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珪藻土のカビは簡単に落とせる!ハイターを使う方法や注意点も徹底解説

珪藻土のカビは簡単に落とせる!ハイターを使う方法や注意点も徹底解説

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年8月31日

水回りの多くのアイテムに使われる珪藻土は、使い方次第でカビが生えることがある。本稿では、紙やすりやハイターなど漂白剤を使った珪藻土のカビの落とし方を解説する。カビの原因や注意点、カビを防ぐ方法や珪藻土を再利用するアイデアなどとあわせて、ぜひ参考にしてほしい。

  
ご注意ください
珪藻土マットについて、一部の製品より基準値を超える石綿(アスベスト)が検出されました。記事をお読みいただく前に、お持ちの商品が対象の商品に該当するか、販売元のホームページ等でご確認ください。
当該商品をお持ちの場合、記事中で紹介されている「やすりで削る」行為は健康に悪影響を及ぼす恐れがございます。また、やすりで削った、または破損した珪藻土マットをお持ちの場合、ビニール袋等で密封することが推奨されております。
通常のゴミとして廃棄することはせず、販売元の回収方法に従って速やかに回収を依頼してください。

1. 珪藻土とは?

まずは珪藻土の特徴についておさらいしておこう。

珪藻土とは

「珪藻」と呼ばれる植物性プランクトンの殻が堆積し、石化することでできる土のことを珪藻土という。いわゆる岩石の一種である。

珪藻土の特徴

多数の細孔があるのが、珪藻土の大きな特徴だ。この細孔が水分を吸着したり放出したりしてくれる。すなわち調湿機能が備わっている。壁材やバスマット、乾燥剤やコースターまで幅広く使われる珪藻土は、元は植物性プランクトンだったため感触がさらさらで気持ちよく、とりわけバスマットとして人気の素材だ。

珪藻土のメリット・デメリット

壁材やバスマット、乾燥剤やコースターなどに使われていることからも分かるように、珪藻土のいちばんのメリットは調湿機能に優れている点である。加えて消臭や脱臭といった機能も長所のひとつだ。一方、衝撃などでヒビが入ったり割れたりすることがある点、次章で詳しく解説するがカビが生えることがある点などはデメリットといえるかもしれない。

2. 珪藻土にカビが生える原因

吸水性や速乾性に優れた珪藻土だが、乾きやすいことから「カビが生えにくい」というだけであり「カビが生えない」わけではない。では、どういったことが原因でカビが生えてしまうのだろうか?

内部に溜まった湿気や皮脂汚れなどがカビの原因

珪藻土の優れた吸水性や速乾性は、上述したように多数の細孔が正常に機能していることが前提だ。たとえば湿度が高い環境下では、珪藻土がうまく放湿できず内部に水分が留まりがちになる。加えてバスマットなどであれば皮脂汚れなども付着するため、そうした汚れをエサとしてカビが生えてしまうことがある。なお細孔が汚れで詰まるなどしても吸水性や速乾性が低下する。洗濯は必要ないがメンテナンスフリーというわけでもないので覚えておこう。

3. 珪藻土のカビを紙やすりで落とす方法

ここからは珪藻土にカビが生えてしまったときのメンテナンス方法を解説していく。紙やすり(サンドペーパー)で削る方法、ハイターなどの漂白剤を使う方法などがある。まずは紙やすりを使う方法から紹介する。

紙やすりが珪藻土のカビ落としに効果的な理由

紙やすりで珪藻土の表面を削ると、汚れが取れるとともに新たな細孔が露出する。壁だろうとバスマットだろうと日々汚れはつくため、徐々に細孔がふさがってしまう。紙やすりで表層を削って汚れや詰まりを取り、改めて細孔を露出させれば機能が回復するというわけだ。

紙やすりを使ったカビの落とし方

ホームセンターや100円ショップなどで、300〜400番程度の紙やすりを買ってこよう。あとは普通に表面を削っていけばOKだ。削り終わったあとは必ず乾拭きしておこう。削りカスが表面に残っていると、そのカスが細孔に詰まり機能が回復しないおそれがある。最後のひと手間までしっかりメンテナンスすることが大切だ。

4. ハイターを使った珪藻土のカビの落とし方

続いて漂白剤を使った珪藻土のカビの落とし方を紹介しよう。ここでは、泡タイプと液体タイプ、それぞれのハイターを使う方法をお伝えする。

泡タイプのハイターを使ったカビの落とし方

珪藻土の汚れや黒ずみがそこまでひどくないのであれば、泡タイプのハイターでカビを落とせる。手順としては、カビが気になる部分にスプレーして、所定の時間だけ放置したらよくすすぐ。細孔に入ったハイターを流水で押し流すことを意識しよう。あとは風通しのよい日陰で完全に乾かせばキレイになっているはずだ。
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液体タイプのハイターを使ったカビの落とし方

キッチンなどで使用する液体タイプのハイターでもカビを落とせる。状態がそこまでひどくなければ、キレイな布にハイターを染み込ませトントンと軽く叩けばカビを取り除けるだろう。カビが落ちたのを確認できたら、水をたっぷり染み込ませた布巾で珪藻土を叩くように拭き、吸水孔に入った成分を抜いていこう。

汚れがひどい場合は、ハイターを薄めた水に珪藻土を浸してカビを除去する方法がある。ただし珪藻土は、長時間水に浸すと素材が弱くなるおそれがある。したがって浸け置きは、紙やすりなど上述の方法を試しても取れないほど重度のカビ・汚れの場合に留めておこう。ハイターに浸け置きしたあとは、水拭きでしっかり落としてから完全に乾かそう。
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5. カビキラーを使った珪藻土のカビの落とし方は?

