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洗濯機はどう使う?コースの使い分けやお手入れ方法を解説

洗濯機はどう使う?コースの使い分けやお手入れ方法を解説

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年7月13日

洗濯物と洗剤を入れてスタート。洗濯機の使い方はとくに難しくはない。だがコースの使い分けはできているだろうか?洗濯機の基本的な使い方とあわせて、コースの使い分けや洗濯機のお手入れ方法もおさらいしていこう。

  

1. 洗濯機の基本的な使い方とコツ

一般的な洗濯機といえば「洗い」「すすぎ」「脱水」までを一度に済ませてくれる全自動洗濯機だ。乾燥機付きならさらに「乾燥」まで済ませてくれるので時短につながる。

洗濯機にはタテ型とドラム型があるが、いずれも基本的な使い方は変わらない。洗濯物を入れて洗剤(柔軟剤・漂白剤)をセットし、コースを選んでスタートボタンを押すだけだ。

だが、上手な使い方をするためにはちょっとしたコツがある。基本をおさらいしていこう。

洗濯表示を確認

洗濯機の使い方の前に覚えたいのが衣類の洗濯表示だ。洗濯桶のマークがあれば「洗濯機の標準コースで洗える」という意味。中に数字が描かれていたら「その水温を上限に洗濯機で洗濯できる」という意味になり、下線が1本描かれていたら「洗濯機で弱い洗濯ができる」、2本なら「洗濯機で非常に弱い洗濯ができる」という意味になる。


一方、洗濯桶に手が描かれていたら「手洗いができる」、バツ印なら「家庭での洗濯はできない」という意味になる。

洗濯機の使い方

  • 電源を入れる
  • 止水栓を開ける
  • 洗濯物を入れる
  • コースを選ぶ
  • 洗剤をセットする(必要に応じて柔軟剤、漂白剤も)
  • スタートボタンを押す
基本的な使い方はこの流れだ。コースについては後述する。

洗濯機を上手に使うコツ

  • 洗剤、柔軟剤、漂白剤は投入口を確認する
  • 洗剤、柔軟剤、漂白剤は規定量を守る
  • 洗濯物を入れすぎない
  • 洗濯が終わったらすぐに干す
  • 色柄物と白物、濃い色と薄い色などは分ける
洗剤は足りないのもいけないが、多すぎても衣類に残ってしまう。適量を守ろう。洗濯物の量は、洗濯機の容量に対し7割程度を上限にすると、洗剤がしっかり行き渡る。

洗濯が終わったらすぐに洗濯機から取り出して干そう。雑菌が繁殖し、生乾きのイヤなにおいが発生するのを防ぐためだ。そのほか、色移りを防ぐための仕分けも上手な洗濯のコツなので覚えておきたい。

2. 洗濯機のコースと使い方

コースの名称はメーカーや洗濯機によって多少異なるが、「標準」のほか「お急ぎ(スピード)」「大物(毛布)」「ドライ(手洗い)」といったコースがある。それぞれの使い方を簡単に見ていこう。

お急ぎコース

洗う時間を短くしたりすすぎを減らしたりして、標準コースのおおよそ半分の時間で洗濯するコース。軽い汚れを洗うときや、時間がないときに向いている洗濯機の使い方だ。

大物コース

毛布や大きめのタオルケットなどを洗濯機で洗うためのコース。標準コースよりも使う水の量が多く、時間もかかるが、パルセーター(洗濯槽の底の突起)の動きを減らすなど大物に適した動きをしてくれる。毛布などを洗うときは積極的にこの使い方をしてみよう。

ドライコース

手洗いコースのこと。セーターなどデリケートな衣類、大切にしたいオシャレ着などを洗うときに向いている洗濯機の使い方だ。ドライコースで洗濯するときは、洗剤もオシャレ着用がおすすめだ。

3. 洗濯機の使い方でよくある疑問

洗濯機の使い方でよくある疑問を解消していこう。コースの使い分けは前述の通りだが、それ以外にも「柔軟剤や漂白剤について」「色移りへの対処法」「シミの落とし方」などを押さえておくと、より効果的な洗濯機の使い方ができるようになる。

柔軟剤と漂白剤

衣類をふんわり仕上げてくれるのはもちろんだが、香り成分が含まれるものや、最近では消臭・抗菌成分が含まれるものも増えている。部屋干しする際にもおすすめだ。

漂白剤には塩素系と酸素系があり、前者は漂白力が高い分、白物にしか使えない。後者は漂白力こそ劣るものの、色柄物もOKなので洗濯機に入れて普段から使える。

柔軟剤と漂白剤のいずれも、商品ごとに規定された量を守って投入口に入れるのが基本的な使い方だ。

色移りへの対処法

洗い桶に50〜60℃程度のお湯をため、洗剤を規定量の3倍を目安にたっぷり溶かす。色移りした衣類を入れて30分ほどつけておき、キレイな水で洗い流す。落ちないときは、白物なら塩素系漂白剤、色柄物なら酸素系漂白剤を使って洗おう。

シミの落とし方

洗い桶に50〜60℃程度のお湯をため、洗剤を規定量の3倍を目安にたっぷり溶かす。色移りした衣類を入れて30分ほどつけておき、キレイな水で洗い流す。落ちないときは、白物なら塩素系漂白剤、色柄物なら酸素系漂白剤を使って洗おう。

シミの落とし方

酸素系漂白剤をシミに含ませてよく揉んでから洗濯機に入れよう。これだけでシミの落ちが変わってくる。漂白剤は使い方を覚えておくと便利なので、この機会に身につけておきたい。

コインランドリーの使い方は?

洗濯物を入れて洗剤をセットし、コインを入れてスタートさせるだけなので使い方は難しくない。洗剤が自動投入される洗濯機もあるので、事前にチェックしておこう。

コインランドリーは一度に大量に洗えるうえ、乾燥機が大型でふんわり仕上がり、時短にもなる。使い方を覚えておくと、梅雨の時期などに重宝するだろう。

4. 使い方とあわせて覚えておきたい洗濯機のお手入れ

洗濯機の使い方とあわせて普段のお手入れ方法も覚えておこう。

フィルター掃除

洗濯機のお手入れの基本は、フィルター掃除だ。数回洗濯するとすぐに糸くずなどがたまるので、こまめに中身を捨ててキレイにしておく。乾燥機付きの洗濯機は毎回フィルターのゴミを捨てるなど機種によって使い方が異なるため、説明書で確認しておいてほしい。

洗濯槽掃除

正しい使い方をしているはずなのに洗濯機がカビくさい、洗濯物がくさいというときは、洗濯槽が汚れているかもしれない。黒カビが発生している可能性が高いので、市販の洗濯槽クリーナーで洗濯槽をキレイにしよう。塩素系と酸素系があるが、まずは汚れを剥がして落とす力が強い酸素系がおすすめだ。それでもニオイが気になるときは、殺菌力が高い塩素系のクリーナーを使ってみよう。

結論

洗濯機の使い方からコースの使い分け、よくある疑問に普段のお手入れまで、基本的なところを解説してきた。毎日のように洗濯機を使っているものの実はよく知らなかった、という部分はなかっただろうか?この機会に、ぜひ洗濯機の正しい使い方を覚えよう。
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  • 公開日:

    2020年1月12日

  • 更新日:

    2021年7月13日

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