷きパッドの洗濯には、粉末洗剤よりも水に溶けやすくて浸透しやすい液体洗剤が適している。洗濯表示に中性と書かれている物はおしゃれ着洗い洗剤を使い、何も書かれていない場合は一般的な洗濯洗剤を使用する。
2.洗濯機で洗う場合、汚れが目立つ部分には、洗剤の原液を直接塗り込んで前処理をする。広範囲の汚れは、柔らかいスポンジに水で薄めた洗剤液を含ませ、軽く叩くようにしてなじませる。
3.タオルケットや敷きパッドの汚れ部分を外側にし、洗濯機に入るサイズに合わせてジグザグ(ジャバラ状)に折りたたむ。こうすることで繊維の毛羽立ちなどを防ぐことができる。さらに、ロール状に丸めてから洗濯ネットに入れる。
4.汚れ部分を下にして、洗濯機に入れる。
5.水量の多い毛布コースまたは大物洗いコースに設定し、投入口に洗剤を入れる。洗剤の量はパッケージに書かれた分量を確認して入れる。
6.溜まった水の中にタオルケットと敷きパッドを入れると浮いてくるので、手で5~6回程度押して水に浸かるようにする。この際に、洗濯機を一時停止しておこう。
7.脱水後は物干し竿にかけて外干しする。室内干しする場合は、扇風機の風を当てると早く乾く。とくに、敷きパッドは早く乾かすことで、ゴムの劣化も防止できる。ただし、タオルケットと敷きパッドは、タンブラー乾燥できないので注意しよう。
1.タオルケットや敷きパッドの洗濯には、粉末洗剤よりも水に溶けやすくて浸透しやすい液体洗剤が適している。洗濯表示に中性と書かれている物はおしゃれ着洗い洗剤を使い、何も書かれていない場合は一般的な洗濯洗剤を使用する。
2.洗濯機で洗う場合、汚れが目立つ部分には、洗剤の原液を直接塗り込んで前処理をする。広範囲の汚れは、柔らかいスポンジに水で薄めた洗剤液を含ませ、軽く叩くようにしてなじませる。
3.タオルケットや敷きパッドの汚れ部分を外側にし、洗濯機に入るサイズに合わせてジグザグ(ジャバラ状)に折りたたむ。こうすることで繊維の毛羽立ちなどを防ぐことができる。さらに、ロール状に丸めてから洗濯ネットに入れる。
4.汚れ部分を下にして、洗濯機に入れる。
5.水量の多い毛布コースまたは大物洗いコースに設定し、投入口に洗剤を入れる。洗剤の量はパッケージに書かれた分量を確認して入れる。
6.溜まった水の中にタオルケットと敷きパッドを入れると浮いてくるので、手で5~6回程度押して水に浸かるようにする。この際に、洗濯機を一時停止しておこう。
7.脱水後は物干し竿にかけて外干しする。室内干しする場合は、扇風機の風を当てると早く乾く。とくに、敷きパッドは早く乾かすことで、ゴムの劣化も防止できる。ただし、タオルケットと敷きパッドは、タンブラー乾燥できないので注意しよう。
5. ニトリ「Nクール」のシーツの特徴と洗い方
Nクールシリーズには、パッドではなくマットレスや掛け布団、敷き布団や枕などを覆うシーツも用意されている。
Nクールシーツの特徴
触ってひんやりはもちろん、サラサラしていてさわり心地もよいのが特徴だ。表生地には抗菌防臭加工が施されており、枕用のシーツや掛け布団、敷き布団用のシーツは中身の出し入れが簡単にできるよう大きく開くファスナーが使われている。マットレス用のシーツの裏面には、ズレ防止用のゴムが入っている。
Nクールシーツの洗い方
Nクールシーツは、いずれも洗濯ネットに入れて洗濯機で洗える。使う洗剤や予洗いの方法などは、上述のやり方を参考にしてほしい。
結論
ニトリが販売している寝具Nクールシリーズは、触れると冷たく感じる接触冷感の作用により、夏の寝苦しさを和らげる効果が期待できる。洗濯機で洗う際には、消臭・防臭効果のある柔軟剤を使うと嫌なにおいを予防できるうえに、肌触りよく仕上がるので試してみよう。Nクールシリーズにはさまざまな種類の寝具があるので、上手に活用して夏の寝苦しい夜を乗り越えたいものである。