1. まな板についた「傷」に注意すべし

まな板を毎日使っていると、どうしても包丁による傷がたくさんついてしまう。まな板の傷には汚れがとてもつきやすく、汚れをそのままにしておくと、あっというまに雑菌が繁殖してしまう恐れがある。とくに魚や肉を切った後に残る雑菌は、食中毒の原因にもなりかねないので注意が必要だ。
しかし、傷をつけないようにまな板を使うことは難しい。また、きれいに洗ったつもりでも、まな板の傷に入り込んだ雑菌をすべて取り除くのは容易ではない。そこで欠かせないのが、正しくまな板を洗い、しっかりと消毒することである。
しかし、傷をつけないようにまな板を使うことは難しい。また、きれいに洗ったつもりでも、まな板の傷に入り込んだ雑菌をすべて取り除くのは容易ではない。そこで欠かせないのが、正しくまな板を洗い、しっかりと消毒することである。
2. 正しくまな板を洗い、しっかりと消毒しよう

まずは、基本的なまな板の掃除の手順を確認してみよう。
1.汚れを水またはぬるま湯でさっと洗い流す
2.食器用中性洗剤を使用し、スポンジで丁寧に洗う
3.流水でしっかりとすすぐ
4.殺菌消毒する
5.よく乾燥させる
まな板は使うたび、このような手順でしっかりと洗うようにしよう。また、汚れをスポンジで洗い流し、しっかりとすすいだあとに行う「殺菌消毒」だが、これにはいくつかの方法があるので順に紹介しよう。
1.汚れを水またはぬるま湯でさっと洗い流す
2.食器用中性洗剤を使用し、スポンジで丁寧に洗う
3.流水でしっかりとすすぐ
4.殺菌消毒する
5.よく乾燥させる
まな板は使うたび、このような手順でしっかりと洗うようにしよう。また、汚れをスポンジで洗い流し、しっかりとすすいだあとに行う「殺菌消毒」だが、これにはいくつかの方法があるので順に紹介しよう。
除菌ができる食器用洗剤を使った消毒の方法
1.まな板をきれいに洗った後、しっかりと水分をふきとる
2.除菌ができる食器用洗剤の原液(大さじ1/2ほど)を、まんべんなく塗り広げる
3.約20分おいてから、しっかりと水で洗い流す
2.除菌ができる食器用洗剤の原液(大さじ1/2ほど)を、まんべんなく塗り広げる
3.約20分おいてから、しっかりと水で洗い流す
つけ置きする消毒方法
1.シンクや洗い桶に水をはり、キッチン用漂白剤を入れる
2.その中にまな板を長時間浸けおきする。
3.その後、しっかりと水で洗い流す
寝る前に浸け置きして、朝、洗い流す方法がおすすめだ。
2.その中にまな板を長時間浸けおきする。
3.その後、しっかりと水で洗い流す
寝る前に浸け置きして、朝、洗い流す方法がおすすめだ。
ラップを湿布する消毒方法
1.まな板にキッチン用漂白剤を塗り広げ、表面をラップで覆う。
2.1時間ほど覆っておいたら、しっかりと水で洗い流す
2.1時間ほど覆っておいたら、しっかりと水で洗い流す
熱湯をかける消毒方法
きれいに洗ったまな板全体に熱湯をかける
この中では「熱湯消毒」が一番手軽にできる消毒方法だが、一つ注意点がある。熱湯消毒を行う場合は、必ずまな板の汚れをしっかりと落としてからするようにしよう。肉や魚のタンパク質の汚れがついたまま熱湯をかけてしまうと、タンパク質が固まって汚れが落ちにくくなってしまうのだ。
まな板を清潔に使い続けるためには、手軽にできる熱湯消毒を毎日行って、週に一度くらいは漂白剤で除菌するという方法をおすすめしたい。
この中では「熱湯消毒」が一番手軽にできる消毒方法だが、一つ注意点がある。熱湯消毒を行う場合は、必ずまな板の汚れをしっかりと落としてからするようにしよう。肉や魚のタンパク質の汚れがついたまま熱湯をかけてしまうと、タンパク質が固まって汚れが落ちにくくなってしまうのだ。
まな板を清潔に使い続けるためには、手軽にできる熱湯消毒を毎日行って、週に一度くらいは漂白剤で除菌するという方法をおすすめしたい。
3. まな板を洗った後、仕上げの乾燥もしっかりと

きれいに洗い、消毒まですませたまな板も、水分がついたまま放置しておくと、またすぐに雑菌がついてしまうので油断できない。仕上げの「乾燥」もしっかりと行いたい。
まな板を洗った後は、清潔な布巾でしっかりと水分をふき取り、風通しのよいところに立てかけてよく乾燥させよう。しっかりと乾燥させることで、カビや雑菌の繁殖を防ぐのだ。
まな板を洗った後は、清潔な布巾でしっかりと水分をふき取り、風通しのよいところに立てかけてよく乾燥させよう。しっかりと乾燥させることで、カビや雑菌の繁殖を防ぐのだ。
結論
直接食材が触れるまな板は、しっかりと洗浄、消毒して清潔に保ちたい。毎日洗っていても、目に見えない雑菌がたくさん潜んでいるかもしれない。食中毒などの危険を防ぐためにも、こまめな消毒を心掛けてほしい。キッチン漂白剤を使ってまな板の消毒をする場合には、容器に記載された量と使い方をしっかりと守り、手荒れを防ぐためにもゴム手袋を使うようにしよう。また、きちんと洗って消毒しても、黒ずみや汚れが落ちない場合や、まな板の傷が多く、気になる場合には、新しいものに買い替えることも考えよう。