1. シャツのアイロンがけの基本とピシッとさせるコツ

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タグに描かれたアイロンの絵に「低」「中」「高」や「●」「●●」「●●●」などのマークがあるはずだ。
「低」「●」は低温。アクリルやポリウレタン、アセテートのシャツに多い表示だ。80〜120℃に設定しよう。
「中」「●●」は中温。ポリエステル、ナイロン、カシミヤなどのシャツに多い。140〜160℃に設定しよう。
「高」「●●●」は高温。綿や麻などがこれだ。180〜210℃に設定しよう。
アイロンの絵に×印があったらアイロンがけはNGなので注意すること。アイロンの下に波線があれば「当て布が必要」という意味になる。
「低」「●」は低温。アクリルやポリウレタン、アセテートのシャツに多い表示だ。80〜120℃に設定しよう。
「中」「●●」は中温。ポリエステル、ナイロン、カシミヤなどのシャツに多い。140〜160℃に設定しよう。
「高」「●●●」は高温。綿や麻などがこれだ。180〜210℃に設定しよう。
アイロンの絵に×印があったらアイロンがけはNGなので注意すること。アイロンの下に波線があれば「当て布が必要」という意味になる。
用意するモノ
- シャツ
- アイロン
- アイロン台
- 霧吹き
- アイロンのり
- 当て布(必要に応じて)
アイロン台は1,000円以下〜1万円超までさまざまな種類がある。座ってかけるタイプと立ったままかけられるタイプがあるので、自分が使いやすいと思うものを選べばいい。
アイロン台を使わない場合は机で代用できる。シャツとの間にバスタオルか手ぬぐいを2枚程度挟もう。アイロンのりはなくてもいいが、シャツをピシッと仕上げたい場合はぜひほしい。当て布は薄めの綿がおすすめだ。
アイロン台を使わない場合は机で代用できる。シャツとの間にバスタオルか手ぬぐいを2枚程度挟もう。アイロンのりはなくてもいいが、シャツをピシッと仕上げたい場合はぜひほしい。当て布は薄めの綿がおすすめだ。
洗い方と脱水時間
シャツはネットに入れて洗おう。柔軟剤を入れると洗濯ジワを軽減できる。脱水はごく短めがコツだ。綿100%なら30秒程度、混紡は20秒程度を目安にし、脱水後は素早く取り出そう。
基本的なかけ方とピシッとさせるコツ
アイロンのかけ方はさまざまだが、基本的には「襟→肩(ヨーク)→袖口(カフス)→袖→右前身ごろ→後ろ身ごろ→左前身ごろ」という流れを押さえておこう。ジグザグにかけるとシワになりやすいので注意したい。もしシワができたら、アイロンの先端を軽く押し当ててプレスしよう。
また、各箇所をアイロンがけする際は霧吹きでしっかり湿らせる。シワができやすい場所にはアイロンのりをかける(塗る)が、一箇所に集中しないように気をつけよう。ピシッとさせるには「十分湿らせる」「引っ張りながらかける」「まっすぐかける」を心がけてほしい。
襟は両端から中央へ向かってかける。両面をアイロンがけしよう。片方の手で引っ張りながらかけるのがコツだ。
肩(ヨーク)は襟を立ててアイロン台の先端にかけるようにすると平らになるので、スムーズにアイロンがけできる。左右片側ずつかけていこう。
袖口(カフス)は、襟と同様に広げて内側から両端→中央に向かってかける。アキ(開く部分)は揃えて、タックは上から優しく押さえるようにするのがコツだ。
袖は、袖下(縫い目)を基準に平らに広げ、袖口から脇へ向かってかける。袖下が済んだら袖ぐり(肩とのつなぎ目)、袖山の順にかけていく。白いシャツは変色することもあるため、内側からかけるのがおすすめだ。
身ごろは、まず右前をアイロン台に広げ、縫い目を引っ張るように伸ばしながらかける。ボタンの周りはアイロンの先端を使うといい。
後ろ、左前も同様に縫い目やシワを伸ばしながらゆっくり、大きくかけることを意識しよう。
また、各箇所をアイロンがけする際は霧吹きでしっかり湿らせる。シワができやすい場所にはアイロンのりをかける(塗る)が、一箇所に集中しないように気をつけよう。ピシッとさせるには「十分湿らせる」「引っ張りながらかける」「まっすぐかける」を心がけてほしい。
襟は両端から中央へ向かってかける。両面をアイロンがけしよう。片方の手で引っ張りながらかけるのがコツだ。
肩(ヨーク)は襟を立ててアイロン台の先端にかけるようにすると平らになるので、スムーズにアイロンがけできる。左右片側ずつかけていこう。
袖口(カフス)は、襟と同様に広げて内側から両端→中央に向かってかける。アキ(開く部分)は揃えて、タックは上から優しく押さえるようにするのがコツだ。
袖は、袖下(縫い目)を基準に平らに広げ、袖口から脇へ向かってかける。袖下が済んだら袖ぐり(肩とのつなぎ目)、袖山の順にかけていく。白いシャツは変色することもあるため、内側からかけるのがおすすめだ。
身ごろは、まず右前をアイロン台に広げ、縫い目を引っ張るように伸ばしながらかける。ボタンの周りはアイロンの先端を使うといい。
後ろ、左前も同様に縫い目やシワを伸ばしながらゆっくり、大きくかけることを意識しよう。
2. シャツのアイロンがけを楽にする豆知識

