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階段下収納の賢い使い方。子供のおもちゃから防災グッズまで

階段下収納の賢い使い方。子供のおもちゃから防災グッズまで

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2022年1月22日

階段下のスペースは、間口が狭かったり、天井の形状が斜めだったりと使い勝手のよい形とは言い難い。デッドスペースになりがちな階段下スペースを、収納として利用している家庭も多いだろう。しかし、使い方によっては収納場所に限定せず、フリースペースとして活用することも可能だ。そこで今回は、収納として活用する例と、フリースペースとして活用する例とに分けて紹介しよう。

  

1. 階段下の使い方:おもちゃ収納編

階段下に設けられているスペースをどのように活用しているだろうか。階段下のスペースは、間口が狭く奥行きがあったり、天井が斜めになっていたり、扉が付いていないオープンなスペースであったりと、その形状は家によってさまざまだ。

階段下スペースの主な使い方

扉付きの階段下のスペースがキッチンに近い場合は、食品やめったに使わない台所用品を収納するパントリーとして、リビングに近い場合は、リビングに散らかりがちな書類や、日常的に使うペン、爪切りなどの小物類の収納場所として、玄関に近ければ、コートやマフラーなど、出かける際サッと取り出したい洋服を収納するクローゼットとして活用している家庭もあるだろう。

しかし、それらのものを収納する場合、ある程度の高さが必要な場合が多い。もし、階段下のスペースの高さが低い場合はどのようなものの収納が適しているだろうか。

高さの低い階段下スペースは、ものを収納しようとした際、スタンド式の掃除機や、洋服ハンガー用のラックなど、縦に長さのあるものは収納不可能だ。収納できる量も限られるだろう。そのうえ、大人が立ったまま取り出しやすい位置に収納スペースがないこと自体、使い勝手が悪い収納スペースといえるだろう。

低い階段下スペースは子供のおもちゃ置き場にする

そこでおすすめの収納品は、子供のおもちゃである。大人が片付けるのであれば、収納場所として適しているとは言い難いが、子供のおもちゃは、子供自身に片付けさせる習慣をつけたいものである。

大人の視点から見れば使い勝手のよくない低い収納場所も、小さな子供の視点から見れば、お片付けしやすい場所となるだろう。階段下スペースに合わせて、カラーボックスなどの棚を設置し、それぞれのスペースに、人形、絵本、知育玩具など種類ごとに陳列棚ふうにおもちゃを並べれば、子供にとっておもちゃを選びやすくもなり、片付けの習慣をつけやすくもなるだろう。

さらに、リビングに子供のおもちゃの収納場所を設置する場合に比べ、リビングがすっきりするというメリットもあるのでおすすめだ。

2. 階段下の使い方:子供のフリースペース編

階段下スペースは、収納場所として利用する以外にも活用方法がある。たとえばアイロンをかける際、毎回アイロン台を出しては片付けるという作業を繰り返すより、階段下スペースをアイロンがけ専用スペースとして、常時アイロン台が使えるようにしたり、広めのスペースがある場合は、ミニデスクと椅子を置いて簡単なワーキングスペースにしたりと、フリースペースとして活用する方法である。

子供の秘密基地にする

フリースペースとしての活用例として、子供の秘密基地にするという方法はいかがだろうか。小さな限られた空間に、子供だけのおもちゃと中に入って遊べる空間があるだけで、子供はわくわくするだろう。階段下スペースに遊べる空間があれば、リビングなど家族共有のスペースが散らかりにくくもなる。

ただし、子供の秘密基地として活用するのであれば、こまめに大人の目の届く場所であること、子供が中に入ったまま扉を開けられない状態にならないよう、扉のないスペースにすること、電気をつけるなどして明るくすることなど、子供が安全に遊べるよう配慮した空間を作る必要がある。

それらの安全対策ができた後は、リメイクシートを使って内装を楽しいものにしたり、子供用のテーブルと椅子を用意したりして、子供にとって楽しいプチプライベートスペースとして活用してもよいだろう。

3. 階段下の使い方:防災グッズ置き場

階段下スペースを、子供に関連することに焦点を当て、収納場所として利用する方法と、フリースペースとして活用する方法を紹介してきたが、ここで番外編として防災グッズ置き場として検討することについて紹介しよう。

必要な防災グッズは家族の年齢で変化する

防災グッズといえば、数日分の乾パンなどの食料、水などが挙げられる。年に1回は、それぞれのものの賞味期限を確認し、必要であれば交換するなどの入れ替えが必要だ。しかし、賞味期限以外に、家族の状況によっても、必要な防災グッズは入れ替えなければならない。

とくに小さな子供のいる家庭では、防災グッズのメンテナンスはこまめにする必要がある。たとえば、乳幼児の場合、オムツやおしりふき、着替えは防災グッズと一緒にしておく必需品だ。成長も早いため、数か月ごとにサイズを確認する必要がある。

階段下のスペースを防災グッズ置き場として利用する

防災グッズは、用意していたからといって必ず使うとは限らないものだが、使う時は突然来るかもしれない。防災グッズ置き場としておすすめの場所は、使い勝手のよい場所以外で、かつ、いざという時サッと取り出せる、1階のスペースである。

もし自宅の階段下スペースがそれらの条件に合っているのであれば、防災グッズを置く場所として、階段下収納を利用することを検討してもよいだろう。

結論

階段下のスペースを、子供のものを中心に、収納だけでなくフリースペースとして活用する例も含めて紹介したが、いかがだっただろうか。その形状故に使いづらいといわれることもある階段下スペースだが、今回紹介した内容を参考に、限られたスペースを有効活用できるよう工夫し、より快適な生活を目指してほしい。
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  • 公開日:

    2019年9月 1日

  • 更新日:

    2022年1月22日

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