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タンブラー乾燥とは?メリデメや禁止衣類の乾燥方法まで徹底解説!

タンブラー乾燥とは?メリデメや禁止衣類の乾燥方法まで徹底解説!

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2021年1月 6日

洗濯表示などで「タンブラー乾燥」「タンブル乾燥」といった表記を見つけ、何のことか分からず困った経験はないだろうか?本稿ではタンブラー乾燥の仕組みやメリット・デメリット、注意点や向いている素材などを解説する。タンブラー乾燥禁止の衣類の見分け方および乾燥方法などもお伝えするので、あわせて参考にしてほしい。

  
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1. タンブラー乾燥とは?

タンブラー乾燥とは洗濯物を回転させながら温風で乾かす方式のことで、タンブル乾燥ともいう。家庭用ドラム式洗濯乾燥機やコインランドリーの大型乾燥機などは、基本的にタンブラー乾燥である。

タンブラー乾燥のメリット

洗濯物を回転させながら温風をあてるという仕組みは、非常に効率よく、かつ満遍なく熱を与えることができる。そのため水分も蒸発しやすく、短時間で多くの洗濯物を乾かせるというのがタンブラー乾燥の大きなメリットだ。とくに梅雨など雨続きの時期や、翌日着たい服があって速く乾かしたいときなどは重宝するだろう。

タンブラー乾燥のデメリット

一方のデメリットは、洗濯物がダメージを受ける場合があるという点だ。回転しながら衣類同士がこすれあう、あるいは洗濯槽の内壁にぶつかることで傷んだり、高温に弱い素材がダメージを受けたりするおそれがある。トラブルを防ぐためにも、後述する素材の見分け方などを正しく理解しておくことが大切だ。

2. タンブラー乾燥がOKかどうかの見分け方は?

続いて、タンブラー乾燥がOKの素材かどうかを見分ける方法や、タンブラー乾燥に向いているアイテムについて解説する。

洗濯表示をチェックする

平成28年12月1日からの洗濯表示(※1)では、タンブラー乾燥に関する記号もわかりやすくなった。四角の中に丸と黒ポチがある表記を見つけたら、それがタンブラー乾燥についてのものだ。黒ポチが1つなら上限60℃、2つなら上限80℃でタンブラー乾燥ができることを意味する。一方、タンブラー乾燥が禁止の衣類は、洗濯表示を見たときに四角に丸、その上にバツが付いているものだ。

洗濯表示がない場合は?

平成28年11月30日までの洗濯表示(※2)には、タンブラー乾燥に関する記号がない。アイテムによっては「タンブル乾燥禁止」や「タンブラー乾燥はお控えください」といった注釈があるかもしれないが、それすらないものもある。こうしたケースでは素材によって判断するしかないだろう。

3. タンブラー乾燥に向いている衣類・向いていない衣類

洗濯表示を確認するのが確実だが、家族全員分を一つひとつ見ていくのは大変であるし、上述のようにタンブラー乾燥に関する表記がない場合もある。大まかに、どんな衣類がタンブラー乾燥に向いているのか、または向いていないのか把握しておくと役に立つはずだ。

タンブラー乾燥に向いている衣類とは?

多少のダメージは気にしないというのであれば、パジャマや部屋着、靴下やタオル、それにインナーなど他人の目に触れる機会が少ないアイテムをタンブラー乾燥でサクッと乾かそう。洗濯する際、柔軟剤を使うと肌触りのよい仕上がりになるはずなのでぜひ試してみてほしい。

タンブラー乾燥に向いていない衣類とは?

ウールや絹、綿や麻、本革や合皮といった素材の衣類をはじめ、ブラジャー、ストッキング、装飾が施された衣類などはタンブラーを控えたほうがよいいだろう。それ以外にも、お気に入りや長持ちさせたい衣類であれば、タンブラー乾燥は避けることをおすすめする。

タンブラー乾燥に向いていない衣類を乾燥させるとどうなる?

タンブラー乾燥が禁止または向いていない衣類をタンブラー乾燥させてしまうと、縮んだりシワができたり素材が傷んで寿命が短くなったりする。肌触りや着心地、風合いが損なわれ糸がほつれてしまうこともあるほか、刺繍やプリントなども傷んでしまうおそれがある。回転や熱、風などによってダメージを受けるおそれがある素材は避けたほうが無難だろう。

4. タンブラー乾燥できない衣類の乾燥方法

タンブラー乾燥が禁止されている、または不向きな衣類もしくはOKかどうか判断に迷う素材だったときは、次の方法で乾燥させよう。

自然乾燥させる

もっとも基本的な方法であり、衣類にもっとも優しい方法でもある。衣類同士の間隔を適度に保ちながら、風通しのよい場所に干しておこう。

浴室乾燥機を使う

花粉の時期や雨続きの時期などは浴室乾燥機を使う手もある。コストが気になる場合は、先に浴室乾燥機で1時間乾燥させ、残りを自然乾燥(雨なら部屋干し)させるといったやり方もおすすめだ。

除湿機やエアコン、扇風機を使うと速乾に

単に自然乾燥させるよりも、除湿機やエアコンの除湿運転を使ったり、扇風機あるいはサーキュレーターなどで風を当てたりしたほうが速く乾かせる。浴室乾燥機よりもコストを抑えられる可能性が高いうえ、生乾き臭の抑止にもなるのでおすすめだ。

タンブラー乾燥が禁止されている衣類は、なにかしらの理由があるはずだ。「大丈夫だろう」と安易にタンブラー乾燥してしまうと思わぬトラブルを招きかねないため、上記いずれかの方法で乾燥させるようにしよう。

5. タンブラー乾燥で傷んでしまった衣類のケア方法は?

誤ってタンブラー乾燥をしてしまい、衣類が縮んだり型崩れしてしまったり、あるいはシワだらけになってしまったりしたときは、次のような方法を試してみよう。100%元に戻るとは言い切れないが、復活する場合がある。

縮んだときのケア方法

伸びやすい素材の衣類だった場合、優しく手洗いをして柔軟剤を混ぜてすすぎ、吊り干しにすればある程度伸びる(戻る)かもしれない。ほどよく復活した時点で今度はスチームアイロンのスチームのみを当て(アイロンは直接当てない)、手で形を整えるなど根気よくケアしていこう。ただし、フェルト化してしまったウールなどはこの方法でも戻らない。残念だが買い替えることを検討しよう。

型崩れしたときのケア方法

まずは衣類を優しく手洗いし、柔軟剤を混ぜてすすいだら平干しをしよう。素材にもよるが、これである程度回復する場合がある。それでも復活しないほど型くずれしてしまったときは、一度クリーニング店に相談してみるとよいだろう。

結論

タンブラー乾燥は多くのメリットがある反面、衣類の素材がタンブラー乾燥OKかどうか正しく理解しておくことが大切だ。とくに高価な衣類や長く着続けたい衣類などは、必ず洗濯表示を確認するとともに、少しでも不安があるときは自然乾燥など別の方法で乾かすようにしよう。

参考文献

  • 公開日:

    2019年12月 6日

  • 更新日:

    2021年1月 6日

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