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無水アルコールとは?掃除方法や注意点、豆知識に作り方まで徹底解説

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2020年1月 8日

無水アルコールは、掃除をはじめ幅広く使える万能アイテムだ。今回は無水アルコールの基礎知識や掃除方法を詳しく解説するとともに、ちょっとした豆知識、注意点、無水アルコールスプレーの簡単な作り方も解説する。

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1. 無水アルコールとは?エタノールとはどう違う?

「アルコール」は、広くはエタノール(別名:エチルアルコール/酒精)、メチルアルコール、プロピルアルコールなどの総称だが、一般的にはアルコール=エタノールを指すことが多い。本記事でも、便宜上「アルコール」と「エタノール」を同義としている。

無水アルコールとは?

消毒用のアルコールは濃度80%前後に薄められている。無水アルコールは、文字通り水を使用しておらず99.5%という高濃度のアルコールのことだ。希釈はしていないが、空気中の水分を吸収しやすいため100%にはならない。

アルコールの性質と消毒に適した濃度

無水アルコールなどのアルコールはお酒と同じ成分なので、口に入っても害はない。無色透明で揮発性が高く、殺菌・消毒のほか防カビ効果も期待できる。

濃度が高いほど消毒効果がありそうに思えるが、諸説あるものの80%程度がもっとも消毒や殺菌に適した濃度と考えられている。つまり無水アルコールは、若干薄めたほうが消毒に効果的というわけである。

2. 無水アルコールを使った掃除方法を徹底解説

無水アルコールはドラッグストアで購入できるほかネット通販でも手に入る。年末の大掃除にも役立つはずなので、ぜひ参考にしてほしい。

用意するもの

  • 無水アルコール
  • 空のスプレーボトル
  • キレイな乾いた布
  • ビニール手袋
以上を用意し、無水アルコールを空のスプレーボトルに入れておこう。布は、無水アルコールを染み込ませて使うため、複数枚(できれば多めに)用意しておきたい。

無水アルコールを使った場所別・掃除方法

窓ガラス

布に無水アルコールを含ませて窓を拭いていく。気になる汚れには先にスプレーておこう。揮発性が高いため二度拭きがいらず、水滴の跡が残りしにくいのもメリットだ。

トイレ・浴室

無水アルコールを80%程度に希釈しよう。作り方は本記事最後に説明しているので参考にしてほしい。トイレなら便座、床、便器周り、ドアノブなどにスプレーする。浴室なら浴槽、床、壁(タイル)、シャンプーのボトル類などに発生しやすいヌメリにスプレーしよう。いずれも拭き取る必要がないため手軽だ。毎日の習慣にするといいだろう。

無水アルコールを使ったモノ別・掃除方法

ガスレンジ

油汚れ、焦げつきなどにスプレーして布で拭き取る。

電子レンジ

布に無水アルコールを含ませ、汚れやベタつきなどを拭き取る。汚れがひどい場合は、多めに含ませた布を汚れにあて、しばらく経ってから拭き取ろう。

換気扇

汚れに直接スプレーして布で拭き取る。換気扇は目よりも高い位置にあることがほとんどなので、飛沫が目に入ったり皮膚に付着したりしないよう十分気をつけよう。

冷蔵庫

調味料や食品の水分などが垂れて汚れてしまった冷蔵庫の内部もキレイにできる。やり方は電子レンジと同じだ。布で拭いて汚れを落としていこう。

パソコン

パソコンの電源を落とそう。キーボードの隙間は綿棒に無水アルコールを含ませたもので、キーは無水アルコールを含ませた布で優しく拭いていく。モニターは変色などのおそれがあるため、商品ごとの説明書を読んでからがいいだろう。

そのほかの電化製品

電化製品を掃除する場合、先に電源を落としておくのが鉄則だ。無水アルコールを布に含ませて優しく拭いていく。狭い部分は、布ではなく綿棒を使うとやりやすい。

カビの除去にも最適

80%程度に希釈した無水アルコールを作り、カビが気になる場所に直接スプレーしよう。15分ほどそのままにし、無水アルコールを含ませたキッチンペーパーで拭けばカビの再発予防にもなる。

畳のカビには直接スプレーし、たわしや歯ブラシで優しくこする。最後に掃除機をかけてカビを吸い取ろう。畳をこすったり掃除機がけしたりする際は、目に沿って行うのがコツだ。

3. こんな場面でも使える!無水アルコールの豆知識

落書き落とし

油性ペンの落書きは、布に無水アルコールを含ませて拭くだけで落とせる。ただし、プラスチック製品やニスが塗られている部分などは剥げ落ちるおそれもあるので、目立たない部分で試そう。

花粉対策

  • 無水アルコール
  • 空のスプレーボトル
  • 精製水(ドラッグストアやネット通販で購入可能)
  • ハッカ油、ユーカリ、ティーツリーなどの精油
無水アルコールと精油をスプレーボトルに入れて混ぜ、最後に精製水を入れる。無水アルコールと精製水の割合は1:5が基本だ。精油は数滴ずつ混ぜ、好みのにおいに調整しよう。サッと吹きつけるだけで鼻詰まりをすっきりさせてくれる効果が期待できるほか、マスクに含ませておけば辛い花粉症の症状も軽減されるはずだ。

虫除け

用意するものや作り方は花粉対策のものと同じだが、こちらは無水アルコールと精製水の割合を1:9、ハッカ油はお好みで調整していこう。ハッカ油は虫が嫌う精油のひとつだが、無水アルコールには精油を溶かす性質がある。組み合わせることでより高い虫除け効果が期待できるというわけだ。

4. 無水アルコールの取扱い上の注意点

無水アルコールを使用する上での注意点があるため、覚えておいてほしい。

アルコールは引火性が高いので火の近くでは絶対に使用してはいけない。無水アルコールはとくにアルコール濃度が高いため注意しよう。また、揮発性が高く致酔性もあるので、換気をしながら作業しよう。皮膚についたり目に入ったりしても危険だ。スプレーする場合は跳ね返りや飛沫などに十分、注意しよう。

そのほか革製品、発泡スチロール、プラスチック、ニスやワックスを塗った部分などに無水アルコールを使うと、変色・剥げ落ち・変性などのおそれがあるためやめておこう。

5. 薬局&100均グッズで無水アルコールスプレーを作る方法

最後に、無水アルコールの簡単な作り方を説明する。必要なのは100均で買えるスプレーボトルと、薬局で手に入る精製水、無水アルコールだ。肌への刺激が気になる方は、念のためゴム手袋をしておこう。

無水アルコールの消毒作用がもっとも高くなると考えられている濃度は80%前後だ。スプレーボトルの容量が100mlの場合、精製水20ml:無水アルコール80mlの割合で混ぜよう。

ここで一点、気に留めておきたいのがスプレーボトルの素材。アルコールの強い作用により、ボトルが変性したり溶けたりする可能性がある。できればガラス製を選びたいが、樹脂製ならポリエチレンやポリプロピレンのボトルにしよう。

結論

無水アルコールの基礎知識から掃除方法、使用上の注意点や作り方を解説してきた。無水アルコールは水で薄めることで、より高い消毒効果が期待できる。花粉対策にもなるので、今のうちから作り方を覚えておこう。

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