1. シンクの水切りラックの特徴と種類

シンクに設置する水切りラックは、洗ったお皿や箸、コップなどをそのまま立てかけるなどして、水切りから自然乾燥まで任せられる便利なアイテムだ。布巾で拭く必要がないため、家事の時短にも繋がるし、布巾のイヤなニオイが移ってしまうこともない。
まずは、水切りの種類や特徴を把握していこう。
まずは、水切りの種類や特徴を把握していこう。
シンク上に設置する水切り
シンクの上、調理スペースなどに設置できるコンパクトな水切りは多い。キッチンが狭いご家庭でもスペースを効率よく使える。シンク上の空間に余裕があるなら、突っ張りタイプもおすすめだ。縦に2段、3段とラックを設けられるので効率がいい。一人暮らしなら1段タイプでも十分だろう。
また、普段は収納しておいて必要なときだけ広げる折りたたみタイプもある。すぐに拭くという方や、設置する十分なスペースが確保しにくい方におすすめだ。
また、普段は収納しておいて必要なときだけ広げる折りたたみタイプもある。すぐに拭くという方や、設置する十分なスペースが確保しにくい方におすすめだ。
シンク内に設置する水切り
シンクの両サイドまたは奥と手前などにかけて、シンク内に設置するタイプの水切りもある。これなら調理台も狭くならないし、水も自然にシンクに流れてくれるので便利だ。幅をキッチリ合わせる必要があるため、買う前にサイズを測っておこう。
2. シンクの水切りラックはどう選ぶ?

シンクの水切りラックを選ぶ際は、次の3つのポイントで見ていこう。
トレー
トレーは、斜めに傾くなどして食器から流れ落ちた水滴をそのままシンクに流せる排水式と、手動で引き出して排水するスライド式がある。
前者は水が溜まらないためヌメリや水垢がつきにくい。後者はトレーに傾きがないため、設置場所が幅広いといった特徴がある。
前者は水が溜まらないためヌメリや水垢がつきにくい。後者はトレーに傾きがないため、設置場所が幅広いといった特徴がある。
素材
水切りラックの素材には、プラスチック、ステンレスなどがある。プラスチックは安くて軽いなど、取り扱いが楽。ただし、汚れやすく傷つきやすいのが難点だ。
ステンレスは丈夫でサビにくく、光沢があるなど見た目もいい。ただし重量があり、水垢もつきやすいので、溶接箇所が少ないなどお手入れしやすいものがおすすめだ。
ステンレスは丈夫でサビにくく、光沢があるなど見た目もいい。ただし重量があり、水垢もつきやすいので、溶接箇所が少ないなどお手入れしやすいものがおすすめだ。
置き場所
調理台のスペースに余裕があるなら、一般的なバスケットタイプがいいだろう。排水式トレーならお手入れも簡単でおすすめだ。
一方、シンクが広く深さもある場合、シンク内に設置する水切りはいかがだろう。水が直接シンクに流れるので、お手入れはさらに簡単だ。シンク上のデッドスペースを有効活用するなら、突っ張りタイプがおすすめ。サイドに箸やスプーン、卵焼きフライパンなどが掛けられるタイプなら、少ないスペースをより有効活用できる。
一方、シンクが広く深さもある場合、シンク内に設置する水切りはいかがだろう。水が直接シンクに流れるので、お手入れはさらに簡単だ。シンク上のデッドスペースを有効活用するなら、突っ張りタイプがおすすめ。サイドに箸やスプーン、卵焼きフライパンなどが掛けられるタイプなら、少ないスペースをより有効活用できる。
3. シンクの水切りラックのお手入れ方法

シンクの水切りラックは、洗った食器などを置くからこそ常に清潔に保っておきたい。
日々のお手入れ
理想は毎日お手入れをすることだ。と言っても、洗剤を使うなど手間がかかるものではない。清潔な雑巾を用意し、シンクの水切りラックの内側→外側(裏側も)の順に拭いていこう。水気を残さないようにするのがポイントだ。
次に、トレーの内側を拭く。隅は水垢がつきやすいので入念に。最後にトレーの裏を拭けば完了だ。突っ張りタイプは裏返すことはできないが、乾いたキレイな雑巾で毎回拭いてあげるだけでも十分。
次に、トレーの内側を拭く。隅は水垢がつきやすいので入念に。最後にトレーの裏を拭けば完了だ。突っ張りタイプは裏返すことはできないが、乾いたキレイな雑巾で毎回拭いてあげるだけでも十分。
ヌメリや水垢のお手入れ
シンクの水切りラックにヌメリや水垢が目立ってきたら、洗剤の出番だ。研磨剤を含まないKINCHOの「水回り用ティンクル」や「クエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1)」などがおすすめ。清潔な雑巾に含ませ、ヌメリや水垢汚れを丁寧に落としていこう。洗剤が残らないように水拭きし、最後に乾拭きで仕上げるのを忘れずに。
なお、研磨剤入の洗剤の場合、水切り表面のコーティングを傷めてしまう可能性があるため、できれば研磨剤なしを選ぼう。
なお、研磨剤入の洗剤の場合、水切り表面のコーティングを傷めてしまう可能性があるため、できれば研磨剤なしを選ぼう。
4. ラック要らず。シンクの水切りにおすすめのアイテム

シンクに水切りラックを置かない方法もある。シンク周りをスッキリ見せられるし、水切りラックのお手入れもしなくて済むため、実際にラックを使っていないご家庭も多いようだ。
タオル
少し大きめのリネンタオルや、使っていない布巾などがあれば、トレーの上に広げて食器を置いておける。数枚あれば、ローテーションを組んで洗濯しながら使えるので、清潔さも保てる。
スポンジワイプ
タオルでは心もとないという方は、自重の10倍以上という驚きの吸水力が特徴のスポンジワイプはいかがだろうか?カラフルでオシャレなものが多いので、揃えるのが楽しいかもしれない。
吸水マット
抜群の吸水性を誇る珪藻土マットを水切り代わりに置く方法もある。バスマットに多く用いられているが、もちろんシンクの水切り代わりにも使える。軽量コンパクトで、シンク周りをシンプル&オシャレに見せられる。
結論
シンクの水切りラックは、設置場所や素材、形状などをポイントに絞り込んでいこう。シンク周りをスッキリ見せたければ、吸水マットやスポンジワイプもおすすめだ。ちょっとした小物だけ置ける水切りラックもあるので、併用してもいいだろう。