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未開封と開封済みでは保存方法が違う!?缶詰の基礎知識

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2019年8月18日

缶詰は長期保存できるうえに、開ければすぐに食べられるので、保存食としてストックしておくと便利だ。しかし、保存状態が悪いと品質が劣化する恐れがあり、開封済みであれば、未開封と同じように保存することはできない。今回は缶詰の保存方法を解説する。

1. 未開封の缶詰の保存方法

未開封の缶詰は、缶のサビを防ぐため、直射日光が当たらない場所で常温保存しよう。直射日光の当たる窓際や暖房器具の近くを避けて、湿気が少なく涼しい場所で保存すると、おいしさが損なわれることがない。

缶詰は製造時に食品を入れて密封した後、加熱殺菌して内側を無菌状態にしている。未開封の缶詰の内部には微生物がいないため、魚や野菜、果物など本来は長期保存できない食品でも、腐ることなく保存できるのだ。

ただし、温度や湿度の高い場所で保存すると、未開封の状態でも、風味や色などの品質が劣化してしまうことがある。温度差の少ない涼しい場所で保存するのが望ましい。

缶詰はもともと1800年代に誕生し、ナポレオンの時代にはフランス軍の食料として重宝された。その後、ブリキ缶が誕生して現在のような形になり、イギリスで世界初の缶詰工場が生まれた。

日本で初めて製造された缶詰は、1871年に長崎で誕生したイワシの油漬けと言われている。1877年、北海道で日本初の缶詰工場が誕生し、同年10月10日にさけ缶詰が製造されたことから、10月10日は「缶詰の日」と呼ばれている。

現在はイワシやサンマ、アサリ、ツナなどの水産品、コーンなどの野菜、シロップ漬けの果物、パスタソースやトマト缶などの加工品など、さまざまな種類の缶詰が手に入る。

2. 開封済みの缶詰の保存方法

缶詰は一度開封してしまうと、外から微生物が入るため、食品の種類によっては腐りやすくなってしまう。開封済みの缶詰は生ものと同じように扱い、できるだけ早めに食べきってしまおう。

果物の缶詰には、内面が塗装されていないブリキ缶が使われており、開封済みの缶詰を缶のまま保存すると、空気に触れることでスズが溶けやすくなる。缶詰を一度開けたら、必ず中身をプラスチックや陶器、ガラス製の容器などに移し替えて冷蔵庫で保存したい。

魚や野菜の缶詰など、内側が塗装された缶詰は、缶詰に入れたまま冷蔵庫保存できるが、できるだけ別の容器に移して冷蔵庫保存したほうが衛生的だ。中身を移し替えた場合でも、開封済みの缶詰は2~3日以内に食べきろう。

最近の缶詰は、食べきりサイズなど小さめの商品もあるので、食べきれないようであれば、最初から小さい缶詰を購入するのもおすすめだ。

缶詰は未開封だと表示されている賞味期限までおいしく食べられるが、開封してしまった後は、賞味期限にかかわらず早めに食べるようにしてほしい。

3. 缶詰の表示内容の読み方

缶詰には食品表示基準(食品表示法)により、品名、原材料名、原材料産地名、添加物、保存方法、内容量、賞味期限、製造者または販売者の名前と住所、原産国(輸入品の場合)などを表示するように規定されている。

賞味期限は西暦で表示されており、「年月」まで表示することが義務づけられている。缶詰の中には「日」まで表示されている商品もあり、西暦は下2ケタの数字が書かれている缶詰も多い。たとえば、賞味期限が「230511」と表示された缶詰の賞味期限は、2023年5月11日となる。未開封の状態で表示された保存方法を守って保管すると、賞味期限まではおいしく食べられる。

その他、缶詰には中身を表すアルファベット記号や、消費者庁に届け出るための製造工場記号などが表示されている。消費者にとっては、品名や原材料名、添加物、賞味期限などが分かればとくに問題ないだろう。保存食としてストックする場合は、定期的に賞味期限切れになっていないかチェックしたい。

結論

未開封の缶詰は、高温多湿や直射日光を避けて常温保存すると、賞味期限までおいしく食べられる。開封済みの食品は腐りやすくなってしまうので、中身を別の容器に移し替えて早めに食べよう。保存方法を守れば賞味期限まで長く保存できるので、ぜひ今回紹介した保存方法を参考にして、置き場所を考えてみよう。
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