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洗濯機の排水トラップの役割とは?外し方のコツや掃除方法などを解説

洗濯機の排水トラップの役割とは?外し方のコツや掃除方法などを解説

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2020年8月 5日

洗濯機の排水口から漂う悪臭は、いち早く解消したいものだ。本稿では、排水トラップの外し方から掃除方法までを分かりやすく紹介する。排水トラップとは何かといった基礎知識も解説するので、ぜひ役立てていただきたい。

  
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1. 洗濯機の排水トラップとは?

まずは、排水トラップとは何なのかという基本的なところから説明しよう。

排水トラップとは?

排水トラップとは、排水管の中の一部分に水を溜めておく構造や器具などを指す。洗濯機の場合は排水管が床の下に延びているため見えにくいが、キッチンのシンク下などを覗いてみるとS字に曲がっているのが見えるのではないだろうか?S字以外にP字だったりタンク型だったりもするが、いずれも水を溜めておくための構造および器具だ。これを排水トラップという。

なお、排水口から外側に出ているL字型の器具があるご家庭も多いだろう。それは「排水エルボ」と呼ばれるものなので、あわせて覚えておこう。

下水から上がってくる臭いを防ぐ

排水管の先は下水につながっている。本来下水は悪臭で満ちているはずだが、その臭いが室内に上がってこないのは排水トラップによるものだ。排水トラップに溜まった水が、下水から上がってくる臭いをシャットアウトしているのである。

害虫などの侵入も防ぐ

下水にはハエやゴキブリ、ネズミなどさまざまな有害生物が生息している。排水トラップがなかったら、臭いと一緒にこうした生物が室内に侵入してしまうだろう。下水にいる虫などが室内にあがってこないのは、排水トラップに溜まっている水のおかげなのだ。

2. 洗濯機の排水トラップの外し方

洗濯機の排水口から悪臭が漂ってくる場合、汚れが溜まっていたり排水トラップの水が乾いていたりすることが考えられる。水が乾いているだけであれば、洗濯をするなどして水を流すことで悪臭が解消されるだろう。汚れが溜まっている場合は、排水トラップを外してしっかり掃除しよう。

ただし外すといっても、S字やP字など排水管の構造そのものを外すわけではない。そこに至るまでのパーツを外すと思ってほしい。

排水トラップを外すための道具

雑巾とバケツを用意しよう。手を汚したくない方はゴム手袋や、ふたを外す際に使うマイナスドライバーがあるとよい。

排水トラップを外す前の準備

洗濯機を移動させる必要がある場合、まずは電源を抜き、アースを外す。次に洗濯機の蛇口を閉めて給水ホースを抜く。給水ホースから水がこぼれるのを防ぐため、先端は下に向けずにバケツの中に垂らそう。水が出きったら、ホースは洗濯槽の中に入れておくとよい。

排水トラップの外し方

  • 排水ホースや排水エルボを外す
  • 排水口のふたを外す
  • 防臭パイプを外す
  • 排水トラップを外す
排水ホースを外すと水が垂れる場合があるので、気をつけながらバケツの中へ移そう。防臭パイプとは筒状のパーツで、左右いずれかに軽く回して上に持ち上げると簡単に外れる。その中にあるトラップまで外せばOKだ。外したパーツはすべて、バケツの中に入れておくとよい。

排水トラップを取り付けるときは逆の手順で

掃除を終えて排水トラップを取り付けるときは、上記の逆の手順で行おう。難しいことはないはずだが、念のため外すときに順番を覚えておくとスムーズだ。

排水トラップがうまく外せないときのコツ

洗濯機の排水トラップの周りに頑固な汚れがこびりついていたら、掃除をしてから外してみよう。排水トラップにツメのようなものがついていれば、つまみながら回してみたり、マイナスドライバーなどの工具をつかってテコの原理で試してみたりしてほしい。ただし、無理に外すことは控えよう。壊れてしまうと臭いなどの原因になってしまう。その場合、外さなくてもできる範囲を掃除すればよい。

3. 洗濯機の排水トラップの掃除方法

排水トラップの掃除方法

バケツに集めた洗濯機の排水トラップやふたなどのパーツを、古い歯ブラシやスポンジで磨き汚れを落としていくだけなので簡単だ。頑固な汚れは、バスマジックリンなどの洗剤を使って磨いていこう。水でよくすすいだら、風通しのよい日陰などで乾燥させてから元へ戻そう。
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「まぜるな危険」に注意

洗濯機の排水トラップを外したあとは、排水口の汚れもキレイにしておこう。パイプユニッシュなど詰まりや臭い解消用の洗剤を使う方法がある。ただし「まぜるな危険」と書かれている場合、注意しよう。塩素系の洗剤や漂白剤は、酸性のものと混ざると有害なガスが発生するためだ。念のため、換気をしながら作業に当たってほしい。
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重曹とクエン酸を使った掃除方法もある

洗剤を使いたくない場合は、重曹やクエン酸を使って汚れを落とそう。洗濯機の排水トラップに溜まっている水の中に、重曹1カップおよびその半分の量のクエン酸を投入する。両者が混ざりあって泡立つので、10分程度放置しよう。汚れが浮いてきたら、バケツ2〜3杯程度の水を流して完了だ。外したときと逆の手順で外したパーツを戻していこう。
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4. 洗濯機の排水トラップの掃除頻度

洗濯機の排水トラップに汚れが溜まると、臭いや害虫、水があふれるといったさまざまな悪影響が出てくる。できれば定期的に掃除をすることが望ましい。とはいえ、洗濯機は毎日のように回すご家庭が多いだろう。排水トラップに溜まる水はその都度入れ替わるため、そこまで頻繁に掃除をする必要はない。

排水トラップの掃除は年1回を目安に

洗濯機の排水トラップは、年に1回を目安に掃除をすれば基本的には十分だ。ただし臭いがひどかったり排水があふれたりするときは、排水トラップや排水管に何らかのトラブルが生じている可能性がある。その際は排水トラップを掃除してみるのも手だ。それでも解消しないときは、専門業者にお願いすることも検討しよう。

5. 賃貸で洗濯機の排水トラップがないときは?

洗濯機の排水トラップの役割や掃除方法などを解説してきた。ところで、賃貸物件にお住まいの方で、元から洗濯機の排水トラップ(この場合はいわゆる排水エルボをイメージしてほしい)がついていなかったということはないだろうか?

大家や管理会社に相談してみよう

冒頭でもお伝えしたように、洗濯機の排水トラップの役割は重要だ。前の住人が、洗濯機のパーツを間違えて持っていってしまったという可能性もあるが、まずは大家や管理会社などに連絡し、洗濯機の排水トラップがないことを伝えよう。用意してもらえる可能性がある。

結論

洗濯機の排水トラップとは、下水から臭いや虫などが上がってこないようにするための構造や器具のことだ。頻繁に掃除するものではないが、外し方や掃除方法はそれほど難しくはない。臭いが気になるときなどは、排水トラップを外して掃除してみるとよいだろう。
  • 公開日:

    2019年12月20日

  • 更新日:

    2020年8月 5日

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