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過炭酸塩は掃除・洗濯の最強の味方!正しい使い方を伝授

過炭酸塩は掃除・洗濯の最強の味方!正しい使い方を伝授

投稿者:ライター 藤田幸恵(ふじたゆきえ)

2019年12月21日

過炭酸塩はさまざまな洗剤に酸素系漂白剤として配合されている物質である。最近では「過炭酸ナトリウム」として単体で販売されていて、環境に優しいのに汚れが落ちることで人気が高いアイテムだ。今回はそんな過炭酸塩の掃除や洗濯での使い方について、使う際の注意点も含めて徹底解説する。

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1. 過炭酸塩とは

過炭酸塩は一般に「過炭酸ナトリウム」と呼ばれている。ドラッグストアやホームセンターなどでは、そのままズバリ「過炭酸ナトリウム」という商品名で売られている。最近では100均でも販売されていて、同じく掃除や洗濯に役立つアイテムとして人気の高い「重曹」や「セスキ炭酸ソーダ」などと一緒に並んでいることも多い。インターネット通販でも購入することが可能だ。なぜ過炭酸塩は人気があるのだろうか?

過炭酸塩とは、過酸化水素水と炭酸ソーダを3:2の割合で混ぜ合わせた物質だ。過酸化水素水は、傷を消毒するときに使うオキシドールのことで、殺菌・消毒に効果がある。水に溶かすと酸素の泡が出てきて、汚れも落としてくれる。そのため過炭酸塩は、酸素系の漂白剤としてさまざまな洗剤に配合されている。

強力な洗浄力を持つ過炭酸塩だが、安全に使用できることも人気の理由だ。塩素系の漂白剤のように、使用時ににおいが気になることはない。また、色柄物でも色落ちを気にせず使うことができる。使用後は水・炭酸ソーダ・酸素の3つに分解されるので、環境に優しく後処理も難しくない。

2. 過炭酸塩を使うときの注意点

市販されている過炭酸塩は粉末状になっている。そしてたいていの場合、プラスチック製の袋に入った状態で販売されている。これには、過炭酸塩の性質が関係しているのだ。

過炭酸塩を使うときは反応を起こさせるために必ず水に溶かす必要がある。しかし、水に触れると反応を止めることができないため、水に溶かした状態で保存することはできないのだ。使用するときは、その都度水に溶かしていこう。

購入した過炭酸塩を使いやすいように、別の容器に移しかえて使おうと考える方もいるかもしれないが、それはやめてほしい。過炭酸塩は、実は扱いを間違えると危険なものにもなる。消防法上では危険物に指定されている物質なのだ。密閉容器に入れて保存すると、発生したガスによって圧力がかかり、容器が破損することがある。購入したときのまま、ガス抜き用の穴が開いた袋に入れた状態で保管しておくほうがいいだろう。袋にはチャックが付いているので、水がかからないようにしっかり閉めるようにしよう。

3. 過炭酸塩の掃除での使い方

それでは、掃除で過酸化塩をどのように使ったらいいのかを解説しよう。まずは、お風呂掃除での使い方を説明したい。お風呂を掃除するときに気になるのが、タイルに残るカビと目に見えない風呂釜ではないだろうか?どちらも過炭酸塩でキレイにすることができる。続いて、洗濯層の掃除についても触れる。

お風呂のカビ取りをするとき

カビ取りをするときは、重曹とお湯を混ぜてジェル状にするのがおすすめだ。過炭酸塩と重曹を1:1の割合で混ぜて、少しずつ30~40度程度のお湯をかける。ジェル状になったものをカビが気になるところに塗って、約1時間置いておく。最後に水で洗い流すと、すっきりキレイな状態になっているはずだ。

風呂釜の掃除をするとき

風呂釜は直接汚れが見えない場所だが、過炭酸塩を使えば奥までキレイにすることができる。まずは、風呂釜の口の少し上まで30~50度のお湯を溜めよう。このとき、入浴剤が入っていなければお風呂の残り湯を使ってもいい。今度は湯船の中に250mlほどの過炭酸塩を入れる。そのあと、追い炊き機能でお湯を沸かそう。沸かしたあとは2~3時間そのまま置いておく。もし、風呂釜以外にも洗面器やお風呂の小物など、キレイにしたいものがあれば一緒に湯船に入れておこう。

続いて2~3時間置いたのち、もう一度追い炊き機能を3~5分ほど使う。過炭酸塩のお湯につけたあと追い炊き機能を使うことで、風呂釜の配管の奥の汚れを浴槽内に出すことができるのだ。お湯を抜いたら、最後に風呂釜の口より少し上まで水を溜め、再度追い炊きをして汚れや残った過炭酸塩水を出し切ると、風呂釜がキレイになっている。

洗濯槽を掃除するとき

風呂釜と同じく、洗濯槽も普段は目に見えないが、汚れが気になる場所である。ここも過炭酸塩ですっきり掃除できる。まずは、40~50度のお湯を準備して、洗濯槽の高水位まで入れよう。中水位まで水を入れておき、そのあと高温のお湯を足して温度の調整をしてもいいだろう。洗濯機の機種にもよるが、60リットルのお湯が入る洗濯槽の場合には、約600グラムの過炭酸塩を入れる。粉末が溶けたのを確認したら、そのまま1~2時間置いておこう。茶色い水あかのような汚れが浮いてくるので、適宜ネットなどで取り除いておく。最後に、すすぎと脱水をして掃除完了だ。

4. 過炭酸塩の洗濯での使い方

過炭酸塩は洗濯でも使うことができる。洗面器に30~40度のぬるま湯をはって、その中に過炭酸塩を入れる。過炭酸塩の分量は、お湯2リットルに約20~30グラムでいい。そこに漂白したい衣類を入れて、30分ほど放置しよう。そのあと、つけ置きしたお湯も一緒に洗濯機に入れて、通常通り洗剤も入れて洗濯をする。

過炭酸塩はナチュラルな漂白剤として使えるが、使えない衣類もあるので気をつけよう。まず、アルカリ性に弱い素材には向かない。ウールやシルク、ダウンなどは素材が傷んでしまうので使わないようにしよう。また、洋服に金属の飾りやボタンが付いているものも、金属と反応して劣化させてしまう。反対に、合成繊維やコットン素材のものは漂白効果が期待できるので、ぜひやってみて欲しい。

結論

ここまで、今人気の過炭酸塩の使い方について詳しく説明してきた。掃除や洗濯で大活躍する過炭酸塩は、お湯に溶かして気になるところに付けるだけで、簡単に汚れを落としてくれるアイテムだ。普段の掃除や洗濯から年末の大掃除まで使えるので、1袋家に置いておくと便利だろう。保存方法や使える素材など気をつけたいポイントがあるので、ぜひ袋の裏の注意事項も確認してみよう。

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