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コートの洗濯は自分でできる?見分け方や注意点を解説!

コートの洗濯は自分でできる?見分け方や注意点を解説!

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年10月28日

コートが手放せない季節だが、洗濯はどうしているだろうか?毎日とまではいかなくとも、やはり何度か着れば汚れや臭いが付いてしまう。今回はコートを自分で洗濯する方法やコツ、素材別に注意したいポイントなどを解説していく。

  

1. 洗濯できるコートの見分け方!ウールは洗える?

さすがに、コートの汚れや臭いが気になるからといって毎回クリーニングに出すわけにはいかないだろう。自分で洗えばコストを抑えられるし、仕上がりを待つ日数も必要ない。洗濯できるコートはぜひ自分で洗ってみてはどうだろうか?

洗濯できるコートかどうかの見分け方

コートの洗濯表示を確認し、洗濯機または手洗いができるマークがあれば、自宅で洗うことができる。もちろん、ウール素材のコートも同じだ。ただし「×」が付いているコートは残念ながら洗濯できないので、まずは最初に洗濯表示を確認しておこう。

洗濯前の準備

  • オシャレ着用(中性)の洗濯洗剤
  • 柔軟剤
  • 洗濯ネット(大きめ)
  • 平干しネット
  • 洗濯桶(手洗いの場合)
これらは揃えておきたい。ハンガーで吊り干しもできるが、コートによっては型崩れを招くこともある。洗濯表示に平干しのマークがあったら、平干しネットを用意しよう。

自分で洗うかどうかは慎重に

いくら洗濯機や手洗いがOKのコートでも、自分で洗ったことで型崩れや縮み、シワなどを招いてしまうことがある。大切にしているコート、高価なコートなどは素直にクリーニングに出したほうが、失敗のリスクがない。

2. コートの基本的な洗濯方法と失敗を防ぐコツ

コートの素材を選ばない、基本的な洗濯の仕方を押さえておこう。失敗を防ぐためのコツとあわせて説明していく。

部分洗い

コートにシミなど気になる部分があれば、先に洗濯洗剤を直接なじませ、タオルや布で軽く何度か叩いておく。繊維を傷めてしまうため擦るのは控えよう。

洗濯機

コートのボタンやファスナーは閉め、汚れが外側にくるように折りたたんで洗濯ネットに入れる。「手洗い」「ドライ」など優しく洗うコースで回す。脱水は短めに済ませるのが失敗しないためのコツだ。30秒ほど回したら、手動で停止させよう。

手洗い

洗濯桶に30℃程度の水をはり、洗濯洗剤を適量溶かす。コートを洗濯ネットに入れて浸す。手で上から押す・下から持ち上げるという流れで押し洗いする。ネットのまま洗濯機に入れ、30秒程度脱水する。洗濯桶の水を入れ替え、押し洗いで入念にすすぐ。すすぎの水がキレイになるまで繰り返すのがコツになる。最後は30秒ほど脱水すれば洗濯完了だ。

乾燥

吊り干しOKのコートならハンガーにかけて、平干し指定なら平干しネットに載せ、風通しのいい場所で時間をかけてじっくり陰干しするのがコツ。ハンガーは、肩の部分が太く大きめのものにしよう。

3. コートの素材別・洗濯時の注意点とは

続いて、コートの素材別に洗濯や乾燥における注意点、うまく仕上げるコツなどをお伝えしていく。

ダッフルコート

洗濯中、トグル(留め具)自身またはトグルによって生地を傷めないように注意したい。あわせて、プラスチックではなく革や木でできているトグルなら、外したほうがいいだろう。

トレンチコート

トレンチコートはシワになりやすいため、陰干ししながらしっかり形を整えることが大切だ。乾いたときにシワが残っていたら、スチームのみをあててシワを伸ばそう。

ウールコート

ウールは繊細なので手洗いがおすすめ。裏返して短時間でサッと洗おう。縮みや紫外線による変色、アイロンによるテカリなどに気をつけたい。難しそうならクリーニングに出そう。

モッズコート

比較的洗濯しやすいコートだが、化学繊維ではなく毛皮のファーが付いている場合は注意が必要だ。水に濡らすとフワフワ感が損なわれることがある。取り外してから洗濯しよう。

ダウンコート

手洗いが基本になる。とくに注意したいのが乾きにくい点だ。完全に乾ききる前に取り込んでしまうとイヤな臭いが残ってしまうし、カビの原因にもなる。時間をかけて乾かそう。

メーカーのHPもチェック

コートの洗濯方法に迷ったら、メーカーのHPを見てみよう。洗濯方法が紹介されていることがある。それでも解決しない場合は、ムリをして洗濯せず、クリーニングに出すのが賢明だ。

4. 水洗い不可のコートはどう洗濯する?

ここまで「洗濯機や手洗いがOKのコート」という前提で洗濯方法や注意点を解説してきたが、水洗いができないコートも少なくない。その場合は自宅での洗濯は控え、プロの手によるドライクリーニングでキレイにしてもらおう。

料金は店舗によって異なるが、おおよそコート1着2,000円が目安となる。よほど汚れが酷い場合を除き頻繁に出す必要はないが、シーズンの終わりに出しておくとキレイな状態で保管できるはずだ。

結論

コートは自宅で洗えるものも多いが、洗濯方法や干し方などを正しく理解していないと、縮みや型崩れを起こしてしまうことがある。慣れるまでは、セールなどで安く手に入ったコートなどでチャレンジすることをおすすめしたい。
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  • 公開日:

    2020年1月25日

  • 更新日:

    2021年10月28日

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