1. キッチンハイターはいろいろなカビ汚れに効果あり
キッチンハイターとは、花王が販売している薄めて使う塩素系のつけおきタイプ台所用漂白剤である。
商品情報
- 商品名:【業務用 塩素系除菌漂白剤】キッチン泡ハイター 1000ml(花王プロフェッショナルシリーズ)
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キッチンハイターの効用
- 雑菌・においの気になるふきん・まな板の除菌・消臭に
- 食器用洗剤で取りきれない、カップ・子ども用マグなどの黒ずみ・シミ・茶シブ等の漂白
キッチンハイターはキッチン用としてつくられているが、裏ワザとして実はさまざまな用途があることをご存知だろうか。キッチンハイターは「次亜塩素酸ナトリウム」の成分濃度がかなり濃い。市販のカビ取り剤よりも高濃度なため、カビ取り効果がみられるのだ。ただし、取扱いには注意が必要なため、詳しい使いかたも順に解説しよう。
2. 食器の茶シブや黒ずみにはキッチンハイター
コーヒーカップやグラスなど、いつのまにか食器に茶 シブがこびりついていないだろうか。目に見えない細かいキズがあると、なおさら汚れがはいりこんでしまっている。食器用洗剤で洗うだけでは取りきれない、食器の黒ずみ・シミ・茶 シブ等の漂白には、キッチンハイターを薄めて漂白しよう。
食器への使いかた
5リットルの水にキャップ2杯のキッチンハイターをまぜる。除菌や消臭目的の場合は、食器を2分間つけておき、しっかり水で流す。漂白したい場合は30分程度、食器をつけておいてから、水で流すとよい。
使用前の要注意点
キッチンハイターの容器には、「まぜるな危険」という表示がある。酸性のものと、塩素系のキッチンハイターをまぜると、有害な塩素ガスが発生するからなのだ。非常に危険なため、使用上の注意をよく読んでから使ってほしい。
また、キッチンハイターが手や衣服についてしまうと、手がヌルヌルしたり、衣服の色が落ちてしまったりするため、ゴム手袋をしてこぼさないよう注意しよう。独特の刺激臭もあり、成分を吸いこむと危険なので、換気しながらの使用をおすすめする。
泡で出てくるタイプの「キッチン泡ハイター」も、販売されており、スプレー式で空気中に飛び散りにくい工夫がされている。液体のキッチンハイターよりも価格は少し上がるが、手軽に使えて便利だ。
また、キッチンハイターが手や衣服についてしまうと、手がヌルヌルしたり、衣服の色が落ちてしまったりするため、ゴム手袋をしてこぼさないよう注意しよう。独特の刺激臭もあり、成分を吸いこむと危険なので、換気しながらの使用をおすすめする。
泡で出てくるタイプの「キッチン泡ハイター」も、販売されており、スプレー式で空気中に飛び散りにくい工夫がされている。液体のキッチンハイターよりも価格は少し上がるが、手軽に使えて便利だ。
おすすめ商品
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3. 壁紙のカビをキッチンハイターで落とすには
頑固な壁紙のカビは、キッチンハイター で落とすことができる。しかし、壁紙の種類によっては使用NGなため、材質の見極めが重要だ。壁紙の材質が、ビニールクロスか紙クロスかにわかれるが、たいていの住宅にはビニールクロスが使われている。ビニールクロスならOKだが、白以外は変色する可能性もあるため、念のため、目立たないすみの部分で試してからにしよう。
壁紙のカビの落としかた
- 窓をあけて換気をし、ゴム手袋とマスクやゴーグルを装着する。
- カビ取りをする壁紙の下に新聞紙を引いて、カビや洗剤が落ちても大丈夫な状態にしておく。
- カビの部分を、キッチンハイターをかけたスポンジでこする。
- カビがとれたら、キレイな雑巾やタオルで水拭きをする。
壁紙のカビが落ちたら、しあげにエタノールスプレーでカビ予防対策を。定期的に殺菌や換気をして、湿気がたまらないようにすることも大切だ。
4. カーテンのカビもキッチンハイターで落としてみよう
窓のカーテンは結露でカビやすいことはご存知だろうか。レースのカーテンに黒いポツポツが見つかったら、それはすでにカビなのだ。残念ながら、カーテンのカビは通常の洗濯では、除去できない。
カビ取り剤や、キッチンハイターなどの塩素系漂白剤を使用して、カビを除去してから洗濯をする必要がある。塩素系漂白剤は基本的に布を傷めてしまうので、素材や色に注意しよう。色や柄のあるものは色落ちしてしまう可能性が高いため、真っ白なカーテンや、生地の傷みが目立たないようなカーテンであれば、試してみる価値はある。
窓をあけしっかり換気ができるようにしてから、泡タイプならカビに直接吹きかける。液体タイプの場合は浴槽や洗濯層にお湯と塩素系漂白剤を入れ、カーテンをつける。細かい部分は歯ブラシでこすって落としたり、もみ洗いをしたりして、カビ部分を落とす。よくすすいだら、通常の洗濯をして、カーテンレールに干して完了だ。
カビ取り剤や、キッチンハイターなどの塩素系漂白剤を使用して、カビを除去してから洗濯をする必要がある。塩素系漂白剤は基本的に布を傷めてしまうので、素材や色に注意しよう。色や柄のあるものは色落ちしてしまう可能性が高いため、真っ白なカーテンや、生地の傷みが目立たないようなカーテンであれば、試してみる価値はある。
窓をあけしっかり換気ができるようにしてから、泡タイプならカビに直接吹きかける。液体タイプの場合は浴槽や洗濯層にお湯と塩素系漂白剤を入れ、カーテンをつける。細かい部分は歯ブラシでこすって落としたり、もみ洗いをしたりして、カビ部分を落とす。よくすすいだら、通常の洗濯をして、カーテンレールに干して完了だ。
結論
キッチン以外でも、キッチンハイターでカーテンや壁のカビがとれるのは嬉しい効果だ。カビ取りにも効果がある塩素系洗剤のキッチンハイターは、強い成分が含まれているため、充分な換気やゴム手袋の使用を忘れないようにしよう。