1. ひのきだけじゃない?木製まな板の種類とは

まな板には木製やプラスチック製以外にもさまざまな素材がある。ぬくもりを感じられる木の製品が好みという人も多いと思うが、木製の中にもさらにいろいろな種類が存在する。では、まな板に使用される木の種類にはどのようなものがあるのだろうか。まずは代表的な「ひのき」をはじめ、木製まな板で使用される木の種類の違いと特徴を解説しよう。
ひのき
ひのきのまな板は耐水性に優れているため濡れても乾きやすく、カビなどが繁殖しにくい点が最大の特徴だ。さらにひのきの香りがまな板に付いた食材のにおいを抑えるなど、防臭効果や抗菌効果も期待できる。
イチョウ
イチョウのまな板は、油を多量に含んでいることから水を弾きやすい。そのため、汚れやにおいなどがまな板に残りにくく、使い勝手がよい特徴がある。また柔らかさもあるため、包丁に優しい素材でもある。
桐
桐のまな板は軽い仕上がりになっているため、料理をする際に作業しやすいのが特徴だ。さらに、水を弾きやすいことから乾燥スピードも速いため、カビなどが繁殖しにくい点も魅力的である。
2. 木製まな板の3つのメリット

上記のように、木製まな板にもさまざまな種類が存在するが、木製まな板に共通するメリットはどういったものなのか。ここからは木製まな板を使うメリットを3つ紹介しよう。
安定感がある
木製まな板は、プラスチック製のまな板に比べてある程度の重さがあるものも多いため、調理をするときにまな板が動きにくく安定する。そのため、作業しやすいことは大きなメリットに挙げられるだろう。
包丁の刃が傷みにくい
木製まな板はプラスチックのまな板と比べて柔らかいため、包丁の刃が傷みにくい。包丁を長く使い続けるためには非常に重要なポイントと言えよう。
長く愛用できる
まな板は毎日のように使用することが多く、鋭利な包丁に直接触れる道具でもあるため、必然的に傷もつきやすい。プラスチックのまな板は傷がつくと修復は難しいが、木製まな板は紙やすりで削るなど、定期的に手入れをすることで長く愛用できるのが大きなメリットだ。
3. 一人暮らしのまな板はプラスチック製がおすすめ

料理をする、しないに限らず、最低限の食器や包丁とまな板を持っている家庭も多いのではないだろうか。そこで、まな板の買い替えを検討中や、これから料理を始める人向けの、一人暮らしにおすすめのまな板を紹介しよう。
プラスチック製がおすすめ
一人暮らしの場合、仕事が忙しくて調理や片付けが億劫になると料理をする機会も減ってしまうのではないだろうか。そのため、料理した際に片付けがしやすく、かつメンテナンスも簡単なものが使いやすい。その点から、一人暮らしの人には手入れが楽なプラスチック製のまな板をおすすめする。
木製のまな板も人気だが、ひびわれたり使用後の熱湯消毒の手間があったりと、手入れ面でのデメリットがある。プラスチック製のまな板は軽量で洗いやすく、気になる雑菌や汚れも漂白剤などで簡単に落とせるため手入れが楽だ。また、抗菌加工が施されているまな板を選べば、より手入れがスムーズにできるだろう。
木製のまな板も人気だが、ひびわれたり使用後の熱湯消毒の手間があったりと、手入れ面でのデメリットがある。プラスチック製のまな板は軽量で洗いやすく、気になる雑菌や汚れも漂白剤などで簡単に落とせるため手入れが楽だ。また、抗菌加工が施されているまな板を選べば、より手入れがスムーズにできるだろう。
結論
まな板は比較的どの家庭でも備えられていることが多い調理器具の一つだろう。まな板の種類はいくつかあるため、どの素材にするか迷うことも少なくないが、まな板の特徴を把握することで選びやすくなる。木製にするのかプラスチック製にするのか、そのほかの素材にするのか、自分のライフスタイルや好みに合わせたまな板選びの参考にしてほしい。