1. アイロン台の種類とは?

まずはアイロン台の高さや形、素材など種類について解説する。
アイロン台の高さの種類
アイロン台は大きく分けると卓上型とスタンド型の2種類がある。スタンド型は脚が長く、立った状態でアイロンがけをすることが可能だ。卓上型は短い脚付きのタイプと脚のないタイプがあり、短い脚付きタイプは床で、脚のないタイプはテーブルの上などに乗せて使用する。
アイロンの形の種類
アイロン台の形には先が細くなっている船型のものと、人の上半身をかたどった人体型のものがある。船型はスタンダードなタイプで、ハンカチやシャツ、ズボンなどいろいろなものアイロンがけに万能に使える。一方人体型は、シャツを実際に着ているときのような形状でアイロンがけができるので、細かい部分まで丁寧に伸ばすことができるのが特徴だ。
アイロン台の素材の種類
アイロン台の表面のカバーには布製とアルミ製がある。布製は柄や色などのバリエーションが豊富なので、自分好みのデザインをセレクトできるのが魅力だ。一方アルミ製は熱伝導率が高いので、短時間で効率よくシワを伸ばすことができる。
アイロン台のカバーは使っているうちにアイロン焼けが目立ってきたり、穴が開いたりすることもあるので、カバーを取り外して洗ったり取り替えたりできるタイプを選ぶと、長く使用することができるだろう。
アイロン台のカバーは使っているうちにアイロン焼けが目立ってきたり、穴が開いたりすることもあるので、カバーを取り外して洗ったり取り替えたりできるタイプを選ぶと、長く使用することができるだろう。
2. アイロン台の選び方

アイロン台にはさまざまな種類があることがわかった。では、どのように選んだらいいのだろうか。選び方のポイントを解説する。
アイロンがけをするときは立つ?座る?
まずはアイロンがけを立った姿勢でしたいか、座った姿勢でしたいかによって、アイロン台の脚の長さを決まる。洗濯物の数が多く、長時間立ったままではつらいという人は卓上タイプ、逆に座った姿勢では身体に負担がかかるという人はスタンドタイプがよいだろう。
腰痛持ちの人には、高さが変えられるスタンドタイプのアイロン台がおすすめだ。身長に合わせて調節できて無理のない姿勢でアイロンをかけられる。
腰痛持ちの人には、高さが変えられるスタンドタイプのアイロン台がおすすめだ。身長に合わせて調節できて無理のない姿勢でアイロンをかけられる。
衣類に合わせた選び方
主にシャツのアイロンがけに使いたいという人には、人体型のアイロン台がおすすめである。できるだけ自分の体形に合ったサイズのアイロン台を選ぶのがポイントだ。シャツ以外にハンカチやズボンなど色々なものに使いたければ、スタンダードな船型を選ぶとよいだろう。
収納場所に合わせた選び方
スタンドタイプのアイロン台は脚を折りたたんだ状態でもある程度のサイズがあるので、より収納スペースが必要になる。部屋の収納が少なく、できるだけコンパクトにしまいたいという人は、卓上タイプにするのがおすすめだ。
持ち運びするかどうか
状況でアイロンがけをする場所が変わるようなら、持ち運びが楽になるように軽量タイプのアイロン台を選ぼう。押入れの上段などに持ち上げて収納したいときなども、あまり重量のあるタイプは選ばないほうがいいだろう。
3. アイロン台の使い方

自己流でアイロンがけをしている人も多いと思うが、効率よくシワを伸ばすためにはアイロン台の使い方やアイロンをあてる順番も重要だ。ここではYシャツのアイロンがけを例に解説する。
Yシャツにアイロンをかけるときのアイロン台の使い方
Yシャツの襟や袖などの細かい部分は、アイロン台の上に広げてシワを伸ばす。前身ごろや後見ごろは左右片方ずつをアイロン台の丸みのある部分にかけ、襟は邪魔にならないように立てておけば、スムーズにアイロンがけができるだろう。
Yシャツのアイロンがけの順番
Yシャツのアイロンがけをするときには襟などの細かい部分を先に伸ばし、最後に背中などの広い部分を伸ばすようにするのがポイントだ。襟や袖などの生地が厚くなっている部分は、まず内側をアイロンで伸ばし、さらに表側からも同じようにアイロンをあてるとピシッときれいに仕上がる。
Yシャツのアイロンがけにおすすめのアイロン台
袖などの細かい場所をより立体的に仕上げたい人は、袖の中に差し込んで使える「仕上げ馬」が付いたタイプのアイロン台を使うのもおすすめだ。また、Yシャツのボタン部分はアイロンがかけにくい場所だが、ボタンプレス機能の付いたアイロン台を使えば、ボタンがアイロン台の中に沈み込むようになっているので、キレイに仕上げることができる。
結論
今回は、アイロン台にはどんな種類があるか、選び方や使い方についても解説した。Yシャツのアイロンがけを頻繁に行う人は、人体型のスタンドタイプのアイロン台を選ぶと短時間で効率よくアイロンがけができるだろう。アイロンの使用頻度があまり高くなければ、収納スペースのことも考慮して、卓上型のコンパクトなタイプを選ぶのがおすすめだ。使い方に合わせて適切なものをセレクトしよう。