1. チノパンはどう洗う?洗濯表示をチェック
チノパンの素材は綿100%、または綿とポリエステルの混合が一般的である。自宅の洗濯機で洗えることが多いが、中には手洗いを推奨しているものもあるので、必ず洗濯表示を確認しておこう。
タライに×のマークは自宅での洗濯NG
チノパンの洗濯タグに「タライに×のマーク」が描かれている場合は、洗濯機洗いも手洗いもできないという意味なのでクリーニングに出そう。
「タライに手のイラストのマーク」「タライに手洗イの文字のマーク」は手洗いOK
「タライに手のイラストのマーク」「タライに手洗イの文字のマーク」が付いている場合は、洗面桶で手洗いをすることが可能である。
「タライに水の入ったマーク」「洗濯機マーク」は洗濯機洗いOK
タライに水が入ったマークがあれば、チノパンを洗濯機で洗うことができる。ただし色褪せやシワを防ぐために弱水流、弱脱水のモードで洗濯するのがおすすめだ。
タライの中に書かれている数字は30~95まであり、洗濯液の上限温度を表している。タライの下の線は洗濯の弱さを表していて、1本の場合は「弱く」2本の場合は「さらに弱く」という意味である。
平成28年の12月から洗濯表示が変更になったため、現在は新旧の洗濯表示が混在している。旧表示では洗濯機のマークがあれば洗濯機洗いが可能だ。
タライの中に書かれている数字は30~95まであり、洗濯液の上限温度を表している。タライの下の線は洗濯の弱さを表していて、1本の場合は「弱く」2本の場合は「さらに弱く」という意味である。
平成28年の12月から洗濯表示が変更になったため、現在は新旧の洗濯表示が混在している。旧表示では洗濯機のマークがあれば洗濯機洗いが可能だ。
2. チノパンの自宅での洗濯方法
チノパンはベージュやカーキなどのカラーが多く、蛍光剤が入った弱アルカリ性の洗剤で洗うと、色落ちする可能性がある。蛍光剤無配合のオシャレ着用中性洗剤を使って洗濯しよう。
まずは色落ちテストをする
自宅で洗濯する前に、色落ちテストをしておくと安心だ。チノパンの目立たない場所に中性洗剤を垂らし、5分間放置する。その後白い布などを当ててみて色移りするようなら、単独で洗濯機で洗うか、手洗いをしたほうがいいだろう。
チノパンを自宅の洗濯機で洗うときのポイント
チノパンを自宅の洗濯機で洗うときは、ボタンやファスナーをすべて閉め、洗濯ネットに入れた状態で洗おう。たたまずに入れることができる、ズボン用の細長い洗濯ネットを使うと折りジワが付きにくいのでおすすめだ。
設定は弱水流モード(ドライモード・手洗いモードなど)で洗う。シワは脱水の段階で付くことが多いので、脱水時間は短めに30秒くらいに設定しよう。ある程度水分が残った状態で干したほうがシワも伸びやすい。
薄い色のチノパンは裾の汚れが気になることもあるのではないだろうか。その際は中性洗剤の原液を直接汚れに付けて、スポンジやブラシでこすって予洗いしてから洗濯機で洗うといいだろう。
設定は弱水流モード(ドライモード・手洗いモードなど)で洗う。シワは脱水の段階で付くことが多いので、脱水時間は短めに30秒くらいに設定しよう。ある程度水分が残った状態で干したほうがシワも伸びやすい。
薄い色のチノパンは裾の汚れが気になることもあるのではないだろうか。その際は中性洗剤の原液を直接汚れに付けて、スポンジやブラシでこすって予洗いしてから洗濯機で洗うといいだろう。
チノパンの洗濯頻度
チノパンは頻繁に洗うと色落ちして白っぽくなり、風合いが変わってしまう。長持ちさせたければ、3回着用したら1回洗うくらいの洗濯頻度がおすすめだ。
3. チノパンがシワにならない干し方・アイロンのかけ方
最後にチノパンがシワにならないようにする干し方とアイロンのかけ方を解説する。
チノパンの干し方
チノパンはシワを防ぐために脱水時間を少なくし、脱水が終わったらすぐに取り出して干すようにしよう。チノパンをたたんだまま手のひらで軽くたたいてシワを伸ばし、ポケットが乾きやすいように裏返しにして干す。
ウエストの部分をピンチハンガーでとめて、筒状にする干し方は風がよく通るので乾燥時間を短縮することができるだろう。直射日光の当たる場所で干すと色褪せすることがあるので、風通しのいい日陰で乾燥させるのがよい。
ウエストの部分をピンチハンガーでとめて、筒状にする干し方は風がよく通るので乾燥時間を短縮することができるだろう。直射日光の当たる場所で干すと色褪せすることがあるので、風通しのいい日陰で乾燥させるのがよい。
チノパンのアイロンのかけ方
綿100%のチノパンはとくに縮みやすくシワになりやすい。乾いたあともシワが目立つようならアイロンをかけよう。洗濯表示を確認し、「アイロンに×のマーク」が付いていなければアイロンがけOKだ。
チノパンの表側に直接アイロンを当てると、生地がテカってしまうことがある。基本的にはチノパンを裏返しにした状態でアイロンをかけるようにし、表布にかけたいときには当て布をするといいだろう。
腰回りの部分を立体的に仕上げたいときには、中に丸めたバスタオルを当ててアイロンをかけるときれいに仕上げることができる。
チノパンの表側に直接アイロンを当てると、生地がテカってしまうことがある。基本的にはチノパンを裏返しにした状態でアイロンをかけるようにし、表布にかけたいときには当て布をするといいだろう。
腰回りの部分を立体的に仕上げたいときには、中に丸めたバスタオルを当ててアイロンをかけるときれいに仕上げることができる。
結論
今回はチノパンの正しい洗濯の仕方について解説した。チノパンは自宅の洗濯機で洗えるものが多いが、色褪せしたりシワになったりしやすい。「洗濯ネットに入れる」「弱水流モードで洗う」「脱水時間を短くする」などのポイントを守り、お気に入りのチノパンを長持ちさせよう。