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黄砂のときは洗濯物を部屋干ししたほうがいい?理由と対策を解説!

黄砂のときは洗濯物を部屋干ししたほうがいい?理由と対策を解説!

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

2020年1月12日

日本では春に観測されることが多い「黄砂」。単なる砂ボコリだと思い、これまで普通に洗濯物を外干ししていた方は、少し注意が必要かもしれない。黄砂が洗濯物に付着することで生じるリスクや対策をお伝えしていく。

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1. 洗濯物につけたくない!黄砂の基礎知識

黄砂とは

はるか遠く、ゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などの砂が風に舞い、日本に飛来してきたものを黄砂(こうさ)と呼んでいる。日本ではおもに春頃に見られるが、2019年は10月30日にも観測されるなど、時期を問わず飛来してくることがある。しかも、黄砂というと西日本に多いイメージがあると思うが、2019年4月5日には盛岡市で観測されている。今や日本のどこに飛来してきてもおかしくはないだろう。

黄砂が飛来すると、ベランダがザラザラしたり、なんとなく空気が濁っているように感じたりする。洗濯物を外干ししているご家庭では、当然ながら洗濯物にも黄砂が付着する。だが、黄砂はできるだけ洗濯物につけさせないようにしたい。その理由は次のとおりだ。

黄砂のリスク

黄砂という言葉から砂場の砂のようなイメージを持つ方も多いと思うが、粒の大きい黄砂は、重力によって日本に飛来する前に地上に落下する。つまり、より細かい粒の黄砂が日本に飛来してくるという訳だ。PM2.5の濃度にも関係する直径2.5μm(マイクロメートル)以下の粒子も含まれている。

そのため、黄砂はたとえ低濃度であってもアレルギー症状を招いたり、気管支などの呼吸器系に影響を及ぼしたりする可能性も指摘されている。こうした理由から、黄砂はできる限り洗濯物に付着させないようにすることが望ましい。

2. 黄砂シーズンの洗濯物は部屋干しがおすすめ

洗濯物が汚れるのはもちろんだが、黄砂によるアレルギーのリスクや気管支への影響などを考えると、やはり黄砂が飛来するときは洗濯物の部屋干しをおすすめしたい。

そうすると今度は、部屋干しによる「生乾きのニオイ」という問題が浮上するが、それらは次の方法で防ごう。

部屋干しのコツ

  • エアコンのドライ機能や除湿機を使う
  • サーキュレーターや扇風機を回す
  • 浴室乾燥機や衣類乾燥機を活用する
部屋干しで発生する生乾きのニオイを防ぐには、洗濯物を風通しがいい場所に干すことが大切だ。だが黄砂が入ってしまう可能性があるため、窓はなかなか開けられない。

そこでエアコンのドライ機能を使ったり、サーキュレーターで風を当てたり、浴室乾燥機を使ったりして、できるだけ短時間で洗濯物が乾くような工夫をしよう。洗濯では部屋干し用洗剤や除菌・抗菌効果のある柔軟剤を使うのもおすすめだ。

3. 洗濯物を外干ししたいときの黄砂対策

いくら黄砂を避けるためとはいえ、毎日のように部屋干しするのは大変で、洗濯物の量によってはどうしても外干ししなければならないこともあるだろう。そんなときは「洗濯物カバー」を使って黄砂を防ごう。

ネット通販でも手軽に手に入る洗濯物カバーは、黄砂や花粉などは通しにくいが、洗濯物の水蒸気はしっかり逃してくれるスグレモノだ。さまざまな種類があるので、洗濯物の量やベランダのサイズなどから選んでいこう。なお、黒のカバーは熱を吸収しやすいので、洗濯物が乾くまでの時間を短縮できる可能性もある。

4. 洗濯物に黄砂がついてしまったら

黄砂が飛来してくるのを知らずに洗濯物を外干ししてしまった、ということもあるだろう。洗濯物カバーで100%、黄砂を防げるとも限らない。洗濯物に黄砂がついてしまったときは、マスクをしたうえで軽くはたいてから取り込もう。濡れた洗濯物についてしまった場合は落としにくいので、すすぎのみで洗濯しなおす方法もおすすめだ。

結論

大気中を舞って飛来する黄砂は防ぐことができない。過剰に不安を感じる必要はないが、いろいろな影響を考えると、やはり黄砂は洗濯物に付着させないほうがいいだろう。環境省では黄砂飛来情報(※1)を提供しているので、洗濯物に限らず人体への影響も含めて黄砂が気になる方はチェックしてみてはどうだろうか?

参考資料

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