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食材の鮮度と温度は関係あり!冷蔵庫に効率よく収納するコツとは

食材の鮮度と温度は関係あり!冷蔵庫に効率よく収納するコツとは

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年4月 9日

毎日使う冷蔵庫。なんとなく、おきまりの収納イメージで保存して、食品の鮮度を逃がしてはいないだろうか。冷蔵庫はスペースによって温度や使い勝手が違ってくる。それぞれのスペースに適した食材を保存するコツを解説しよう。

  

1. 冷蔵庫内の温度は場所によってこんなに違う

日頃、食品を腐らせないために冷蔵庫を使っているが、冷蔵庫の場所によって温度や湿度がかなりちがうのはご存知だろうか。温度が違うと、冷え方や鮮度も大きく影響してくる。そうなると、冷蔵庫内のそれぞれの温度に適した食品を収納することが重要になってくるのだ。

冷蔵庫内のスペースは、だいたい次のようにわけられる。それぞれの温度と特性もまとめてみたので参考にしてほしい。

冷蔵室(約3度~6度)

惣菜やデザートのほか、すぐに食べるもの、凍らせずに保存したいものが適している。

野菜室(約5度~7度)

冷蔵室よりも、やや高めの温度。野菜やフルーツ専用に収納する場合がほとんど。容量が大きいため、ペットボトルやお米を収納する使いかたもある。

ドアポケット(約6度~9度)

立て置きしたいもの(ドリンク類など)が中心。開閉が多いため、実は温度の差が激しくなるスペース。

冷凍室(約-18度~-20度)

冷凍食品や長期保存の食材、アイスクリームなどを保存する。

チルド室や氷温室、パーシャル室(0度に近い)

メーカーや冷蔵庫の種類によって、機能や呼び方が違うこともあるが、ほぼ0度に近い温度で急速冷凍にも便利なスペース。チルド室(約0℃)や氷温室(約-2℃)、パーシャル室(約-3℃)は、冷蔵よりも温度が低く、肉や魚をカチコチに凍らせないで保存できるメリットがある。乳製品や生鮮食品など、デリケートな食品の保存に向いている場所だ。

さて、家の冷蔵庫には、それぞれ適切な食材が入っているだろうか?

2. 冷蔵庫のドアポケット収納に向かない食品

冷蔵庫のドアポケットに入れてある食材といえば、卵、ドリンク、調味料などだろう。しかし、ドアポケット部分はドアの開閉の影響を受けやすいため、冷蔵庫の中で一番温度変化が激しいスペースなのだ。

はじめからドアポケットに卵ケースが内蔵されている冷蔵庫も多いが、卵は温度変化を好まない食品。ドアの開閉の衝撃で卵にひび割れが入ることもある。実はドアポケットでの卵の保存は向いていないのである。温度変化の影響を受けにくい調味料や、立て置きをしたいドリンクの収納がおすすめだ。

ビールも温度変化に弱い食品なため、少しでも美味しく飲みたいなら冷蔵室収納の方が無難といえる。

3. 卵は冷蔵庫のどこにしまう?

「卵=ドアポケット」が適さないとなると、卵はどこに収納するのがベストか。卵の場合は、ケースのまま冷蔵室や野菜室にしまうのがよいだろう。100均には、卵専用のふた付きハードケースも売られている。重ねられる仕様のケースになっており、スペースの効率がよい収納ができておすすめだ。

4. 冷蔵庫でマヨネーズを常に立てておく方法

マヨネーズやケチャップは、立てて保存しておきたいものの代表だ。さかさまに立てて置くと、中身が降りてきて使いやすいのだが、残りが少なくなると冷蔵庫内でふにゃふにゃと倒れてしまいがちだ。倒れたうえに中身も漏れてしまうと、冷蔵庫の掃除も面倒になってくる。

そこで便利なのが、100均にもある「マヨネーズスタンド」だ。マヨネーズやケチャップも、マヨネーズスタンドに差しておくだけ。安定感があり、ドアポケットにも入るサイズだ。ふたのあたりが液漏れしても、スタンドケースを洗えばよいので衛生的というメリットもある。これだけでマヨネーズやケチャップの取りだしが簡単になるため、ぜひ使ってみてほしい。

結論

ドアポケットは、出し入れがしやすい分、温度変化が激しい場所だった。ビールや卵はドアポケットに入れてしまいがちだが、決して適しているわけではないのだ。鮮度や美味しさを考えて、これからは冷蔵庫のスペースの温度に適した食材を保存しよう。
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  • 公開日:

    2019年8月 7日

  • 更新日:

    2021年4月 9日

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