1. キッチンハイターを使ったまな板やふきんのお手入れ方法
キッチンハイターは花王から発売されているつけおきタイプの塩素系漂白剤で、通常は水で薄めて使用するものである。除菌・漂白・消臭に効果的だが、用途によって濃度やつけおき時間が違うため、使用前は必ず使い方を確認しておこう。
お手入れ方法
キッチンハイターの使い方をお手入れの用途別に解説していこう。注意事項もあわせて紹介するのでそちらも必ず目を通しておこう。
除菌・消臭
まな板やふきんの除菌・消臭をするときは、キャップ約1.2杯(約30ml)~2杯(約50ml)のキッチンハイターに対し、5リットルの水を用意しよう。キッチンハイターを薄めたら、後は液にまな板を約2分つけおきして洗い流すだけでよい。すすぎ残しがないように、30秒以上は水をかけて洗い流そう。
なお、木製のまな板を除菌するときだけは5分以上のつけおきが推奨されている。他のキッチン用品と一緒につけおきした際は、短い時間で洗い流してしまわないように気を付けよう。
なお、木製のまな板を除菌するときだけは5分以上のつけおきが推奨されている。他のキッチン用品と一緒につけおきした際は、短い時間で洗い流してしまわないように気を付けよう。
漂白
まな板やふきんの色移りや黒ずみが気になったら漂白をしてみよう。漂白をする際は、キャップ約1.2杯(約30ml)~2杯(約50ml)のキッチンハイターを5リットルの水で薄め、約30分間つけおきをする。後は除菌・消臭をするときと同じように、しっかり水で洗い流そう。
ちなみに、色や柄がついたふきんはキッチンハイターを使うと色落ちする可能性が高いので、漂白はもちろん除菌・消臭する場合も白いふきんだけにしておこう。
ちなみに、色や柄がついたふきんはキッチンハイターを使うと色落ちする可能性が高いので、漂白はもちろん除菌・消臭する場合も白いふきんだけにしておこう。
2. キッチンハイターでのお手入れはどのぐらいの頻度でするべき?
キッチンは温度も湿度も常に高く、菌が繁殖しやすい環境だ。少しでも菌がついてしまうと、翌日には何万百個にまで増加すると言われている。そのため、たとえ見た目がキレイであっても、できることなら毎日除菌・消臭はした方がよいだろう。特に菌が繁殖しやすいふきんは、1日の終わりにキッチンハイターで除菌することを習慣づけてみてはいかがだろうか。
3. キッチンハイターはシンクに使うとサビの原因になる
キッチンハイターを使用する際は、必ずつけおき用のたらいや桶を用意してほしい。シンクに蓋をして貯めた水にキッチンハイターを混ぜるのは絶対にやめよう。なぜなら、キッチンハイターにはステンレスを腐食させる力があるからだ。
キッチンハイターが台所シンクなどのステンレス用品についてしまうと、カビや変色の原因になりかねない。どうしてもシンクを除菌したいときは、つけおきタイプのキッチンハイターではなく、ステンレス製品の除菌に対応した泡タイプのキッチンハイターを使うことをおすすめする。
キッチンハイターが台所シンクなどのステンレス用品についてしまうと、カビや変色の原因になりかねない。どうしてもシンクを除菌したいときは、つけおきタイプのキッチンハイターではなく、ステンレス製品の除菌に対応した泡タイプのキッチンハイターを使うことをおすすめする。
4. キッチンハイターの匂いに注意!使用するときは必ず換気しよう
キッチンハイターは使用中に独特な匂いを感じることがある。これはキッチンハイターの主成分である次亜塩素酸ナトリウムが原因だ。次亜塩素酸ナトリウムは成分が蒸発しやすく、使用中は匂いが発生しやすい。人によっては匂いで体調が悪くなることもあるため、キッチンハイターを使用する際は必ず換気をしよう。
結論
今回はつけおきタイプのキッチンハイターについて解説したが、キッチンハイターには他にも泡タイプや排水溝タイプなど、いくつかの種類がある。用途に合わせて使用すれば、キッチン用品のお手入れや掃除の手間がグッと減るので是非今後役立ててほしい。