1. 洗えるカーテンかどうか洗濯表示をチェック

カーテンの中には自宅では洗えないものも多いので、まずは洗濯表示を確認しよう。
「タライに×のマーク」は洗濯NG
水の入ったタライに×が付いているマークは、自宅での水洗いはできないという意味なのでクリーニングに出そう。
「タライに手のマーク」手洗いOK
水の入ったタライに手を入れているマークは、手洗いができるという意味である。大きめの洗濯桶などを使って手洗いしよう。旧洗濯表示ではタライの上に「手洗イ」という文字が書かれているものは手洗い可能だ。
「タライに水が入ったマーク」は洗濯機OK
タライに水が入っているマークは洗濯機で洗えることを表している。タライの中に書かれている数字は洗濯液の上限水温で、タライの下に線がなければ洗濯機の通常モードで洗えるが、線がある場合には弱水流モード(ドライモードや手洗いモードなど)で洗濯する必要がある。
旧洗濯表示では「洗濯機のマーク」が洗濯機使用OKの表示で、「弱」の文字が書かれていたら弱水流モードで洗うようにしよう。「弱」の文字や下線が2本の場合は、洗剤もオシャレ着洗い用の中性洗剤を使おう。
綿や麻、レーヨンなどの素材のカーテンは、色落ちしたり縮んだりしやすく自宅で洗濯するのは難易度が高い。本来の風合いが損なわれてしまうこともあるので、洗濯OKの洗濯表示があったとしてもクリーニングに出したほうが安心だ。
旧洗濯表示では「洗濯機のマーク」が洗濯機使用OKの表示で、「弱」の文字が書かれていたら弱水流モードで洗うようにしよう。「弱」の文字や下線が2本の場合は、洗剤もオシャレ着洗い用の中性洗剤を使おう。
綿や麻、レーヨンなどの素材のカーテンは、色落ちしたり縮んだりしやすく自宅で洗濯するのは難易度が高い。本来の風合いが損なわれてしまうこともあるので、洗濯OKの洗濯表示があったとしてもクリーニングに出したほうが安心だ。
2. 自宅でカーテンを洗うときの手順

手洗いOKの表示や洗濯機洗いOKの表示があれば自宅で洗濯することができる。カーテンに付いているフックは引っかかって生地を傷める原因になるので、洗濯前にすべて外しておこう。
カーテンを自宅の洗濯機で洗うときの手順
カーテンを自宅の洗濯機で洗うときには大型の洗濯ネットを使用する。ただ詰め込むだけではシワになってしまうので、ドレープに沿って蛇腹状になるように丁寧にたたむのがポイントだ。
洗濯表示に合わせて標準モードや弱水流モードで洗濯機をまわしてOKだが、脱水の段階でシワが付いてしまうことが多いため、脱水だけは手動で30秒に設定しよう。30秒設定ができない洗濯機の場合は途中で停止するなどして、なるべく手早く脱水をすませる。
洗濯表示に合わせて標準モードや弱水流モードで洗濯機をまわしてOKだが、脱水の段階でシワが付いてしまうことが多いため、脱水だけは手動で30秒に設定しよう。30秒設定ができない洗濯機の場合は途中で停止するなどして、なるべく手早く脱水をすませる。
カーテンを手洗いする手順
手洗い表示のカーテンは通常の洗濯洗剤で洗うと生地が傷んだり色落ちしたりすることがあるため、おしゃれ着洗い用の中性洗剤で洗濯しよう。まずは大きめの洗濯桶に水を入れて中性洗剤を溶かす。カーテンが入るような大きな桶がなければ、風呂の浴槽を使う方法もおすすめだ。
洗濯液にカーテンを沈めたら決してもまずに優しく押し洗いをする。泡がなくなるまで2、3回すすぎを繰り返したら、洗濯ネットに入れて洗濯機で30秒間脱水しよう。
洗濯液にカーテンを沈めたら決してもまずに優しく押し洗いをする。泡がなくなるまで2、3回すすぎを繰り返したら、洗濯ネットに入れて洗濯機で30秒間脱水しよう。
カーテンの干し方
カーテンの脱水が終わったらシワを防ぐためにすぐに洗濯槽からとりだして乾燥させる。レースカーテンは濡れたままカーテンレールに戻してOKだ。水分を含んだ重みでシワが伸びる効果がある。厚手のカーテンの場合は水分を含んで重くなり、カーテンレールが変形してしまうこともあるため、物干し竿にかけて干したほうがよい。
3. カーテンの臭いが部屋の臭いの原因に?

カーテンは窓際の外気が入る場所に吊るされているため、砂埃や花粉、排気ガスなどで汚れやすく、窓の結露によってカビも発生しやすい。臭いも染み込みやすいため、カーテンの臭いが部屋の臭いの原因になっていることも多い。定期的に洗濯する必要があるが、どのくらいの頻度で洗濯したらいいのだろうか。
カーテンの洗濯頻度
厚地のカーテンは年に1回、レースカーテンは年に2、3回の頻度で洗濯するのがよいとされている。年末の大掃除のタイミングでカーテンを掃除する人も多いが、季節の変わり目を狙って洗濯するのもおすすめだ。花粉の時期を過ぎた5月くらいから秋口にかけて洗濯をするのがいいだろう。
冬は結露によって窓ガラスや窓枠にカビが発生しやすくなるため、カーテンを取り外して洗濯している間に窓の掃除もしてしまおう。仕上げに除菌効果のあるアルコールや防カビ剤などをスプレーしておけば、カーテンのカビ対策もすることができる。
冬は結露によって窓ガラスや窓枠にカビが発生しやすくなるため、カーテンを取り外して洗濯している間に窓の掃除もしてしまおう。仕上げに除菌効果のあるアルコールや防カビ剤などをスプレーしておけば、カーテンのカビ対策もすることができる。
結論
今回はカーテンの洗濯の仕方について解説した。屋外の空気や室内の臭いなどが付着しやすいカーテンは思った以上に汚れているため、最低でも年に1回は洗濯が必要だ。手洗いや洗濯機洗いの表示がある場合は、自宅で洗濯しクリーニング代を節約しよう。