1. 風呂収納を整理整頓しよう

シャンプーボトルの底にヌメヌメとした汚れがついてしまった経験がある人も多いだろう。風呂場の床や壁は水分が残りやすいが、そのまま放置するとカビや水垢、ぬめりの原因になる。濡れた床にシャンプーボトルなどを直接置くと、ボトルの底の水切れが悪くなるため、汚れはさらに繁殖してしまう。風呂場を衛生的に保つためにも、整理整頓の方法を身につけていこう。
棚をつける
風呂場の床にはできるだけものを置かないようにすると衛生的である。棚をつけると収納スペースが増えるので、整理整頓にもなる。棚の底は水が抜けるように穴が開いているものを選ぶとよい。
ボトルを統一する
ボディーソープやシャンプーのボトルは大きさや形がさまざまなので、ボトルを揃えるだけでも整理整頓に効果的である。四角いボトルなら収納スペースを有効活用できる。風呂場の色や雰囲気に合わせて好みのデザインを選ぶとよいだろう。
収納アイテムを増やす
壁に棚をつけられない場合は、床に置く収納アイテムを活用するとよい。収納アイテムは水が溜まらない構造のものを選ぶのがおすすめだ。金属製の収納アイテムの場合は、さびにくい素材のものがよい。
ものを減らす
ものが多いと散らかったり、カビが生えたりする。必要なものを厳選して、不要なものは風呂場に置かないように注意しよう。使用頻度の低い掃除道具などは、常に風呂場に置いておく必要はないので別の場所にしまうなどして整理整頓しよう。
2. 風呂収納のコツは「浮かせる」こと

カビや水垢を予防するには、水分を取り除くことが重要だ。床や壁にものが接触していると、接触部分に水が溜まり、カビや水垢ができてしまう。風呂収納のコツは、壁や床に接触しないように「浮かせる」ことである。
マグネットを利用する
ユニットバスの壁には化粧銅板が使用されていることがあり、マグネットがつく場合がある。マグネットつきのフックなどを利用すれば、簡単に浮かせる収納ができる。
マグネットを使用するときは、磁石部分にテープなどを貼りつけておくのがコツだ。長期間マグネットを使用していると、表面のコーティングがはがれることがある。コーティングがはがれると壁がさびる原因になるので、テープなどで保護しておくとよいだろう。
マグネットを使用するときは、磁石部分にテープなどを貼りつけておくのがコツだ。長期間マグネットを使用していると、表面のコーティングがはがれることがある。コーティングがはがれると壁がさびる原因になるので、テープなどで保護しておくとよいだろう。
バスチェアも浮かせる
バスチェアは床に置いて使うものだが、使った後はできるだけ浮かせて収納するのがコツだ。床に置きっぱなしにしていることも多いが、バスタブに引っかけたり、S字フックにかけて吊るしたりすることで浮かせることができる。ロングタイプのS字フックなら、深さがあるバスチェアでも吊るしやすい。
洗面器もバスチェアと同様に浮かせて収納すると衛生的だ。穴の開いた洗面器ならS字フックを通して吊るすことができる。手桶は取っ手部分をタオルかけに差し込むように収納するのがおすすめだ。
洗面器もバスチェアと同様に浮かせて収納すると衛生的だ。穴の開いた洗面器ならS字フックを通して吊るすことができる。手桶は取っ手部分をタオルかけに差し込むように収納するのがおすすめだ。
3. 風呂収納におすすめの100均アイテム

浮かせる収納を実現するためには、壁などに取りつける収納アイテムが必要である。収納アイテムはホームセンターや100均でも購入することができる。ここでは、風呂収納におすすめの100均アイテムを紹介する。
カミソリホルダー
カミソリに水気が残っていると刃がさびる原因になる。100均のカミソリホルダーは、マグネットで壁に取りつけられるので水切れがよく、衛生的である。マグネットなので好きな位置に取りつけられるのもポイントだ。小さな子どもがいる家庭では、子どもの手の届かない場所に取りつけると安全である。
ワイヤーバスケット
水切れがよいので風呂場の収納に適している。取っ手がついているものなら、S字フックと組み合わせて吊り下げ収納も可能だ。子どものおもちゃや掃除道具の収納にもおすすめの100均アイテムである。
吸盤下地シール
マグネットが使えない風呂で便利なのが吸盤だが、吸盤はすぐにはがれてしまうことも多い。吸盤がすぐにはがれてしまう場合は、吸盤下地シールを貼って強度を高めるとよい。
袋ごと入れられる詰め替えボトル
シャンプーの詰め替えは意外に面倒だ。100均の袋ごと入れられる詰め替えボトルは、ボトルのふたが大きく、袋ごと入れられるので詰め替えの手間を軽減することができる。シャンプーやリンス、ボディーソープなどのボトルを揃えることができ、統一感が出るのもポイントだ。
結論
風呂は身体をキレイにするだけでなく、疲れを癒す場所でもある。整理整頓できていない風呂ではリラックス効果も少なくなってしまうだろう。収納アイテムは100均でも購入することができるので、カビや水垢が気になる場合は試してみてはいかがだろうか。浮かせる収納を意識して、風呂場を整理整頓してみよう。