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銅鍋の使い始めから使用後のお手入れまで、パーフェクトマニュアル!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年1月 4日

古くから、世界中の料理人に愛され続けている「銅鍋」。極めて熱伝導性が高いため煮物はふっくらと芯まで柔らかく、焼きものはムラなく均一に火を通すことができ、プロが愛してやまないアイテムだ。その上、近年はその抗菌性の高さも注目され、一般家庭からも注目を集めている。「プロ御用達ということは、手入れが大変なのでは?」そんなイメージがあるかもしれないが、実は銅鍋の手入れは実にシンプルで、扱い方さえ覚えてしまえば、基本的に難しいものではない。今回は、使い始めから使用後のメンテナンスまで、銅鍋の手入れ方法について紹介しよう。

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1. 銅鍋はラッカーを取り除いてから使い始める

銅鍋を初めて使うとき、どのような手入れが必要なのかをまず知っておこう。銅は、空気に触れているだけで徐々に酸化する金属だ。売り場に並んでいる間にも、空気に触れることで酸化し、変色してしまう。そのような事態を防ぐために、一般的に売り場に陳列される銅鍋には、酸化防止のラッカーが塗布されている。ラッカーにより皮膜を作ることで酸化を防止し、変色を防ぐためだ。

ラッカーは、酸化防止には高い効果を発揮するが、その皮膜を取り除かずに銅鍋を使い始めると黒く焦げついてしまう。一度、黒く焦げつくと削り落とすことも難しく、無理に削ると表面に傷を残してしまうため、注意が必要となる。そのような事態を防ぐためにも、銅鍋は使い始めの手入れが肝心だ。

2. 最初のひと手間が銅鍋の手入れをラクにする

銅鍋の手入れで必要な、皮膜を取り除く方法は、それほど難しくない。使い始める前に、銅鍋を煮沸するだけだ。銅鍋が十分に浸るくらいの鍋、あれば寸胴鍋のようなものにお湯をたっぷりと沸かし、そこに銅鍋を入れ、15分程度煮沸しよう。このときに、重曹を入れるとより効果的だ。

「皮膜を取り除く」というと大変そうに聞こえるが、手入れとしてはごくシンプルだ。ラッカーを取り除くことで、銅鍋が焦げ付きにくくなり、銅鍋の今後のお手入れがラクになる。最初にしっかりと15分煮沸をし、余裕があれば油を薄く塗っておくと、銅鍋をより長く愉しむことができる。続いて、使用後の手入れについても見てみよう。

3. 味のある銅鍋に育てる醍醐味を知ろう

銅鍋は、使い込むほどに味わいの出る調理器具だが。取り扱いには注意も必要だ。まず、調理後は速やかに料理を取り出す必要があるということを覚えておこう。料理を鍋に入れたままにしておくと、こびりついてしまうためだ。こびりついた汚れや焦げを無理にはがそうとすると強くこすってしまい、傷の原因にもなる。また、銅は水分にも弱く、錆びの原因にもなりかねない。

銅が酸化してできる錆び(緑青ろくしょう)は、鍋についた酸や水分、塩素が原因となり、銅のメッキが剥がれて発生する。銅鍋で調理をしたら、すぐ料理を鍋から取り出すように心がけることが望ましい。これが、緑青予防になる。緑青は人体に無害であるという見解が厚生労働省から発表されているが、やはりあまり気持ちのいいものではないだろう。使うほどに味わい深くなる銅鍋を大切に、長く使うために、緑青が少しでも発生したらすぐにクレンザーで磨くようにしよう。

日常的な手入れ方法としては、使用後に台所用中性洗剤と柔らかいスポンジで汚れを落とし、お湯ですすぎ洗いをして水気をしっかりと拭き取る。このとき洗剤が残らないよう丁寧に洗い流すことが重要である。

しばらく使用する予定がない場合は新聞紙などにくるんでから保管することをおすすめしたい。新聞紙は、余分な水分を吸収してくれるため、銅鍋の保管にとても適している。使い込むほどに味がでる銅鍋のある暮らしを、正しい手入れで楽しもう。

結論

銅鍋は熱伝導率が高いので弱火でも全体に熱が回り、ムラなく短時間に調理ができる。手入れこそ少々手間がかかるものの、一生もののアイテムといえるだろう。ヨーロッパなどでは大切に使われた銅鍋が、子や孫の代まで受け継がれているという。手入れをすればするほど愛着が湧き、料理も楽しくなる銅鍋を大切に使い込む。そんな心豊かな生活をしてみるのもいいかもしれない。

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