カビキラーやカビハイターも、その名の通りカビ退治用の漂白剤だ。液体・泡いずれも基本的には同じなので覚えておこう。

カビキラーを使ったカビの落とし方

カビにカビキラーをスプレーまたは塗布する。目に見えない部分まで胞子が付着していることを想定し、やや広めに塗るとよいだろう。あとは1分ほど放置して流水で入念にすすぎ、風通しのよい日陰で完全に乾かせばOKだ。

6. 珪藻土のカビに漂白剤を使う際の注意点

ハイターやカビキラーなどは強力な漂白剤であるがゆえ、使用に際していくつか注意点がある。

必ず換気をしながら作業にあたる

ハイターやカビキラーは塩素臭が強い。気分が悪くなるといったことを避けるため、必ず換気をしながらあるいは風通しのよい場所で作業にあたろう。

酸性アイテムとは絶対に混ぜない

酸性のアイテムと塩素漂白剤が混ざると有害なガスが発生する。絶対に混ぜないように気をつけよう。酸性洗剤以外に、酢やクエン酸といった酸性のアイテムもNGだ。

マスクとゴム手袋を着用する

皮膚や粘膜に付着すると強い刺激がある。マスクとゴム手袋は必ず着用しよう。可能であればメガネやゴーグルなども装着するとよい。

7. 珪藻土を乾燥させる際の注意点

続いて、珪藻土を乾かすときの注意点をお伝えしよう。

「内部」までしっかり乾燥させること

珪藻土はその内部までしっかり乾燥させることが何より重要だ。せっかくカビを落としても、内部に水分が残っていると再発の原因となりかねない。基本的には風通しのよい「日陰」だが、商品によっては天日干しOKのものもある。取扱説明書などをよく確認しておこう。

電子レンジで乾燥させる際の注意点

コースターや歯ブラシスタンドなど小さいサイズの珪藻土アイテムは、電子レンジを使って乾かすことも可能だ。この場合500Wで2~3分を目安にしよう。加熱直後は珪藻土がかなり熱くなっているはずだ。火傷をしないようにくれぐれも注意して取り扱ってほしい。なおメーカーによっては電子レンジが使用不可のものもある。乾かす前に必ず確認しておくことも忘れないようにしよう。

8. 珪藻土のカビを予防する方法

カビを落としてキレイになった珪藻土は再発を防ぐことも大切だ。日頃からできるお手入れについて紹介しよう。

使用後は乾燥させる

たとえばバスマットなら、使い終わったあと立てかけるなどして乾燥させよう。床にベタ置きのままよりも早く乾きやすい。

汚れはすぐに落とす

汚れが細孔に詰まると落としにくくなるだけでなく、湿気をうまく放出できずカビの原因となる。汚れそのものもカビのエサとなりうるため、少しでも気になるときは水拭きをしたり流水をあてたりして汚れを落とし、そのあときちんと乾燥させるようにしよう。

アルコール除菌スプレーを吹きかける

ときどきアルコール除菌スプレーを表面にかけておくのも有効だ。サッと吹きかけるだけなので手間もかからない。

紙やすりをかける

定期的に紙やすりをかけ、表面の汚れを落として新しい細孔を露出させるようにするとよい。徐々に削られていくためやがて薄くなってしまうが、カビが生えてしまうよりはずっとマシなはずだ。

9. カビが生えた珪藻土を「再利用」する手もある

珪藻土の再利用についても触れておく。いったんカビが生えてしまった珪藻土はもう使いたくないという方は、次のような活用方法があるのでぜひ覚えておこう。

珪藻土を再利用する方法

  • ベランダや庭など屋外に新聞紙を敷く
  • 珪藻土をのせ、ハンマーなどで叩いて割る
  • カビが生えていない部分のみを残し、それ以外は廃棄する
  • 靴箱やクローゼット、押入れなどに置いて除湿剤・消臭剤とする
珪藻土を廃棄する際は、お住まいの自治体のルールに沿って正しく処分しよう。そのまま靴箱などに置いてもよいが、鋭利な角があるときは危険なので使い古しのストッキングに入れるなどして使うとよい。

10. カビが生えた珪藻土を「処分」する方法は?

さすがにカビが生えている部分を再利用したいと思う方はほぼいないだろう。胞子が飛んで新たなるカビの発生を招きかねないため、やはり処分するのが妥当だ。

カビが生えた珪藻土の処分方法

一般的には「不燃ごみ」や「陶器類」として出すルールになっているが、大きさ次第では「粗大ごみ」に分類されることもある。指定のごみ袋に入れる、新聞紙や厚紙で包むなど捨て方が異なる場合もあるため、まずはお住まいの自治体のルールを確認しよう。

なおアスベスト(石綿)が含まれている珪藻土は、自治体ではなくメーカーや販売店に回収を依頼することになる。お使いの珪藻土にアスベストが含まれているかどうか、まずはメーカーや販売店のホームページを確認しよう。またアスベストの有無に関係なく、珪藻土そのもの回収してくれない自治体もある。やはり自治体のホームページなどを確認することだ。

11. 珪藻土を適切にお手入れしてカビを防ごう

珪藻土にカビが生えてしまっても落とす方法はある。とはいえ一度生えてしまうと、奥まで入り込んだ胞子を完全に取り除くことは難しいだろう。深く根を張る黒カビなどはなおさらだ。やはりこまめにお手入れをして、カビを防ぐことが大切である。

結論

珪藻土はカビが生えにくいとはいえ、汚れが溜まったり湿度が高い場所で使い続けたりすればカビは生える。すでにカビが生えているときは紹介した方法で取り除き、以降、再発を防ぐためきちんとお手入れをしておこう。
  • 公開日:

    2019年10月24日

  • 更新日:

    2021年8月31日

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