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布団は丸洗いがおすすめの理由とは?メリットや注意点、頻度も解説

布団は丸洗いがおすすめの理由とは?メリットや注意点、頻度も解説

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年7月 9日

布団は丸洗いがいいと言われているが、なぜだろうか?その理由をお伝えするとともに、コインランドリー、宅配業者、自宅それぞれで布団を丸洗いする場合のコツや注意点を解説していく。布団を丸洗いする頻度にも触れているので、参考にしてほしい。

  

1. 布団は丸洗いしたほうがいい理由は?

布団は丸洗いがいいと言われる理由を見ていこう。布団には髪の毛、フケ、皮脂、汗、ホコリ、花粉、ダニ、カビなど目に見える汚れから見えない汚れまで付着している。

こうした汚れは、定期的な日干しや掃除機だけでは除去しきれないため、丸洗いがおすすめとされている。特にダニの死骸や糞、カビなどは吸い込むことでアレルギーの原因になってしまうこともある。布団を丸洗いしてこれらを一掃し、キレイな状態を保つのが理想だ。

2. コインランドリーで布団を丸洗いする際のコツと注意点

コインランドリーには、布団が丸洗いできる大型の洗濯機や乾燥機が設置されていることが多い。クリーニングに出すよりも安く、またダニなども死滅させられるため、近場にあればぜひ利用したい。そこで、コインランドリーで布団を丸洗いする際のコツや注意点を押さえておこう。

コインランドリーで丸洗いできる布団

コインランドリーで丸洗いできる布団は、羽毛やアクリル系の布団、シーツ、カバーなどだ。羊毛や綿の布団は洗えないことが多い。洗濯表示を確認しておこう。

コインランドリーで布団を丸洗いするコツ

キルティング加工されていない布団は、丸洗いすると中身が偏ったり型崩れを起こしたりする。布団をロール状に丸め、洗濯中にほどけないよう綿素材の紐などでしっかり2〜3巻きしよう。

布団にジャストサイズの洗濯機や乾燥機を選ぶのもコツだ。大きすぎると型崩れの原因になってしまうことがある。

コインランドリーで布団を丸洗いする際の注意点

洗う際に縛った紐は外しておこう。そして、しっかり乾燥させることが何より大切。表面は乾いていても、中身が乾いていなければ雑菌が繁殖したり、ダニを死滅させられなかったりする。余裕をもって1時間は乾燥機にかけるようにしたい。

3. 布団の丸洗いを業者に依頼する際の料金や日数目安

布団の丸洗いを頼める宅配クリーニング業者も増えている。コインランドリーに比べると料金は高いが、設備が整っているしプロに任せられるので安心だ。

業者に依頼する場合の料金目安

布団の丸洗いを業者に依頼する場合の料金は、1枚あたり4,000円〜9,000円程度が相場だ。送料なども含まれているため、コインランドリーよりも高くつく。その分、クオリティーの高い丸洗いというわけだ。

なお、一般的には1枚より何枚かまとめて出したほうが単価は安くなる傾向にあるため、家族全員分を一緒に出すほうがトータルの料金を抑えられる可能性が高い。

業者に依頼する場合の日数目安

布団の丸洗いに出してから戻ってくるまでの日数は、必ず確認しておこう。閑散期と繁忙期では日数が違ってくる。

夏用に取り替えるタイミングから、寒くなり始める前までの時期(6〜9月)は繁忙期とされている。また、冬に差し掛かる直前に丸洗いを依頼する方も多いようだ。そうなると10〜11月あたりも怪しい。

具体的な日数は業者や工場のキャパシティーにもよるが、通常2週間、繁忙期で3週間〜1カ月は見ておくといいだろう。

布団の丸洗いを業者に依頼する場合の注意点

コインランドリーのように即日仕上がりではないため、代わりの布団を用意しておく必要がある。もちろん、仕上がりまでの日数も確認しておこう。

また、まとめて依頼したほうがお得な場合や、キャンペーンを実施している場合もあるのでチェックしておきたい。

4. 自宅で布団を丸洗いする方法と注意点

布団は自宅で丸洗いしたいという方もいるだろう。基本的にはコインランドリーで丸洗いするときと同じ流れだが、細かい点が異なるので説明する。

自宅で布団を丸洗いする方法

布団を丸めて紐で縛る。もしくは、寝具用のネットに入れてもいい。布団や毛布コース、手洗いコースに洗濯機を設定し、水が溜まるのを待つ。洗剤を布団に直接かけてしまうとバランスよく浸透しないため、先に洗剤を溶かした洗濯液を作る。

つまり、この時点では布団はまだ入れない。水が溜まったら洗剤を溶かし、一時停止させて布団を入れたらすすぎまで終わせよう。次に、柔軟剤を入れて5分程度回し、すすぎから脱水までの工程を進める。しっかり脱水したいところだが、回しすぎると傷む可能性があるため1分程度を目安に。

自宅で丸洗いした布団を干す方法

丸洗いした布団は、干し方も重要だ。物干し竿を2本使ってなるべく風通しをよくしよう。布団がポリエステルや綿なら日干しで構わないが、羽毛や真綿、羊毛などの場合、日光で傷まないように陰干しがいい。

2時間を目安に向きを変えると中身の偏りを防げ、また均等に乾燥させられる。1日で乾かないときは、次の日も干すことになるので、家の中に干せるスペースを確保しておこう。

自宅で布団を丸洗いする際の注意点

洗濯機の容量や機能は確認しておきたい。無理に布団を丸洗いすると故障に繋がる恐れがあるためだ。

また、天気予報も必ず見ておこう。曇りなど判断が難しければその日は避けるか、乾燥のみコインランドリーを利用するなど工夫しよう。

5. 布団を丸洗いする頻度は?

さすがに、毎週のように布団を丸洗いするのは難しい。シーツやカバーなどは定期的に洗濯しておきたいが、布団を丸洗いするのは年に1回程度でも大丈夫だ。

とは言え、家族全員分の布団となると、たとえ年1回でも大変だ。宅配業者やコインランドリーなどを上手に活用して、効率よく丸洗いしよう。

結論

布団は丸洗いで一気に汚れを落とそう。自宅でも丸洗いできるが、布団に潜むダニやカビ退治を考えると、コインランドリーや業者による丸洗いがおすすめ。業者に依頼する場合は、日数を確認するとともに、代わりの布団を用意するのも忘れないようにしよう。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
  • 公開日:

    2019年12月13日

  • 更新日:

    2021年7月 9日

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