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亀の子たわしは奥が深い!魅力や誕生秘話、名前の由来までまとめ

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2019年11月30日

亀の子たわしは日本が世界に誇る製品の代表だ。なぜこれほど長きにわたって愛され続けているのか。その理由や魅力、商品ラインナップと使い方、お手入れや保存方法など亀の子たわしの基礎知識を解説する。亀の子たわしの名前の由来など豆知識も交えてお伝えしよう。

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1. 亀の子たわしは100年を超えるロングセラー。海外でも高評価

亀の子たわしは「株式会社亀の子束子西尾商店」が手掛ける束子(たわし)だ。明治40年の創業以来、大正、昭和、平成そして令和と、100年以上同じ形、同じ品質、同じ名前で販売され続けている超ロングセラー商品だ。

オートメーションが当たり前の時代になった今もなお、熟練の職人が一つひとつ手作りしているというから頭が下がる。なんとか後世に受け継いでもらいたいものだ。

ところでこの亀の子たわし、日本で人気なのはもちろんなのだが、海外でも絶賛されていることをご存知だろうか?

試しにAmazon.comで「tawasi kamenoko」などと検索するとヒットする訳だが、これが軒並み好評価。その多くは「I love this brush!」「Best scrubber ever」「Fantastic!」など、日本人であることが誇らしくなるようなコメントが並んでいる。

一つひとつ手作りであること、高品質であること、そして安価なこと、さらに天然繊維(パーム=ヤシ)を用いた安全性など、さまざまな魅力が込められているのだから人気なのも頷ける。

2. 亀の子たわしの種類と使い分け!ミニやスポンジもある

豊富な商品ラインナップ

亀の子たわしは1種類ではない。大小さまざまなたわしや、スポンジまでラインナップされているのだ。

例えば亀の子たわしだけでも「1号」「3号」「4号」の3サイズ。加えて「パームチビッコP」というミニサイズも販売されている。亀の子スポンジは「イエロー」「ホワイト」「グレー」「オレンジ」「コーヒー」「カフェオレ」の6色と、限定色のセットなどがある。

このほか「白いたわし」や、持ちやすい形に改良された「亀の子スポンジ Do」、「タムラさん」「ニシオくん」などと名付けられた「からだ用たわし」、麻タオルや前掛けなども販売されており、実に豊富な商品ラインナップだ。

基本的な使い分け

亀の子たわしは、繊維一つひとつの「線」で洗う。そのためお皿よりもザル、まな板の包丁傷の汚れ、おろし金など溝や穴がある調理器具を洗うのに適している。天然繊維でできているため、大根やゴボウの泥を落としたり、野菜の薄皮を剥いたりすることもできる。

一方、亀の子スポンジは「面」で洗う。そのため平らな調理器具や食器類の洗浄に適している。

3. 亀の子たわしのお手入れと保存方法

亀の子たわしのお手入れで悩んだことはないだろうか?繊維の隙間に野菜カスなどの汚れが入り込んでしまうこともある。だが、お手入れは意外と簡単だった。

亀の子たわしのお手入れと保存方法

なんと、亀の子たわし同士を擦り合わせるだけでいい。お互いの繊維が入り込み、汚れを掻き出してくれるのだろう。ただし、サイザル麻を使った「白いたわし」は柔らかいため、繊維にクセがつきやすく、力加減に注意が必要だ。

洗ったあとの亀の子たわしは、よく水気を切って風通しがいいところに保管する。

亀の子スポンジについても触れておこう。スポンジは、スポンジホルダーなどに斜めに挿すことで水がよく切れる。雑菌の増殖を防ぐには、できるだけ早く乾燥させることが大切だ。亀の子スポンジ専用のホルダーも販売されているので、興味がある方はチェックしてみよう。

4. 亀の子たわしの由来も気になる

亀の子たわし誕生まで

亀の子たわしはなぜ「亀の子」なのか、疑問に思ったことはないだろうか?

実は、亀の子たわしの元になったのは靴の汚れを落とすための足拭きマットだったという。創業者の西尾正左衛門は、母親が編んでいたシュロ(棕櫚=ヤシ)を針金で巻いた足拭きマットを発明した。その足拭きマットは残念ながら失敗に終わったのだが、正左衛門の妻がマット用の棒を曲げて掃除していたのをヒントに「たわし」を思いついたそうだ。

これが亀の子たわし誕生の瞬間だ。

亀の子たわしの名前の由来

あるとき正左衛門の息子が「亀が水の中を泳いでいる」と声をかけた。その亀を見た正左衛門は「たわしに似ている」「亀もたわしも水に縁がある」「亀は長寿で縁起がいい」と感じ、「亀の子たわし」と命名されることとなった。

結論

亀の子たわしは今や「あって当たり前」のような存在だが、その魅力や歴史、弛まぬ努力によって今なお一つひとつ手作りされていることを知ると、日本を代表する製品と自信を持って言いたくなるだろう。海外で人気なのも誇らしい。この機会にぜひ、亀の子たわしを手にとってみてはいかがだろうか?

参考文献

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