1. 大掃除全体をスムーズに進めるためのコツ
大掃除をスムーズに進行させるための最初のコツは「前日までに済ませておくこと」を把握し実行することだ。大掃除当日までにしておきたいことは大きく4つある。
モノを整理しておく
大掃除前日までに、不要なモノは処分しておく、または片付けておく、あるいは移動させておくのが、当日スムーズに進行させるコツだ。
道具を揃えておく
大掃除に必要になりそうな掃除道具は事前に揃えておくのもコツ。当日の朝や大掃除中に買い足しに行くことにならないよう、入念にチェックしよう。
チェックリストを作成しておく
誰が、どこを掃除するかチェックリストを作成しておくのがおすすめ。当日の動きがイメージしやすくなるし、掃除漏れも防げる。ネットでテンプレートを探してもいいだろう。
イメトレする
時間に余裕がある方は、大掃除当日をイメトレしてみてほしい。チェックリスト通りに動いた場合スムーズか?買い足しておいたほうがいい道具はないか?なども見えてくるはずだ。
2. 大掃除当日のコツ
次に、大掃除当日の「掃除のコツ」を紹介していく。
掃除の基本
汚れは上から下に落ちる。床を掃除してから電気器具を掃除したのでは、また床が汚れてしまい二度手間だ。大掃除を効率よく進めるには上から掃除するのがコツになる。奥まった場所は奥から手前へ掃除しよう。
無理をしない
大掃除の場合、イメージと違い、かなり時間を要してしまいそうな場所やモノも出てくるだろう。その際は無理をしないのがコツだ。一箇所に時間を取られて他が進まなくなるし、疲れてしまう。
汚れの種類と洗剤
家の中の一般的な汚れは中性洗剤で落ちるが、汚れと洗剤の種類を知っておくのも効率よく進めるコツ。
油分による汚れは酸性なので、洗剤はアルカリ性を使おう。一方、水垢汚れはアルカリ性なので、酸性洗剤を。浴室のカビなどには塩素系漂白剤などだ。それぞれ、使用上の注意をよく読み、換気する・混ぜないなどをきちんと守ろう。
油分による汚れは酸性なので、洗剤はアルカリ性を使おう。一方、水垢汚れはアルカリ性なので、酸性洗剤を。浴室のカビなどには塩素系漂白剤などだ。それぞれ、使用上の注意をよく読み、換気する・混ぜないなどをきちんと守ろう。
3. 効率のいい大掃除のコツは「放置」にあり
どの程度まで大掃除に含めるかはご家庭によって異なるが、大掃除では「放置」が時短に繋がることがある。例えば次のような部位を掃除する場合は放置するのがコツだ。
レンジフードやガスコンロ
レンジフード、ガスコンロなどは頑固な油汚れがこびりついていることが多い。中性洗剤や重曹水などを馴染ませて「放置」して、家電やシンクなどを掃除しよう。
浴室のカビ
浴室の掃除は、普段の浴室用洗剤が基本。ただ、頑固なカビに苦戦する方もいるだろう。その際のコツをお伝えする。
カビには、換気しながらカビ取り用洗剤を直接かける。その上にキッチンペーパーを被せ、さらにラップで覆う。しばらく放置すると汚れが浮き上がり、落としやすくなる。
カビには、換気しながらカビ取り用洗剤を直接かける。その上にキッチンペーパーを被せ、さらにラップで覆う。しばらく放置すると汚れが浮き上がり、落としやすくなる。
トイレの尿石汚れ
トイレも同じように、基本的には普段のトイレ用洗剤で掃除する。ただ、頑固な尿石汚れは一度では落とせないことが多い。カビと同じように、ティッシュにトイレ用洗剤を含ませて、尿石汚れに貼り付けておこう。しばらく放置すると汚れが浮いてくるので、ブラシで落としていく。
もちろん「放置」がコツとは言え、完全に休憩する訳ではない。汚れが浮くまでの間、別の場所を大掃除できる。同時進行で進められるので、結果的に時短に繋がるという訳だ。
もちろん「放置」がコツとは言え、完全に休憩する訳ではない。汚れが浮くまでの間、別の場所を大掃除できる。同時進行で進められるので、結果的に時短に繋がるという訳だ。
結論
大掃除をスムーズに進めるためのコツは「事前のコツ」と「当日のコツ」に分けられる。ただ、記事内でもお伝えしたが、時には無理をしないことも大切。一箇所に時間を取られるくらいなら、その時間で別の場所を大掃除したほうが効率はいい。