目次
1. ベランダ掃除の前知識!そろえたい道具や適した天候

ベランダ掃除にはちょっとしたコツがいる。まずは道具やベランダ掃除に適した気候など基本を把握しておこう。
そろえたい道具
- ホウキとチリトリ
- デッキブラシ
- バケツ
- 歯ブラシ
- 雑巾(複数枚)
- 重曹
- 新聞紙
これらの道具をそろえておくといい。雑巾の代わりに使わない布でも構わない。壁や手すり、室外機などを拭くためのものなので、複数枚あると便利だ。
掃除に適した気候
ベランダ掃除に適した気候は、湿度がある曇りの日や雨上がりだ。屋根がついていて濡れない造りなら小雨の日も候補になる。風が強い日はホコリが舞ってしまうので控えたほうがいいだろう。
また、ベランダ掃除は意外と時間がかかることもある。夏は熱中症、冬は体の冷えなどに気をつけながら取り組んでほしい。
また、ベランダ掃除は意外と時間がかかることもある。夏は熱中症、冬は体の冷えなどに気をつけながら取り組んでほしい。
2. ベランダ掃除のやり方とうまく進めるコツ

基本的なベランダ掃除の流れと、うまく進めるためのコツをお伝えしていく。
ベランダ掃除の手順
- 壁、手すり、室外機などを水拭きする
- ホウキとチリトリで床を掃き掃除する
- 床に重曹と水をまき、デッキブラシでこすり洗いする
- 床に水を流して最後に排水口(ドレン)をキレイにする
ベランダ掃除の大まかな手順はこのとおり。まずは雑巾を濡らして絞り、壁や手すりなど水拭きしよう。床は大きなゴミはもちろん、砂ぼこりなどもできる限り取り除いておくと、あとが楽だ。
黒ずみやガンコな汚れがあれば、重曹を振りかけて少量の水をまき、デッキブラシでこする。あとは水を流して排水口(ドレン)に溜まっているゴミを除去すれば完了。細かい場所や汚れは、歯ブラシを使うとやりやすい。
黒ずみやガンコな汚れがあれば、重曹を振りかけて少量の水をまき、デッキブラシでこする。あとは水を流して排水口(ドレン)に溜まっているゴミを除去すれば完了。細かい場所や汚れは、歯ブラシを使うとやりやすい。
うまく進めるコツ
- 道具はすべて用意しておく
- 余計なモノは取り込むなどして片付けておく
- 鳥のフンは先に取り除いておく
何度も出入りしなくてもいいように、ベランダ掃除の道具はひととおりそろえておこう。少し手間かもしれないが、ガーデニングの鉢や室外機のウッドカバーなどがあれば、室内に移動しておくとスムーズに進む。鳥のフンはゴム手袋を着用し、お湯で湿らせたキッチンペーパーを使って除去しよう。取り除いた箇所にアルコール除菌スプレーを吹きつけておくと、消毒効果が得られる。
排ガス汚れと苔の落とし方
ベランダ掃除をしていて排ガスや苔が気になったら、次の方法で落とせる。まず100均などでも売っているスプレーボトルを用意し、水100mlに対して重曹を小さじ1杯の割合で混ぜておく。排ガス汚れの多くは油分(酸性)なので、重曹水(アルカリ性)を吹きつけると落としやすい。苔は、お湯をかけてふやけさせれば、こすり洗いで簡単に落とせる。
3. 水が使えないときのベランダ掃除のやり方

ベランダ掃除は水が使えれば簡単だが、水道がない、水を流すのが難しいということもあるだろう。そんなときのベランダ掃除のやり方もある。基本的な水拭きや掃き掃除は同じだが、床の汚れを落とす際、水ではなく新聞紙を使う。
新聞紙をちぎり、水で濡らしてから床一面にまく。それをホウキで掃けば、新聞紙が床表面の汚れを絡み取ってくれる。残った汚れは、重曹スプレーを吹きつけてから雑巾で拭くか、重曹水を含ませた雑巾で拭こう。
マンションはとくに、規約で水が流せなかったりご近所への影響を考えて水を流すのをためらったりする方もいるだろう。水を使わないベランダ掃除を覚えておくと役に立つはずだ。
新聞紙をちぎり、水で濡らしてから床一面にまく。それをホウキで掃けば、新聞紙が床表面の汚れを絡み取ってくれる。残った汚れは、重曹スプレーを吹きつけてから雑巾で拭くか、重曹水を含ませた雑巾で拭こう。
マンションはとくに、規約で水が流せなかったりご近所への影響を考えて水を流すのをためらったりする方もいるだろう。水を使わないベランダ掃除を覚えておくと役に立つはずだ。
4. ベランダ掃除を業者に依頼するといくら?

忙しい方などは、ベランダ掃除を業者に頼む方法もある。もちろん費用はかかるが、プロの手で隅々までキレイにしてもらえるのはメリットだろう。高圧洗浄を使えば、水拭きでは落としきれない汚れまでスッキリするはずだ。
ベランダ掃除の料金設定は業者や面積、掃除に含める項目・オプション(高圧洗浄、窓掃除の有無など)によっても変わるが、おおよそ10平米までで1万円前後を見ておくといいだろう。
なお、ベランダ掃除と窓掃除をセットで行ってくれる業者も多い。まずは見積もりを出してもらい、コストに見合うか検討しながら業者を絞り込んでいこう。
ベランダ掃除の料金設定は業者や面積、掃除に含める項目・オプション(高圧洗浄、窓掃除の有無など)によっても変わるが、おおよそ10平米までで1万円前後を見ておくといいだろう。
なお、ベランダ掃除と窓掃除をセットで行ってくれる業者も多い。まずは見積もりを出してもらい、コストに見合うか検討しながら業者を絞り込んでいこう。
5. ベランダ掃除の頻度と普段のお手入れ

普段は、なかなかベランダ掃除まで行き届かないご家庭も多いだろう。だが、風雨にさらされているベランダは汚れがすぐに蓄積し、あっという間に真っ黒になってしまう。洗濯物を干すときに壁などに触れ、汚れが付いてしまってもショックだ。
日々のベランダ掃除は「洗濯物を干すついで」「取り込むついで」に壁や手すり、室外機などどこか一箇所をひと拭きしたり、濡れた新聞紙をまいて掃き掃除したりする程度で十分だ。ベランダ掃除専用の雑巾やホウキを手が届く場所に置いておけば、それほど面倒ではないだろう。
大がかりなベランダ掃除は、数カ月に1回、少なくても半年に1回は実施したい。
日々のベランダ掃除は「洗濯物を干すついで」「取り込むついで」に壁や手すり、室外機などどこか一箇所をひと拭きしたり、濡れた新聞紙をまいて掃き掃除したりする程度で十分だ。ベランダ掃除専用の雑巾やホウキを手が届く場所に置いておけば、それほど面倒ではないだろう。
大がかりなベランダ掃除は、数カ月に1回、少なくても半年に1回は実施したい。
結論
ベランダ掃除は、基本的な流れとうまく進めるコツを押さえておけば効率化できる。水を流さずにできるベランダ掃除もおすすめだ。せっかくベランダ掃除が済んだのにすぐに雨が降って汚れるのも悲しい。数日先の天気もチェックしておこう。