1. 押入れの湿気対策!すのこは向きに注意

すのこの効果とは?
押入れにすのこを置いて湿気対策をしている家庭は多いと思うが、具体的にすのこはどのような効果があるのだろうか。人間は一晩でおよそコップ一杯分の寝汗をかくといわれている。その寝汗が吸収された布団を収納すると、さらに押入れの中の湿度は高くなってしまう。
また押入れは通気性が悪く、湿気が原因で布団などにカビが発生する恐れもある。しかし押入れにすのこを置くことによって、風通しがよくなり湿気・カビ予防対策となるのだ。湿気は上よりも下にたまりやすいため、布団の下にすのこを置くことは理にかなっており、さまざまな効果が期待できる。
また押入れは通気性が悪く、湿気が原因で布団などにカビが発生する恐れもある。しかし押入れにすのこを置くことによって、風通しがよくなり湿気・カビ予防対策となるのだ。湿気は上よりも下にたまりやすいため、布団の下にすのこを置くことは理にかなっており、さまざまな効果が期待できる。
すのこの使い方
湿気対策ということで何気なくすのこを置いている人も多いのではないだろうか。実はすのこには置く向きがあり、これは重要なポイントなのだ。正しい向きとは、すのこの足部分が押入れの奥にのびるように置く。
正面から見た時に板目が平行になる配置方法だ。こうすることによって、手前から奥に空気が流れるようになるのだ。板目を垂直に置くと空気の流れを遮ってしまい、十分な通風効果が得られなくなるので、すのこを置く向きには注意しよう。
さらに押入れ全体の通気性を高めたい場合は、下置きのすのこにプラスして壁面にも立てて置くのだ。こうすることで、下だけでなく横にも空気の通り道ができて、より湿気やカビ防止に効果的となる。
正面から見た時に板目が平行になる配置方法だ。こうすることによって、手前から奥に空気が流れるようになるのだ。板目を垂直に置くと空気の流れを遮ってしまい、十分な通風効果が得られなくなるので、すのこを置く向きには注意しよう。
さらに押入れ全体の通気性を高めたい場合は、下置きのすのこにプラスして壁面にも立てて置くのだ。こうすることで、下だけでなく横にも空気の通り道ができて、より湿気やカビ防止に効果的となる。
2. 押入れ収納にぴったり!すのことキャスターでDIY

押入れの湿気対策で大活躍してくれるすのこ。しかし、すのこの使い道はそれだけでなく、アイデア次第で押入れ収納の強い味方となってくれるのだ。たとえば、押入れの下段が使いにくいな・・・と感じた経験はないだろうか。押入れの中は、たいていが上段と下段の2段に区切られていて、下段の奥はとくに物を取り出しにくい。そこで、すのこを使った簡単なDIYでキャスター付きの収納ワゴンを作ってみよう。
用意するもの
- すのこ(押入れのサイズに合わせて用意) 4枚
- キャスター 4個
- L字金具 4個
- 皿木ネジ
- 電動ドライバー
作り方
- すのこの裏側にキャスター4個を打ち付ける。あまり端に取り付けるとキャスターがすのこの足部分に当たって回転しないので注意が必要。
- キャスターを取り付けたすのこを表側にしたら、サイド(辺の短い側)にすのこを1枚ずつ取り付けネジで固定。さらに安定させるために内側からL字金具を付けて、しっかりとすのこを固定する。
- 両サイドに取り付けたすのこの真ん中の足部分に、すのこを1枚置いて中段の棚を取り付ければ完成だ。
収納する物や用途によって、中段の棚は省いたり足して調整するとより便利に使えるだろう。すのこでDIYしたキャスター付きワゴンは、通気性がよいうえに可動式で物を出し入れしやすい。上記の方法で簡単にDIYできるので、ぜひ作ってみてはいかがだろうか。
3. すのこだけじゃない!100均アイテムで押入れを上手に使う方法

すのこを使った押入れ収納について述べてきたが、すのこのほかにも100均アイテムで役立つものがたくさんある。ここでは100均アイテムを使った押入れ収納アイデアをいくつか紹介しよう。
100均のワイヤーネットとつっぱり棒でオリジナル棚を作る
すのこを使ったキャスター付きワゴンの作り方を紹介したが、ネジもドライバーも使わずに簡単に100均アイテムを活用してオリジナルの棚が作れるのだ。用意する物は、ワイヤーネットと結束バンドだけだ。
押入れに合うサイズのワイヤーネットを結束バンドで固定すれば高さも幅も自由自在の簡易棚の完成だ。また、ワイヤーネットを5枚使って箱を作る要領で結束バンドで固定すればあっという間にカゴができる。通気性がいいので、ぬいぐるみやおもちゃ入れとして使うのもおすすめだ。
ほかにも、つっぱり棒を押入れの上の部分に2本渡らせ、その上にワイヤーネットを置いて結束バンドで固定すれば、簡単な棚を作ることができる。デッドスペースになりがちな押入れの上スペースを有効活用できるのだ。枕やシーツなどを収納しても便利に使える。
押入れに合うサイズのワイヤーネットを結束バンドで固定すれば高さも幅も自由自在の簡易棚の完成だ。また、ワイヤーネットを5枚使って箱を作る要領で結束バンドで固定すればあっという間にカゴができる。通気性がいいので、ぬいぐるみやおもちゃ入れとして使うのもおすすめだ。
ほかにも、つっぱり棒を押入れの上の部分に2本渡らせ、その上にワイヤーネットを置いて結束バンドで固定すれば、簡単な棚を作ることができる。デッドスペースになりがちな押入れの上スペースを有効活用できるのだ。枕やシーツなどを収納しても便利に使える。
100均の布団袋や圧縮袋
冬用の羽毛布団や毛布は大きく、押入れのスペースを取ってしまいがち。かさばる羽毛布団や毛布など大きな布団は100均の圧縮袋を使えば、コンパクトに収納することができる。収納場所が少ない家庭ではとくに重宝するアイテムだ。また、100均の布団袋はオシャレなデザインもあるので、布団袋を統一してスタイリッシュに収納してもいい。
結論
すのこを使った押入れの湿気対策から、スペースを有効活用できる収納アイデアなどを紹介してきた。押入れは、収納力はあるのに奥行きがありすぎてなかなか使いこなせない。しかし、すのこや100均アイテムを使えば機能的な押入れに変わるのだ。今回のアイデアを取り入れて、押入れ収納術を極めてみてはいかがだろうか。