1. ペットボトルにお湯を入れると溶ける危険も

ペットボトルの使い回しは雑菌が繁殖することから避けるべきだが、水筒代わりに水やお茶を入れて飲む人もいるだろう。しかし、ペットボトルに温かいお湯を入れるのは危険である。ここからは、ペットボトルにお湯を入れることで考えられる危険性について解説しよう。
ペットボトルが変形する
お茶やお湯などの温かい飲み物をペットボトルに入れると、ペットボトルが変形して溶ける可能性があるため危険である。ペットボトルの種類によって耐熱温度は異なるが、50度から60度程度のお湯でも容器が縮んでしまい溶ける可能性があるのだ。容器が変形し、溶けると破裂の危険性もあるため、お湯や温かいお茶を入れるのは注意が必要だ。
耐熱温度が50度から60度のペットボトルはキャップの色が白色であることが多いが、実はとくに決まりはない。そのため、さまざまなキャップの色のパターンがあるので、知識として頭に入れておこう。
耐熱温度が50度から60度のペットボトルはキャップの色が白色であることが多いが、実はとくに決まりはない。そのため、さまざまなキャップの色のパターンがあるので、知識として頭に入れておこう。
2. オレンジキャップのペットボトルとは

さまざまな大きさや形のペットボトルが販売されているが、キャップの色にも注目してほしい。一般的に多いのは白・水色・オレンジだが、オレンジキャップのペットボトルは耐熱温度が他の種類に比べて高めに設定されている。これはホット専用のペットボトルであり、温かい飲み物に使用されていることが多い。オレンジキャップのペットボトルは耐熱温度がおよそ85度と高いことから、高温の飲み物を入れても変形の影響が出にくくなっている。
冬場になるとオレンジキャップのペットボトルを目にすることも多くなるため、コンビニのホットコーナーに並んでいる商品をチェックしてみよう。
冬場になるとオレンジキャップのペットボトルを目にすることも多くなるため、コンビニのホットコーナーに並んでいる商品をチェックしてみよう。
3. ペットボトルを湯たんぽに

耐熱温度の高いペットボトルは、飲み物を入れるだけでなく、ほかの使い方をすることも可能だ。そのうちの一つに挙げられるのが湯たんぽである。寒い時期には布団のなかに入れると快眠に導いてくれる湯たんぽだが、ペットボトルで簡単に作ることが可能なのだ。ここからはペットボトルを使った湯たんぽの作り方を紹介しよう。
- 耐熱温度の高いペットボトルにお湯を注ぐ
- タオルなどを使いペットボトルを包む
ペットボトルを使った湯たんぽの作り方はこれだけと、非常に簡単だ。人によって暖かさの好みが分かれるが、直に肌に触れると熱湯でなくとも低温やけどを引き起こす可能性もあるため、必ずタオルで包むように注意しよう。また、熱湯を入れないこと、しっかりと蓋を閉めることを意識しよう。ペットボトルに傷やへこみなどがある場合は破損の恐れがあるので、使用を避けることをおすすめする。
お湯の温度は、耐熱温度の高いペットボトルでも90度以下、普通のペットボトルは50度程度が推奨されている。ペットボトルを湯たんぽにすることは、電気代の節約にも繋がるおすすめの方法だ。
お湯の温度は、耐熱温度の高いペットボトルでも90度以下、普通のペットボトルは50度程度が推奨されている。ペットボトルを湯たんぽにすることは、電気代の節約にも繋がるおすすめの方法だ。
結論
ペットボトルは種類によって耐熱温度が異なることを理解しておこう。お湯を入れると変形し容器が溶けてしまう可能性もあるため、温かいお茶やお湯を入れる場合はオレンジキャップのペットボトルを使うことをおすすめする。また、湯たんぽとしてペットボトルを使用する場合も、お湯の温度に注意しながら試してみてほしい。