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プリンターの捨て方と、捨てる際に知っておきたいこと

プリンターの捨て方と、捨てる際に知っておきたいこと

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2021年8月 5日

一家に1台あると、いざという時役に立つプリンターだが、廃棄しなければならなくなった時の捨て方や、回収される際の手数料などについて気になるのではないだろうか。ここでは、川崎市を例に挙げながらプリンターの捨て方と捨てる際に知っておきたいことについて紹介しよう。

  

1. プリンターの捨て方:川崎市の場合

プリンターは、長期間使用しなかったがためのインクの目詰まりによる故障など、比較的壊れやすい機器だといわれている。プリンターを含めゴミの廃棄に関しては各自治体のルールに従うことが基本であるが、ここでは、例として川崎市での捨て方を紹介しよう。

川崎市でプリンターは粗大ゴミに分類される

川崎市でプリンターを捨てる場合、電気製品は小物金属に分類されるのだが、金属製品で最長辺が30cm以上のものは粗大ゴミとなる。標準的なプリンターのサイズを調べると、最長辺は30cmを超えるものが大半であったため、ほとんどのプリンターは粗大ゴミに該当することとなる。川崎市の場合、市で作成している「ゴミ分別アプリ」を活用すれば分別区分について簡単に知ることができるので、廃棄の際には最新の分別区分をきちんと確認しよう。

川崎市の場合、パソコンに関しては、ディスプレイも含め製造メーカーもしくは回収協力事業者で回収することとしているため、自治体で回収していない。そこで、プリンターに関しても回収してくれるかどうか疑問を持つかもしれないが、プリンターは粗大ゴミとして廃棄可能だ。

2. プリンターの捨て方:手数料がかかる場合かからない場合

ゴミ処理に手数料がかかる場合

川崎市のように、プリンターを粗大ゴミとして扱う自治体は多い。粗大ゴミとして扱われている場合、粗大ゴミ処理券を添付して廃棄する方法が一般的である。ゴミ処理券は有料であり、それが粗大ゴミ処理の手数料となる。

川崎市を例にすると、ゴミ処理券には氏名または受付番号と収集日を記載することになっており、プリンターが盗まれたなどで回収できなかった場合、回収業者が気付くことができる。回収される前に不法投棄されると、思わぬ事故や被害を受けることがあるのできちんと必要事項は書いておこう。

自治体で回収したゴミは、国の認定を受けた「認定業者」へ引き渡される。認定業者は、回収した廃棄物、特に使用済み小型電子機器等の取り扱いにおける個人情報漏えい防止については、環境省の定める「市町村-認定事業者の契約に係るガイドライン」に記載されている取り扱い方法を遵守しているため、自治体による回収は手数料がかかるが安心な廃棄方法といえるだろう。

ゴミ処理に手数料がかからない場合

手数料をかけずに処分したい場合、買い替えのタイミングで下取りに出す方法と、リサイクルショップやオークションなどで買い取ってもらう方法がある。

回収ボックスや窓口回収を利用しよう

平成25年に施行された小型家電リサイクル法では、家電リサイクル法対象製品以外の家庭で使用されるほぼすべての使用済みの家電を対象としているため、プリンターも対象となる。小型家電回収ボックスや、協力小売店などの窓口回収も利用してみよう。

しかし、使用済み小型家電回収ボックスでは回収できる機器が限られてしまうこともあり、プリンターのような比較的大きな家電は回収対象外となっている場合もある。もし小型家電回収ボックスに持ち込む場合は、まず利用したい回収ボックスの回収対象品目か、もしくは回収可能なサイズ内かを確認してから持ち込もう。

無料の回収業者は注意が必要

無料の回収業者への依頼は、不法投棄や高額請求などの問題が報告されているので気をつけよう。廃棄物回収業者が一般のゴミを回収するためには、廃棄物処理法に基づく「一般廃棄物収集運搬業の許可」または市町村からの委託が必要である。紛らわしいが、「産業廃棄物の許可」や「古物商の許可」と混同してしまわないように注意したい。

自治体から委託された認定業者かどうか確認したい場合は、「一般廃棄物収集運搬業許可業者」を自治体のホームページで確認するか、自治体に電話で確認しよう。

3. プリンターの捨て方:粗大ゴミの場合

粗大ゴミの捨て方に関しては、有料のゴミ袋に入れて廃棄する方法、ゴミ処理場へ持ち込む方法などもあるが、下記の方法を採用している自治体は比較的多いので、順番に詳しく解説する。

粗大ゴミ受付センターへ連絡

まずは粗大ゴミ受付センターもしくは家庭ゴミ案内ダイヤルなど、自治体指定の粗大ゴミ受付用電話かインターネットで申し込みをする。

粗大ゴミ処理券を購入

市内のコンビニエンスストアまたは郵便局で粗大ゴミ処理券を購入する。金額については、受付センターへ連絡した際に確認できる。

粗大ゴミ処理シールへ指定事項の記載

粗大ゴミ券の種類にもよるが、粗大ゴミ処理券に「氏名」または「受付番号」や「収集日」の記入が指示されている場合は必要事項を記入してから粗大ゴミの見やすい場所に貼る。

指定日時に出す

全ての準備が整ったら、後は指定日時を守って出せば完了である。ただしこの際、プリンターに純正のインクカートリッジが入っていたら抜き出し、インクカートリッジ専用の回収ボックスに捨て資源のリサイクルに協力しよう。純正でなくとも、インクカートリッジは抜き、自治体の分別方法に従い廃棄したい。また、外付けの記録媒体が差し込まれていないか最終確認することをおすすめする。

結論

プリンターの捨て方に関して紹介したがいかがだっただろうか。プリンターは高性能の複合機であれば重いものもあり廃棄が大変である。しかし、各自治体のルールを守って適切に処理することが、結果的に環境にとっても、排出した自分にとっても安心安全につながることを忘れないようにしよう。
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  • 公開日:

    2019年10月 1日

  • 更新日:

    2021年8月 5日

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