1. フローリングワイパーの種類

ひとくちにフローリングワイパーといっても、大きく分けると「使い捨てるシート タイプ」と「洗濯クロスタイプ」になる。それぞれメリットとデメリットがあるので、自分のライフスタイルに合わせて選ぼう。
使い捨てるシートタイプのメリットとデメリット
フローリングワイパーの使い捨てるシートタイプのメリットは、なんといっても後処理が楽なことだ。汚れたら、そのままごみ箱へとポイと捨ててしまえば完結する。シートの種類も豊富で、汚れをふき取る「ウェットタイプ」や乾拭きできる「ドライタイプ」、ワックスがけもできる「ワックスタイプ」など目的に合わせて選ぶことができる。
デメリットとしては、やはりコストがかかってしまうことだ。「汚れたら捨てる」のだから当然だが、意外と交換頻度が高く、気が付いたらストックのシートがなくなりかけていることも珍しくない。
デメリットとしては、やはりコストがかかってしまうことだ。「汚れたら捨てる」のだから当然だが、意外と交換頻度が高く、気が付いたらストックのシートがなくなりかけていることも珍しくない。
洗濯クロスタイプのメリットとデメリット
自宅にある雑巾やクロスを挟むだけでOK。汚れたら何度でも洗って使えるところが最大のメリットだ。コストの面では使い捨てるシートタイプに勝っているといっていいだろう。
デメリットとしては、使っているときの頻繁な取り換えや使った後の洗濯やメンテナンスなどが、煩わしく感じやすい点だろう。手軽さという面でやはり使い捨てるシートタイプに軍配が上がる。
デメリットとしては、使っているときの頻繁な取り換えや使った後の洗濯やメンテナンスなどが、煩わしく感じやすい点だろう。手軽さという面でやはり使い捨てるシートタイプに軍配が上がる。
2. フローリングワイパーの選び方

ホームセンターに行けば、いろいろなタイプのフローリングワイパーがズラリと並んでいる。どれを選んだら使い勝手がいいのか、また目的に合うのか悩むところだ。購入する前に、選ぶポイントを押さえておこう。
フローリングワイパーの「柄」のタイプで選ぶ
フローリングワイパーには「伸縮タイプ」と「ジョイントタイプ」「一本柄タイプ」の3種類がある。
伸縮タイプは、柄の長さを自由に変えられるので、使う人の身長や使う場所に応じて自由にカスタマイズできる。ただし、使っていくうちにつなぎ目部分が緩んでしまうことがある。
ジョイントタイプのフローリングワイパーの強みは、ジョイントするパイプの数を変えることで掃除する場所に合わせて使いやすい長さにすることができる点だ。使わないときには、コンパクトに収納できるの も魅力。また、伸縮タイプのように力が入ってしまって、掃除中に短くなってしまうこともない。ただし、微調整は苦手だ。
一本柄タイプは、コンパクト収納や長さ調節はできないが、安定感は抜群だ。しつこい汚れに対しても力を入れてゴシゴシと擦ることができる。
伸縮タイプは、柄の長さを自由に変えられるので、使う人の身長や使う場所に応じて自由にカスタマイズできる。ただし、使っていくうちにつなぎ目部分が緩んでしまうことがある。
ジョイントタイプのフローリングワイパーの強みは、ジョイントするパイプの数を変えることで掃除する場所に合わせて使いやすい長さにすることができる点だ。使わないときには、コンパクトに収納できるの も魅力。また、伸縮タイプのように力が入ってしまって、掃除中に短くなってしまうこともない。ただし、微調整は苦手だ。
一本柄タイプは、コンパクト収納や長さ調節はできないが、安定感は抜群だ。しつこい汚れに対しても力を入れてゴシゴシと擦ることができる。
フローリングワイパーの「ヘッドの大きさ」で選ぶ
掃除を効率よくするためにはフローリングワイパーの長さも重要だが、それ以上にヘッド部分もチェックしよう。リビングや寝室などは、広い面積のフローリングを掃除しなければならない。効率よく掃除するためには、幅の広いヘッドのフローリングワイパーを使おう。一気に掃除ができるので、時短につながる。
一方でトイレなどの狭い空間には、ヘッドがコンパクトになっているタイプのほう小回りが利く。便器回りの細かい部分の汚れもしっかりと取ってくれる。
一方でトイレなどの狭い空間には、ヘッドがコンパクトになっているタイプのほう小回りが利く。便器回りの細かい部分の汚れもしっかりと取ってくれる。
フローリングワイパーの「重さ」で選ぶ
重さに関しては、好みによる。自分にとって軽すぎると、床に密着できていないのではないかと不安に感じるだろう。逆に重すぎると天井などを拭くときに辛いかもしれない。重さに関しては、自分の感覚に頼るしかないだろう。
実際にホームセンターで選ぶときは手に取って感覚がつかめるが、通販で選ぶときの目安としては総重量350g前後が軽量とされている。
実際にホームセンターで選ぶときは手に取って感覚がつかめるが、通販で選ぶときの目安としては総重量350g前後が軽量とされている。
3. 簡単で便利なおすすめフローリングワイパー10選

