1. 布団のサイズを確認する方法と測り方

布団のカバーを買い替える際など、サイズが分からず困ったことはないだろうか?一般的な布団なら、洗濯表示などが描かれている「品質表示タグ」を見ると分かる。迷ったときは、まず品質表示タグを探してみよう。
タグがない、薄くなっていて見えない、サイズが載っていないといった場合は、次の方法で測ることができる。
タグがない、薄くなっていて見えない、サイズが載っていないといった場合は、次の方法で測ることができる。
掛け布団・座布団・コタツ布団の測り方
布団を広げ、中心部で交差するようにヒモを縦・横それぞれ一周させる。一周分の長さのヒモを半分に折ると、縦・横それぞれのサイズが算出できる。掛け布団などは厚みがあるため、それを考慮したサイズの測り方だ。なお、円形のコタツ布団は縦・横ではなく、円の直径を測るように一本のヒモを一周させるだけでいい。また、厚みがない座布団は、一周させずに幅と丈を測ってもいいだろう。
敷布団の測り方
敷布団はそのまま丈と幅、高さを測ればサイズが出せる。高さは、最大値に合わせた方が失敗を減らせるので、もっともヘタリが少ない(高くなっている)部分を測るのがコツだ。
2. 敷布団・掛け布団のサイズ
メーカーや商品ごとに多少の誤差があるかもしれないが、ここでは子供サイズの布団からキングサイズの布団まで、一般的な布団の幅×丈を紹介する。一見複雑そうだが、幅はおおよそ20cm刻み、丈はほぼ変わらないのでサイズは意外と覚えやすい。
子供
敷布団90cm×185cm/掛け布団135cm×185cm
シングル
敷布団100cm×210cm/掛け布団150cm×210cm
セミダブル
敷布団120cm×210cm/掛け布団170〜175cm×210cm
ダブル
敷布団140cm×210cm/掛け布団190cm×210cm
クイーン
敷布団160cm×210cm/掛け布団210cm×210cm
キング
敷布団180cm×210cm/掛け布団230cm×210cm
3. 座布団のサイズ

座布団のサイズにはさまざまな規格があり、それぞれ微妙に異なる。ここでは代表的な座布団の幅×丈を小さい順に紹介する。
木綿判(もめんばん)
51cm×55cm
銘仙判(めいせんばん)
55cm×59cm
八端判(はったんばん)
59cm×63cm
緞子判(どんすばん)
63cm×68cm
夫婦判(めおとばん)
67cm×72cm
一般的なサイズは銘仙判
座布団はサイズが豊富だが、このうちインテリアショップでも取り扱いのある一般的なサイズは「銘仙判」だ。銘仙判を選んでおけば、カバーの買い替えで迷うことも少ないだろう。
4. コタツ布団のサイズ

最後にコタツ布団のサイズを見ていこう。コタツには正方形、長方形、円形があり、メーカーによって若干、サイズが違うことがあるため一般的な例を紹介する。以下は「コタツのサイズ:それに適した布団の幅×丈」と考えてほしい。
正方形
〜80cm:185cm×185cmから205cm×205cm
81〜90cm:190cm×190cmから210cm×210cm
81〜90cm:190cm×190cmから210cm×210cm
長方形
幅90〜105cm:185cm×230cmから205cm×245cm
幅106〜120cm:185cm×230cmから210cm×260cm
幅121〜135cm:200cm×245cmから210cm×290cm
幅136〜150cm:200cm×280cmから210cm×290cm
幅151〜180cm:205cm×315cm
幅181〜210cm:205cm×345cm
幅106〜120cm:185cm×230cmから210cm×260cm
幅121〜135cm:200cm×245cmから210cm×290cm
幅136〜150cm:200cm×280cmから210cm×290cm
幅151〜180cm:205cm×315cm
幅181〜210cm:205cm×345cm
円形
90cm:200cm×200cmから215cm×215cm
105〜110cm:215cm×215cmから220cm×220cm
105〜110cm:215cm×215cmから220cm×220cm
コタツ布団が分からなければメーカーに
上記は一般的なサイズだが、ご覧のようにコタツ布団は分かりにくい。そのうえ省スペースのコタツなども登場しており、座布団以上に種類が豊富だ。品質表示タグを見てサイズが分からないときは、コタツのメーカーに適したサイズを確認したほうが早いだろう。コタツ布団のカバーのみを交換するなら布団メーカーに確認しよう。
結論
布団のサイズの見方、測り方から、さまざまな布団のサイズを紹介してきた。せっかくカバーを買い替えたのにサイズが合わない、新調したのに小さすぎた、ということがないように、寸法はしっかり採っておきたい。参考になれば幸いだ。