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スーツのカビはすぐに取ろう!応急処置や自宅での取り方、予防策まで

スーツのカビはすぐに取ろう!応急処置や自宅での取り方、予防策まで

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2020年8月 3日

スーツにカビ…。ショックだが、まずはこれ以上増殖させないための応急処置が重要だ。まずやるべき対処法を紹介するとともに、自宅でのカビの取り方やクリーニングに出す際のコース・料金・日数の目安などもお伝えする。予防策とあわせて、ぜひ参考にしてほしい。

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1. スーツにカビが発生する原因

スーツにカビが発生してしまうのには原因がある。主に湿度・温度・栄養素だ。詳しく見ていこう。

カビが生育する条件

カビが発生する大きな要因は湿度だ。ホコリや汗、皮脂などが付着したままの状態で、湿度管理されていないクローゼットに保管した場合、カビが生えやすくなる。除湿剤を置いていても、衣類が密着していると通気性が悪く湿度が上がりやすい。

次に温度も重要である。20〜30℃前後はカビが発生しやすい温度とされているが、クローゼット内はほどよくこの温度に保たれていることが多い。スーツに付着した汚れに加え、カビが好む湿度と温度があれば発生しやすくなるのは自然なことだ。

そして栄養素も関わってくる。ウール素材のスーツは多いが、ウールはタンパク質の一種でカビのエサになるため、カビ増殖の原因となる。もちろんホコリや皮脂汚れ、汗ジミ、そして酸素などもカビの発生や増殖を招く栄養素だ。

2. スーツにカビが!発見したらまずすべき応急処置とは

スーツのカビはとにかく緊急事態である。お湯とエタノールを使った応急処置を紹介するので、ぜひ試してほしい。

お湯で応急処置

スーツを天日干しして乾燥させ、そのまま外でブラシをかける。これで、目に見えるカビを落とそう。次に40℃くらいのお湯に浸けてギュッと絞ったタオルを用意し、スーツを軽く叩きながらカビを落としていく。擦ると胞子が生地の中へ入ってしまうため、軽く叩くのがポイントだ。目に見えなくなったら、天日干しやドライヤーを当てるなどしてスーツをしっかり乾燥させよう。

消毒用エタノールで応急処置

先に、消毒用エタノールをスーツの裏など目立たない部分につけて、色落ちしないか確認しておくことをおすすめする。天日干しして乾燥させたら、ブラシでカビを落とそう。ここまでは、お湯を使う方法と同じだ。次に歯ブラシの毛先を消毒用エタノールに浸し、スーツを軽く叩くようにカビを落としていく。あとは、同じように天日干しやドライヤーでしっかり乾燥させればOKだ。

ただし黒カビは即クリーニングに出そう

上記の応急処置は、白カビが生えてしまったときの方法だ。黒カビは、スーツの繊維の奥深くに根を張るため、応急処置をしても落とせない。残念だができるだけ早くクリーニングに出そう。

3. スーツのカビを自宅で取る方法

先に紹介した応急処置以外にもスーツのカビの取り方があるので、知っておくといざというときに役立つはずだ。なお、自宅でできることはあくまで応急処置の範疇を出ない。スーツのカビをセルフケアで死滅させるのは困難だからだ。後述するクリーニングに出す前の処置として認識しておこう。

ハッカ油と消毒用エタノールを使った取り方

スプレーボトルに水90mlを入れ、消毒用エタノール10mlとハッカ油10滴ほどを混ぜる。あとはスーツのカビに吹き付けてブラシで軽く叩けば、ある程度のカビは落とせるはずだ。

市販のカビ取り剤を使った取り方

カビホワイトなど、スーツにも使える市販のカビ取り剤も有用だ。カビに直接スプレーし、15分ほど置いてから水に濡らして絞ったタオルで軽く叩き、最後に乾燥させよう。

漂白剤の使用は注意

白カビよりも頑固な黒カビの場合、ワイドハイターなどの酸素系漂白剤を使った対処法が紹介されている。だが、スーツなどデリケートな素材の衣類へは使用をおすすめできない。お伝えしたように応急処置などもせず、乾燥させてクリーニング店に相談しよう。

4. スーツのカビは何コースでクリーニング?費用と日数の目安も

スーツのカビを根こそぎ退治するには、クリーニングに出すしかない。店舗ごとに料金やコースが異なるため、あくまで目安だが知っておくとよいだろう。

コースは「クリーニング」と「シミ抜き」

スーツのカビ取りはシミ抜き扱いになるケースが多い。そのためメニューはクリーニングとシミ抜きになるのが一般的だ。単純にクリーニングしただけでは落とせないことがあるため、受付のときに必ずカビを取りたい旨を伝えよう。

料金と日数の目安

料金は2,000〜3,000円程度を見ておくとよい。また日数だが、一般的には1〜3日が目安となる。ただし繁忙期などはもう少しかかる可能性もある。近々スーツを着る予定があり長期間待てないときは、念のため受付のときにどれくらいかかるか確認しておくと安心だ。

5. スーツにカビを発生させないための予防策

応急処置とクリーニングが済んだら、二度とカビを発生させないために予防策を打とう。カビ対策の基本は「湿度・温度管理」になってくる。

クリーニングから返ってきたスーツは包装を剥がす

親切にビニールなどで包装してくれるが、それによりスチームの湿気が閉じ込められていることがある。せっかくキレイにカビが取れたのに、湿気が溜まってしまうと再発するおそれがあるため気をつけよう。不織布など通気性のよいケースに移し替えることをおすすめする。

クローゼットの湿度をコントロールする

スーツとスーツの間は適度に隙間をあけ、通気性を良くする。毎日ではなくてもいいが、クローゼットを開けっ放しにして空気を入れ替えるといったことも大切だ。もちろん、除湿剤の使用もおすすめする。

日々のお手入れも重要

このほか、できれば着た後は毎回ブラッシングしてカビのエサとなる汚れを取り除き、汗をかいた日はスチームアイロンをかけて汗やニオイを取るなどしよう。カビが嫌がる衛生的な環境を保つことを心がけてほしい。

結論

スーツはこまめに手入れするだけでカビの発生を防げる。もしカビが発生してしまった場合は、今回紹介した応急処置を施して、できるだけ早くスーツをクリーニングに持ち込もう。クローゼットにしまいっぱなしのスーツがある方は、カビが発生していないかぜひチェックしておくといい。

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