1. 掃除機をクローゼットに収納する

ライフスタイルの変化に伴い、最近の戸建てやマンションはクローゼットを備えている家が多くなった。まずはこのクローゼットへの収納について考えてみよう。
掃除機の種類
掃除機を形状で大別すると、本体に車輪がついたキャニスタータイプ、全体的に細長い形状のスティックタイプ、車や卓上など小さな場所に便利なハンディタイプ、自動ごみ収集を可能にしたロボットタイプなどがある。このうち収納に悩むのは、キャニスタータイプとスティックタイプだろう。これらは、立って使用するという性質上、全体の長さが長くなるからだ。
長さのある掃除機にはクローゼットが便利
洋式のクローゼットは、その長さをそのまま収納できる点で便利だ。最近のキャニスタータイプは、本体を立てた時、直管を本体に固定できるようになっているものが多いが、クローゼットならこの高さが問題にならない。
全長が1メートル前後のスティックタイプも同様だ。ただ、もし自立できないタイプなら、クローゼットのハンガーラックにフックを引っ掛け、掃除機のホースをそこへかければ倒れてくる心配もない。
さらに掃除機全体を入れるために段ボール箱などを置いておいて掃除機本体を入れればさらに安定して収納できる。洋式のクローゼットは、掃除機の収納に適した場所の一つだ。
全長が1メートル前後のスティックタイプも同様だ。ただ、もし自立できないタイプなら、クローゼットのハンガーラックにフックを引っ掛け、掃除機のホースをそこへかければ倒れてくる心配もない。
さらに掃除機全体を入れるために段ボール箱などを置いておいて掃除機本体を入れればさらに安定して収納できる。洋式のクローゼットは、掃除機の収納に適した場所の一つだ。
2. 掃除機を押入れに収納する

クローゼットがない、または使えない場合、押入れも掃除機の収納先として考えられる場所だ。しかし、押入れは上下に区切られた構造のため、クローゼットに比べて高さが低い。とくに下段は65~75cmくらいと、ちょっとした工夫が必要だ。
分離したり折りたたんだりすれば、押入れの下段にも収納できる
キャニスタータイプの掃除機は、本体、ホースなどの各部分を分離すれば、押入れの下段に収まるサイズになる。また、スティックタイプも、折りたたんだり分離したりすることで、長さを60cm程度にできるものもある。これなら、やはり押入れの下段に収納できるだろう。
掃除機を押入れに収納する時、ひと工夫すればさらに便利
とはいえ、分離したそれぞれのパーツをただ押入れに入れるだけでは、収まりが悪いし、必要な時に必要なパーツが見つからないかもしれない。そこで、たとえば大き目のバスケットを用意し、掃除機のすべてのパーツを入れて収納する、などの工夫が必要になる。
押入れは奥行きがあり、高さが狭いためもの取り出しがしづらいというデメリットがある。そこでバスケットの底にキャスターをつけるようにすれば、取り出し時にも楽だ。
押入れは奥行きがあり、高さが狭いためもの取り出しがしづらいというデメリットがある。そこでバスケットの底にキャスターをつけるようにすれば、取り出し時にも楽だ。
3. 掃除機を専用ラックに収納する

上述のようなDIYもいいが、時間や道具などの制約もある。その場合は、市販の専用ラックを購入するのも一つの方法だ。
押入れ用掃除機収納ラック
バスケット+キャスターをより機能的にした、ワゴンタイプの押入れ用掃除機収納ラックが市販されているのをご存知だろうか。キャニスタータイプなら、分離し、本体やパーツを専用のスペースに入れればいい。当然キャスター付きだから、出し入れも簡単だ。
押入れの奥行きはおおむね80cm前後だが、掃除機専用バスケットだけでは、奥、または手前がデッドスペースになってしまう可能性もある。しかし、押入れ用掃除機収納ラックであれば、一般の押入れの奥行きに合うよう作られているものが多い。掃除機収納スペースの奥、または手前の棚板や引き出しにスプレー洗剤や雑巾、掃除用シートなどを収納することで、掃除関連の道具や消耗品をまとめて収納できる。
押入れの奥行きはおおむね80cm前後だが、掃除機専用バスケットだけでは、奥、または手前がデッドスペースになってしまう可能性もある。しかし、押入れ用掃除機収納ラックであれば、一般の押入れの奥行きに合うよう作られているものが多い。掃除機収納スペースの奥、または手前の棚板や引き出しにスプレー洗剤や雑巾、掃除用シートなどを収納することで、掃除関連の道具や消耗品をまとめて収納できる。
掃除機専用ラック
押入れではなく、部屋に設置するタイプの掃除機収納ラックもある。キャニスタータイプ、スティックタイプのいずれの場合も、掃除機を分離せずにそのまま収納できるような、縦長のスペースがあらかじめ設けられている。
また、押入れ用掃除機収納ラック同様、ほかの掃除用具も収納できるので、掃除の際はこれを開けるだけで済むかもしれない。色もいろいろとあるので、部屋の雰囲気に合うものを選び、扉を閉めれば、リビングや書斎にもなじむだろう。
また、押入れ用掃除機収納ラック同様、ほかの掃除用具も収納できるので、掃除の際はこれを開けるだけで済むかもしれない。色もいろいろとあるので、部屋の雰囲気に合うものを選び、扉を閉めれば、リビングや書斎にもなじむだろう。
結論
掃除機の収納について、クローゼット、押入れ、専用ラックと見てきたが、いかがだっただろうか。日常使用するものだからこそ収納に悩むこともあるだろう。そのような時には、今回紹介した内容を参考に掃除機の収納を工夫してはいかがだろうか。もちろん、間取りやライフスタイルを考慮したDIYもいいだろう。