1. 扇風機を掃除する際に用意するもの

扇風機を掃除する際に用意するものは、以下に挙げるとおりだが、とくに高価なものや購入が難しいものはない。しかし、用意するものが揃っていないと掃除をしてもキレイになりにくい。用意するもののチェックリストの中で、欠けているものがあったら掃除の前に揃えておくことが大切だ。
用意するもの
- 新聞紙・・・掃除の際にホコリやゴミが床に落下して汚れるのを防ぐ。
- 掃除機・・・ハンディタイプのものが使いやすいが、フロア用でもよい。
- 雑巾やタオル・・・いらない布や、ハンディモップを使用してもいい。スポンジや歯ブラシがあると、細かい部分も掃除がしやすく便利である。
- 食器用中性洗剤
- 重曹・・・油汚れに効果がある。100均、スーパー、ドラッグストア、ネット通販などで購入できる。
- 洗濯用柔軟剤・・・掃除が終わった後に、柔軟剤を溶かした水にタオルを浸し、固く絞ってから羽根を拭くと静電気防止でホコリ除けになる。
2. 扇風機の分解方法

扇風機をキレイに掃除するには、扇風機を分解するとよい。分解方法は簡単なので、ぜひトライしてみよう。扇風機の分解方法は次に挙げる手順で行う。分解する前は、必ずコンセントからプラグを抜いてから始めよう。
- 前カバーをはずす
扇風機の前カバーは上下左右にクリップがついているものが多い。クリップをはずして手前に引っ張ると前カバーは簡単にはずれる。 - 羽根をはずす
羽根は、固定しているキャップやねじをはずし、右に回すと簡単にはずれる。 - 後ろカバーをはずす
後ろカバーはキャップや固定ねじで固定されているので、キャップや固定ねじを回してはずす。
はずした部品はなくなさいよう、所定の場所にまとめて管理しておこう。
3. 扇風機の保管方法や保管する場所

シーズンオフになった扇風機は、次のいずれかの方法で保管するとよい。
保管方法
・専用カバーをかける
不織布製の扇風機専用カバーをかけて保管する。専用カバーは100均やネット通販などで購入できる。または、市販のごみ袋で代用してもよい。次のシーズンにカバーをはずして直ぐに使用できるので、できるだけ手間を省きたい人におすすめである。
・分解して箱に入れる
扇風機はそのままだとかさばるので、分解して洗った後に段ボール箱などに入れて保管する。収納スペースが狭い、コンパクトに収納したい人におすすめの保管方法だ。段ボール箱は積み重ねることができるのでスペースを上手に使うことも可能だ。
・買った時の箱に入れる
扇風機を購入した時に入っていた箱があれば、その箱に入れるとサイズがピッタリで収納しやすい。
保管場所
扇風機は、押し入れやクローゼット、物置、納戸、ベッドの下などに保管するとよい。その際は湿気やホコリが少ないところを選ぼう。冬に使用するヒーターなどと入れ替えて収納すると、どこに保管したかがわかりやすいのでおすすめだ。また、保管場所に困る場合は、折りたたみ式の扇風機を購入するのも一つの方法だ。家の中に保管場所がない場合はトランクルームを利用してもいいだろう。
結論
億劫になりがちな扇風機の掃除だが、実は意外と簡単にできるのだ。掃除に必要なアイテムもほとんどが身近にあるものばかりである。また、複雑な形の扇風機は収納が難しいが、シンプルな形であれば、今回紹介した方法を参考に収納場所や収納方法を工夫してみよう。扇風機をキレイに掃除しておけば来シーズンも気持ちよく使用できるので、ぜひトライしてほしい。