フローリングワイパーを選ぶときには、まずは「使い捨てシート」か「洗えるクロス」かを選択し、そのうえで、いろいろな機能が自分の掃除スタイルに合っているかどうかを確認しよう。数あるフローリングワイパーのなかでも、人気のある商品をタイプ別にピックアップしてみた。ぜひ参考にしてもらいたい。
手軽な使い捨てるシートタイプのおすすめフローリングワイパー
1. 花王 クイックルワイパー フロア
2種類シートセット
2種類シートセット
- シートタイプ:使い捨てシート
- サイズ:全長/110㎝
- 重さ:440g
CMでもおなじみ。操作性や捕集性が高いフローリングワイパーだ。さらに人間工学に基づいた細かな設計は、力を入れなくても汚れをキャッチすることができる。掃除機では取れにくい3㎝の隙間のホコリも楽々届くのがうれしい。柄の部分は繰り返し使っても緩みにくく、ラウンドグリップは握りやすいため、長時間のフローリング掃除でも疲れにくい設計になっている。
2. スリーエム スコッチブライト フロアワイパー ジョイントタイプ
ドライシート 3枚付
2. スリーエム スコッチブライト フロアワイパー ジョイントタイプ
ドライシート 3枚付
- シートタイプ:使い捨てシート
- サイズ:全長/82~118㎝
- 重さ:431g
柄の長さを自分の使いやすいようにカスタマイズできるのが特徴だ。収納するときにもバラバラにして省スペースでの収納が可能。ヘッドは360度回転するので、部屋の隅にも対応しやすくなっている。
3. 山崎産業 コンドル Daily Clean フロアワイパーJ-300ジョイントタイプ
3. 山崎産業 コンドル Daily Clean フロアワイパーJ-300ジョイントタイプ
- シートタイプ:使い捨てシート
- サイズ:全長/107 cm
- 重さ:345g
ソフトクッション採用で床に密着して汚れを逃さない設計になっているため、ゴシゴシと力を入れる必要がない。あまり力を入れなくても掃除ができる。疲れにくいので女性におすすめのフローリングワイパーだ。ジョイントタイプなので、収納の面でも便利だ。
4. レック 激落ち ほうき ワイパー 伸縮タイプ
4. レック 激落ち ほうき ワイパー 伸縮タイプ
- シートタイプ:使い捨てシート
- サイズ:全長/82~115㎝
- 重さ:277g
激落ち ほうき ワイパーは、拭き掃除だけではない。箒のようにホコリやゴミを掃き出す機能も持つフローリングワイパーだ。2.5㎝という狭い隙間にも入り込んで、しっかりとほこりをキャッチしてくれる。柄の部分も最大115㎝まで伸びるので、窓の上の方も楽に届く。
5. 山崎産業 コンドル フローリングワイパー N-300E AL 514908
5. 山崎産業 コンドル フローリングワイパー N-300E AL 514908
- シートタイプ:使い捨てシート
- サイズ:全長72 ㎝
- 重さ:300g
こちらも山崎産業から販売されているコンドルシリーズ。ヘッド部分は、ソフトなクッションタイプだから、大切な家具や壁にぶつけてしまってもダメージなく安心して使える。
6. アズマ工業 極めてワイパーL
6. アズマ工業 極めてワイパーL
- シートタイプ:使い捨てシート
- サイズ:121㎝
- 重さ:395g
極めてワイパーは、柄を倒すことで2㎝の厚みとなり、狭い隙間にも入りやすい構造になっている。水拭きはもちろん、乾拭き、ワックスがけをすることもできる。
7. レック 激落ちワイパージョイント
7. レック 激落ちワイパージョイント
- シートタイプ:使い捨てシート
- サイズ:110㎝
- 重さ:239g
激落ちくんシリーズのフローリングワイパーだ。激落ちくんの実力を知っている人にとっては安心して購入できるだろう。付属のマイクロファイバー配合のシートでは、絡め取りにくいほこりや髪の毛を残さず取り除いてくれる。
何度も使えるクロスタイプのおすすめフローリングワイパー
8. アズマ工業 ゾーキンはさんでモップ
- シートタイプ:クロスタイプ
- サイズ:67~117cm
- 重さ:400g
モップのような使い方のできるフローリングワイパーだ。厚手の雑巾でも強力な「ワニ口」になっているストッパーがガッチリと挟んでくれるから、途中で外れることもない。180度ヘッドが回転してくれるので、雑巾の両面が使えて効率的だ。
9. 山崎産業 ぞうきんワイパー 200
9. 山崎産業 ぞうきんワイパー 200
- シートタイプ:クロスタイプ
- サイズ:112㎝
- 重さ:470 g
フローリングワイパーのヘッドに雑巾やクロスを挟んで使う。このタイプの特徴は、なんといっても経済的なところだ。ヘッドの幅が比較的狭い構造になっているため階段・トイレなどの狭い空間に適している。
10. 山崎産業 コンドル タフモッピー
10. 山崎産業 コンドル タフモッピー
- シートタイプ:クロスタイプ
- サイズ:135㎝
- 重さ:680g
シートもクロスも使える2WAYタイプのフローリングワイパー。ヘッドに130個のゴムのブレードが付いているので、汚れやほこりをしっかりと絡め取ることができる。
結論
フローリングワイパーを選ぶときには、値段だけでなく、手軽さ、経済性、掃除のしやすさ、掃除をする場所など、さまざまな角度から検討することをおすすめする。掃除は毎日のことなので、自分にとってストレスフリーのフローリングワイパーをチョイスしよう。