1. ロボット掃除機の部位別・手入れ方法

まずはロボット掃除機の部位別に手入れ方法を解説していく。細かな仕様や手入れ方法、水洗いの可否などはロボット掃除機のメーカー、機種などによって異なるため、事前に説明書もチェックしておこう。
手入れする部位は大きく「ダストボックス」「フィルター」「回転ブラシ」「ロボット掃除機本体/充電ステーション」に分けられる。
手入れする部位は大きく「ダストボックス」「フィルター」「回転ブラシ」「ロボット掃除機本体/充電ステーション」に分けられる。
ダストボックス
ロボット掃除機が集めたゴミを集積するボックスだ。ゴミがたまりすぎると掃除の効率が悪くなる。取り外してゴミ箱に捨てたあと、ダストボックス自体もブラシで汚れを落とし、水洗いするなど手入れしておきたい。水洗いした場合は、完全に乾いたことを確認してから本体に戻そう。水滴があると故障の原因になることがあるためだ。
フィルター
ダストボックス同様に、汚れがたまると掃除の効率が落ちる。手入れ方法としては、ブラシでホコリを落とし、可能なら水洗いしよう。強くこするとフィルターが損傷する可能性があるため注意したい。水に浸ける場合も、強く押したりもみ洗いしたりせず、そっと浸して汚れを浮かせる程度がいい。
回転ブラシ
ホコリ以外に食べかす、髪の毛、糸くず、ペットの毛などさまざまなゴミが絡んでいることがある。説明書の手順に従ってロボット掃除機から取り外し、手で除去できるゴミは取り除いていく。複雑に絡まって取れないゴミは、回転ブラシを傷つけないように注意しながらピンセットやハサミなどを使って取り除くといい。水洗い可能な場合は水道水でよく洗い流し、完全に乾ききってから本体に戻そう。
ロボット掃除機本体/充電ステーション
ロボット掃除機本体や充電ステーションは水洗い不可なものがほとんどだ。乾いた柔らかい布で水拭きや乾拭きをしていこう。水拭きの際は固く絞っておくことを忘れずに。本体を裏返して車輪や底面にゴミが付着していないかチェックし、あれば取り除いておこう。
2. ロボット掃除機の手入れの頻度と注意点

ロボット掃除機の手入れはどれくらいの頻度で行えばいいのか、手入れをする際の注意点は何かを見ていこう。
ロボット掃除機の手入れの頻度
メーカーや機種によって異なるが、ダストボックスはできれば毎回手入れしたい。難しい場合は、「ダストボックスにゴミがたまっていることを知らせるランプが光った」「吸い込みが悪くなった気がする」といったタイミングで手入れしよう。
フィルターの手入れは週1回、ペットがいれば週2回が理想だ。最低でも月に1度は手入れしたい。もちろん、その前に吸い込みが悪くなったと感じれば掃除しておこう。
回転ブラシも週1回から月1回の手入れが目安だが、ゴミの取り残しが増えたと感じれば、その都度手入れしたほうがいい。ロボット掃除機本体や充電ステーションは、汚れていると感じたときに手入れしておこう。各種センサーやカメラも、月1回を目安に手入れすることをおすすめする。
フィルターの手入れは週1回、ペットがいれば週2回が理想だ。最低でも月に1度は手入れしたい。もちろん、その前に吸い込みが悪くなったと感じれば掃除しておこう。
回転ブラシも週1回から月1回の手入れが目安だが、ゴミの取り残しが増えたと感じれば、その都度手入れしたほうがいい。ロボット掃除機本体や充電ステーションは、汚れていると感じたときに手入れしておこう。各種センサーやカメラも、月1回を目安に手入れすることをおすすめする。
ロボット掃除機の手入れの注意点
ロボット掃除機によって水洗いできる部位、できない部位は異なる。説明書をよく読んで手入れ方法を理解しておこう。また、頑固な汚れを落としたいからと洗剤や漂白剤などを使うことは避けたい。部品の変色や劣化につながる恐れがあるためだ。水洗いしたあとは必ず「完全に乾くまで」ロボット掃除機本体に取り付けないようにも注意したい。
3. 手入れが簡単で楽なロボット掃除機5選

最後に、手入れが簡単なロボット掃除機5選を紹介する。
アイロボット ルンバe5
ロボット掃除機といえばルンバ。e5のダストボックスは水洗いできるため手入れが簡単だ。ゴミをかき集めるローラーがゴムという点も手入れを楽にしてくれるポイントになっている。
ネイトロボティクス D Series D8500
ペットを飼っているご家庭におすすめしたいロボット掃除機だ。強い吸引力と高精度のブラシが特徴なのだが、そのブラシがシリコン製のため毛が絡まりにくく手入れが楽。
エレクトロラックス PUREi9 PI91-5SSM
独自開発の3Dビジョンテクノロジーを採用したロボット掃除機。広めの吸込口で素早くキレイにしてくれる。特大ダストボックスと水洗い可能な特大フィルター搭載なので手入れも簡単だ。
東芝 TORNEO ROBO VC-RVS2-W
共働きのご家庭や小さなお子さんがいるご家庭におすすめしたいロボット掃除機だ。掃除が終わると自動でダストステーションにゴミを捨ててくれるので、本体のゴミを捨てる必要がない。ブラシやダストボックスも水洗い可能で便利だ。
エコバックス DEEBOT OZMO Slim11
細菌除去率99%という、自動拭き掃除機能付きのロボット掃除機。吸引と拭き掃除を同時にこなしてくれるだけでなく、ブラシがないダイレクトな吸引口のため手入れが簡単だ。
結論
ロボット掃除機の部位別・手入れ方法を解説するとともに、手入れの頻度や注意点、手入れが簡単なおすすめロボット掃除機を紹介してきた。時短を目指すなら、自動ゴミ捨て機能付きやブラシ・フィルターの水洗いが可能な機種など、より手入れが楽なロボット掃除機を選びたい。