1. ナイロン?革?カバンのクリーニングは素材をチェック

ナイロンなど、ほとんどの素材が、自宅でクリーニングできる
カバンやバッグは、ブランド品のように特別デリケートな素材が使われてない限り、ほとんどが自宅でクリーニングできる。もともと重い荷物などにも耐えられるように、丈夫な素材を使用しているものが多いからだ。
カバンの素材は、綿やナイロン、革、ファーなど多様で、その形状や大きさもさまざまだ。カバンをクリーニングする際には、それぞれの素材に合ったクリーニング方法を用いることで、型崩れを防ぎながらきれいに洗濯できる。必ず、洗濯表示を確認して、その素材を確かめるようにしよう。
カバンの素材は、綿やナイロン、革、ファーなど多様で、その形状や大きさもさまざまだ。カバンをクリーニングする際には、それぞれの素材に合ったクリーニング方法を用いることで、型崩れを防ぎながらきれいに洗濯できる。必ず、洗濯表示を確認して、その素材を確かめるようにしよう。
水洗いできるかできないかも確認
洗濯表示をチェックする際には、素材だけではなく、必ず水洗いの可否も確認する。トートバッグなどの綿や、リュックサックなどのナイロン、ウール製品などは水洗いが可能で、手洗いだけではなく、洗濯機でも洗うことができる。一方、本革製品などは、避ける方が好ましい。
2. 綿など水洗いできるカバンを、自宅でクリーニングする方法

綿やナイロンは洗濯機でも洗える
水洗いが可能な綿や、ナイロンなど合成繊維のカバンやバッグは、「手洗いで洗える」「洗濯機で洗える」の、どちらの洗濯表示かを確認する。仮に、自宅の洗濯機で洗える表示のものであっても、型崩れしそうな形状のものは、手洗いをする方が安心だ。洗濯機にこすれて、思わぬ劣化やしわなどになりかねない。
ウールやファー付きは柔軟剤も
デリケート素材のウールや、リアルファー・フェイクファーなどが付いたカバン・バッグは、自宅では手洗いの方が好ましい。洗濯機で洗う場合は、裏返してネットなどに入れて洗う。洗剤は、デリケート衣料などに使用する洗剤を選び、仕上げには柔軟剤やリンスなどを使う。風通しの良い場所で日陰干しにして、乾いたらブラッシングをすると、風合いが戻る。
かごやバスケット型カバンは水拭きで対応
籐などでできたかごやバスケット型のカバンは、型崩れしやすいため、自宅での水洗いは避ける。軽い汚れは水拭きできれいになる。汚れがひどい場合は、乾いたタオルに中性洗剤を付けて拭き取り、その後水拭きをする。終わったら、風通しの良い場所で乾燥させよう。
3. 革のカバンにカビが!上手なクリーニング方法

革のカバンは、専用クリーナーで拭き取る
本革のカバンは、デリケート素材であるため、自宅で水洗いをするのは難しい。革製品は、汚れをごしごしとこすって取るのではなく、革専用クリーナーなどで軽く拭くだけでよい。その後、不要な乾いた布で磨くとつやも出る。最後に保湿クリームを塗っておくと、いつまでもその風合いを楽しむことができる。
革のカバンにカビが生える原因
特に革製品にカビが生えやすいのは、タンニンや油脂など、カビが増殖する栄養源を多く含むからだ。また、外で使うことが多いカバンは、カビを含む雑菌が付着しやすい。そのほか、カビが繁殖しやすい湿度の高い押し入れなどに保管していると、発生しやすくなる。
カビのクリーニング方法
まずは、かたく絞ったタオルで、カビをやさしく拭き取る。このとき、乾いたタオルで拭き取るとカビが空気中に飛散するので、必ずぬれたタオルで行う。その後、カバンがしっかり乾くまで天日干しにする。乾いたあとは、革専用クリームなどをまんべんなく塗り込み、乾いたタオルで磨いておこう。
結論
日ごろよく使うお気に入りのカバンやバッグは、その素材に合った洗濯方法を選べば、自宅で簡単にクリーニングできるものが多い。革のカバンにカビが生えてしまっても、やり方さえ間違えなければ、その風合いを長く保つことができる。ぜひ、参考にしてほしい。