1. リビングの片付け、どこから手を付けるべき?

毎日時間のない中、効率的にリビングを片付けるためには、どこから手を付ければよいのだろうか。その答えは、「占める面積が大きいところから始める」だ。広い部分がキレイになると、不思議と全体が片付いているかのように見える。具体的にどこから片付け始めればよいのか、順を追って紹介していこう。
1.床
床はリビングルームの中で最も大きな面積を占める。リビングの片付けはまず、床から始めよう。とくに床はいろいろな物を置きっぱなしにしてしまい、散らかるスペースの代表格だ。リビングの床に散乱している物があれば、まずはそれぞれを所定の場所にしまおう。そして個人の持ち物は個人の部屋に戻す。床を片付けるだけで、部屋全体が驚くほどスッキリと見えてくるだろう。
2.テーブル
床の次に大きな面積を占めるのが、リビングによく置かれているローテーブルではないだろうか。ローテーブルにありがちなのが、リモコンや小物、雑誌、書類などが雑然と積み重なっていることだ。リモコンや小物などは引き出しやトレイなどに片付け、不要な雑誌や書類は処分しよう。それだけで今まで物に隠れて見えなかったテーブル面がかなり現れてくるはずだ。
3.ソファ
意外と盲点なのがソファだ。帰宅後ついつい置いてしまうバッグや上着、子どものおもちゃ、洗濯物などが折り重なり、ソファなのに座れない、というような状況になっていないだろうか。床やテーブル同様に、それぞれを所定の場所に戻すところから始めよう。くつろぐためのソファが、荷物置き場となるのは避けたいことである。
この順番を頭に入れておけば、いったいどこから片付け始めればよいのか?などと悩むことなく、スムーズにできるだろう。
この順番を頭に入れておけば、いったいどこから片付け始めればよいのか?などと悩むことなく、スムーズにできるだろう。
2. リビングがスッキリするおすすめの収納方法

小物や書類は収納グッズで隠してスッキリ
アクセサリーや時計のように毎日使う物から、文房具やCD、DVDなど毎日は使わないがリビングに置きたい小物は、収納グッズを上手に利用しよう。ごちゃごちゃと見える物は隠す収納で全体がスッキリして見えるのだ。
おすすめ収納グッズは引き出し用のトレイや、書類ケースだ。トレイであればこまごました物をカテゴリーごとに仕分けて棚の引き出しやクローゼットにしまえる。ついついたまってしまうプリント類なども書類ケースで仕分けをして、隠して収納する。トレイや書類ケースに入らないほどたまったら不要なものは処分し、収納ケース以上に物を持たないこともポイントだ。
おすすめ収納グッズは引き出し用のトレイや、書類ケースだ。トレイであればこまごました物をカテゴリーごとに仕分けて棚の引き出しやクローゼットにしまえる。ついついたまってしまうプリント類なども書類ケースで仕分けをして、隠して収納する。トレイや書類ケースに入らないほどたまったら不要なものは処分し、収納ケース以上に物を持たないこともポイントだ。
物の一時置き場を作る
すぐに片付けようと頑張らずに、物の一時置き場を作ることを考えてみよう。たとえばカゴや、小物用のトレイ、ファイルボックスなどがそのような類である。こういった一時置き場があるだけで、少なくともリビングの床やテーブル、ソファに置きっぱなしになることが防げる。きちんとした置き場所がある物も、一時的な仮置き場を確保することで、疲れて帰ってきた時や、急な来客があった時も重宝するだろう。
見せる収納は余白を持たせる
本棚や飾り棚などリビングには見せる収納もある。見せる収納の場合は、少し余白を残すことがスッキリ見せるコツである。たとえば本棚にぎっしり本を収納するのではなく、あえて本を置かないスペースも作るのだ。土産物などのオブジェやフォトフレームなどを置く飾り棚も同様である。ごちゃごちゃたくさんの物を詰め込むのではなく、置く物を厳選して余白を残すことがポイントだ。
3. すぐ散らかるリビングをキレイなまま保つコツ

キレイなリビングをキープするためのコツを以下に紹介する。
不要なものを断捨離
リビングをキレイに保つ一番のコツは、不要な物を持たないことだ。雑誌や新聞などを定期的に処分することは大前提である。このほか長期間リビングにあるけれど、本当に必要かどうかわからない物があれば、処分の対象である。たとえばリビングのソファにある複数のクッションはどうだろう。
あるいはいつの間にか増えてしまった本は断捨離できないだろうか。旅行の時に購入した置き物なども、ときどき整理しないと増える一方でリビングが雑然としてしまう。リビングに置く物は、定期的に見直しをすることが大切だ。
あるいはいつの間にか増えてしまった本は断捨離できないだろうか。旅行の時に購入した置き物なども、ときどき整理しないと増える一方でリビングが雑然としてしまう。リビングに置く物は、定期的に見直しをすることが大切だ。
1日5分をルーティン化する
所定の置き場所がある物は、使い終わったらすぐにしまう、というのが最もシンプルな片付けのコツだ。しかし簡単そうに思えてなかなか実行できないから、散らかってしまう。数個でもしまわない物があると、一気にリビングの統制は乱れ、負のスパイラルに陥る。
そうなる前に1日1回、5分ほどリビングの片付けをルーティン化しよう。床から順に、スペースの広いところから片付けることを習慣化すれば、たった5分でもリビングが見違えるほどスッキリして見えるだろう。朝でも寝る前でも、可能な時間帯に家族みんなで一斉に片付ける習慣を身に付けよう。
そうなる前に1日1回、5分ほどリビングの片付けをルーティン化しよう。床から順に、スペースの広いところから片付けることを習慣化すれば、たった5分でもリビングが見違えるほどスッキリして見えるだろう。朝でも寝る前でも、可能な時間帯に家族みんなで一斉に片付ける習慣を身に付けよう。
部屋に統一感を持たせる
リビングを片付けなくても、スッキリ整頓されているかのように見せるコツがある。時間がなくて片付けられなくても、これさえ守っておけばしばらくの間は整然としたリビングで気持ちよく過ごせるだろう。
その方法は、部屋に統一感を持たせることだ。たとえばテーマカラーを決め、そのカラー以外の物は見せる場所に置かない。あるいは北欧や、シンプルモダンなどテーマを決め、部屋に統一感があれば、物が多めでもスッキリとスタイリッシュに見えるのだ。
その方法は、部屋に統一感を持たせることだ。たとえばテーマカラーを決め、そのカラー以外の物は見せる場所に置かない。あるいは北欧や、シンプルモダンなどテーマを決め、部屋に統一感があれば、物が多めでもスッキリとスタイリッシュに見えるのだ。
結論
忙しい日々の中で効率的にリビングを片付けるコツは、面積を大きく占める部分から片付けを始めることだ。大きなスペースだけでも片付ければ、全体がスッキリ整って見える。また、リビング収納のポイントは、ごちゃごちゃした物は隠してしまうことである。逆に見せる収納であれば、詰め込まず少し余白を持たせるといい。なにより散らかる前に、不要な物を持たないことが大前提だが、1日に少しでも片付ける習慣を身に付けることは大事だ。また、物の一時置き場を用意し、片付けが無理せずスムーズにできるようにすることも、キレイを長続きするための秘訣である。