シャツのアイロンがけを楽にするには洗濯の仕方も重要だ。脱水が終わったらシャツをすぐに取り出そう。肩の部分を持って上下に振り、軽く畳んでパンパンと手で叩くとシワが伸びる。アイロンがけをしないTシャツなどにも使える技だ。
干すときのコツもある。
シャツをハンガーにかけて裾と襟をピンと伸ばしたら、右の袖と身ごろ、左の袖と身ごろをそれぞれスラックスハンガーで挟む。フックが下になるはずなのでビニール袋をかけ、その中にスマホ程度の重さのものを入れよう。重石となってシャツが引っ張られ、シワができにくくなる。これでアイロンがけがだいぶ楽になるはずだ。
干すときのコツもある。
シャツをハンガーにかけて裾と襟をピンと伸ばしたら、右の袖と身ごろ、左の袖と身ごろをそれぞれスラックスハンガーで挟む。フックが下になるはずなのでビニール袋をかけ、その中にスマホ程度の重さのものを入れよう。重石となってシャツが引っ張られ、シワができにくくなる。これでアイロンがけがだいぶ楽になるはずだ。
3. シャツはアイロンをかけたあとも重要

アイロンがけが終わったら、シャツが冷めるまでハンガーにかけておこう。シャツにアイロンの熱が残った状態だとシワがつきやすくなるので注意が必要だ。そのままハンガーで保管する場合は、ハンガーとシャツの形状が合っているかを確認しよう。サイズや形状が合わないとシワになってしまうことがある。
畳んでしまう場合はボタンをすべて留めて裏返し、A4サイズの台紙を襟の下に置こう。次に袖ぐりから折り畳み、袖の中心から先を上に折り返す。折り返した部分は台紙と平行にすること。反対側も同様の手順で折り畳もう。あとは台紙に合うように全体を2つ折りにして、最後に台紙を抜けば完了。アイロンをかけたシャツがシワになりにくい畳み方なのでぜひ試してほしい。
畳んでしまう場合はボタンをすべて留めて裏返し、A4サイズの台紙を襟の下に置こう。次に袖ぐりから折り畳み、袖の中心から先を上に折り返す。折り返した部分は台紙と平行にすること。反対側も同様の手順で折り畳もう。あとは台紙に合うように全体を2つ折りにして、最後に台紙を抜けば完了。アイロンをかけたシャツがシワになりにくい畳み方なのでぜひ試してほしい。
4. シャツのアイロンがけで重宝する便利アイテム5選

衣類スチーマー
ティファールの衣類スチーマーは、ハンガーにかけたままシワ伸ばしができる便利なアイテムだ。アイロンをかけたあと、気になるシワができたときにも重宝する。
アイロンのり
アイロンのりを使うなら花王キーピングがおすすめだ。ピシッとした仕上がりが長持ちする。
シワ伸ばし剤
ちょっとしたシワ取りなら、同じ花王のキーピングスムーザーが便利だ。霧吹きで水をかけてもシワを伸ばせるが、キーピングスムーザーならハリが長続きする。
アイロンミトン
アイロンミトンは手に装着するもので、シャツの裏に当てればそのままアイロンがけできる優秀なアイテムだ。
ノンアイロンシャツ
アイロン不要のシャツもある。ユニクロなどで売られているノンアイロンシャツだ。出張のときなどに重宝するだろう。
結論
シャツのアイロンがけの基礎知識とコツを解説してきた。シャツをピシッと決めるアイロンがけのコツは「十分湿らせる」「引っ張りながらかける」「まっすぐかける」ことだ。ピシッと決まったシャツは心まで引き締めてくれる。ぜひ実践してアイロンがけをマスターしてほしい。