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窓の断熱シートとは?効果や貼り方のコツ、おすすめ3選も紹介

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2019年12月13日

窓の断熱シートは部屋の温度を一定に保つ効果が期待できる。ここでは、窓の断熱シートの選び方や注意点、失敗しない貼り方をお伝えする。あわせて、窓の断熱シートの効果が薄いと感じるときの対処法や、おすすめ3選も紹介していく。

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1. 窓の断熱シートとは?効果はある?

壁などには断熱材が備わっているが、窓は壁と比べて薄く、また断熱仕様になっていることが少ない。窓の外から暖気や冷気が侵入しやすく、部屋の温度を一定に保つことが難しい。そこで窓に断熱シートを貼り、部屋の温度を一定に保とうという訳だ。

断熱シートは文字通り「熱を断つ」ためのものだが、どれほどの効果があるのだろうか。実のところ、はっきりと「この程度の効果がある」とは言い切れないようだ。

2015年には、消費者庁が「根拠がなく景品表示法違反にあたる」として、断熱シートを販売する企業に対し再発防止を求める措置命令を下したこともある(※1)。

ただ、現在もさまざまな断熱シートがホームセンターなどで売られていることから、効果を感じている方もいるはずだ。窓の断熱シートに完璧な断熱効果は期待できないかもしれないが、ないよりはあったほうが断熱効果を望めると思っていいかもしれない。

ところで、窓の断熱シートにはいくつか種類があるため、まずは断熱シートの種類や選び方、選ぶ際の注意点など基礎知識を蓄えよう。

2. 窓の断熱シートの選び方と注意点

用途

窓の断熱シートには大きく分けて「夏用」「冬用」「オールシーズン用」がある。迷ったときはオールシーズン用の断熱シートがおすすめだが、夏用と冬用はどう違うのかも知っておくといいだろう。夏用の窓の断熱シートは、厳しい日差しによる熱を防ぐ効果や、室内の冷気を外に逃さない効果、紫外線カット効果などが期待できる。

一方、冬用は結露を抑える効果、室内の暖気を逃さない効果があると言われている。「効果がない」と感じた方は、もしかすると夏に冬用を貼っていたなどの可能性もある。

厚さ

窓の断熱シートは夏用と冬用で厚さが異なり、一般的には厚いもののほうが高い断熱効果があって冬向きだ。夏用であれば2〜4mmほど、冬用なら7mmほどのものを選ぼう。

貼り方

窓を水で濡らして貼り付けるタイプの断熱シートや、断熱シートに塗ってあるノリ(シール)を使って貼るタイプがある。作業に慣れていない方は、貼り直しがきく水で濡らすタイプがおすすめだ。

シールタイプは貼り直しがきかないものが多いが、キレイに貼れれば剥がれにくく、水を用意する必要もないなど便利さがうれしい。

注意点

すりガラスに断熱シートを貼る場合、凹凸があるため普通の断熱シートでは上手に貼れない。すりガラス用の断熱シートを選ぼう。

また、網入りガラス、熱射反射ガラス・熱線吸収ガラス、真空二重ガラスなどが採用されている窓も、断熱シートを貼るかどうか慎重に検討したい。これらは特殊加工されており、断熱シートによって窓が想定外の温度になった際、熱割れと言ってガラスが割れてしまう可能性があるからだ。

3. 失敗しない!窓の断熱シートの貼り方のコツ

窓をキレイにする

窓の表面が汚れていると、断熱シートがうまく貼れない。まずは窓をキレイに掃除しよう。雑巾でもいいが、断熱シートを買うついでにスクイージー(ワイパー)を買っておくのもいい。日々の掃除にも使える。

断熱シートをカットする

貼る窓の大きさに合わせて、断熱シートをカットしていこう。

断熱シートを貼る断熱シートを貼る

水で貼るタイプなら、霧吹きに水を入れておくとスムーズだ。水が滴り落ちる程度までしっかり窓を濡らそう。

貼る面が間違いないか確認し、窓の上部から断熱シートを合わせていく。ピッタリ合ったら指や手のひらで軽く押さえて貼り付ける。次に、中心から外側に向かって空気を押し出すように貼ってく。スマホのガラスにフィルムを貼るイメージでもいい。貼り付き方が弱いと感じたら、その部分だけ霧吹きで水をかけて貼り直そう。

気泡が大きい場合は貼り直した方がいいかもしれないが、小さい場合は指で外に押し出してみてほしい。水で濡らすタイプは貼り直しできるとは言え、何度もやると汚くなってしまうかもしれないからだ。

4. 窓の断熱シートの効果が薄いときの対処法

断熱シートを貼ったのにイマイチ効果が実感できない、という場合の対処法として、窓の断熱シート用プチプチを使う方法がある。ただ、厚みがありどちらかと言うと冬用だ。それ以外にできる方法と言えば「窓ガラスの交換」「サッシの交換」になってくる。

窓ガラスの交換

断熱シートでも効果がない場合、それを上回る暑さ・寒さなのかもしれない。「複層ガラス」や「真空ガラス」など断熱効果がある窓への交換や、「二重窓」の取り付けなどを検討しよう。

サッシの交換

アルミサッシから樹脂サッシに交換するという方法もある。海外の寒い地域では断熱性が高い樹脂製のサッシが一般的だ。

注意点

賃貸マンションなどでは、大家や管理会社の許可なしに窓ガラスやサッシを交換することは避けよう。トラブルの元になったり、退去時に原状回復の工事費用を請求されたりするかもしれない。まずは大家や管理会社に相談することだ。

5. 窓のおすすめ断熱シート3選

最後におすすめの窓用断熱シートを紹介する。価格はいずれも2019年11月の調査時点のものだ。最新情報はショッピングサイトなどでチェックしてほしい。

ニトムズ 窓ガラス 断熱シートフォーム

窓に水で貼れる冬用の断熱シート。3層シートが厚さ約4mmの空気層を作り出してくれる。90cm×180cmで1,823円〜。

アイリスオーヤマ 断熱シート 結露防止

本体に弱めの接着剤がついているため、水もテープも不要なうえ、貼り直しもOKなオールシーズン用の窓用断熱シートだ。60cm×270cmで1,010円〜と価格もお手頃。

ニトムズ 窓ガラス 結露防止シート

水で貼るタイプの冬用の断熱シートだ。3層約7mmの空気層が作られるため、より高い断熱効果と結露防止、さらに若干だが防音効果も期待できる。90cm×180cmで1,708円〜。

結論

窓の断熱シートは完璧ではないが、ある程度の断熱効果が期待できる。それ以上に暑い・寒い場合は、窓やサッシの交換を検討したほうがいいかもしれない。また、窓によっては断熱シートの向き・不向きがある。種類や特徴も踏まえて断熱シートを選んでほしい。

参考文献

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