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フローリングのカビ取り方法を徹底解説!賃貸はどうする?予防策は?

フローリングのカビ取り方法を徹底解説!賃貸はどうする?予防策は?

投稿者:ライター 西村七海 (にしむらななみ)

鉛筆アイコン 2021年6月16日

フローリングに黒や白のシミができていたら、それはカビの可能性がある。フローリングの交換には費用もかかるため、できればカビの発生は避けたいものだ。そこで、当記事ではフローリングにカビが発生する原因から、カビの取り方、業者に依頼する場合などの対処法までを解説していく。フローリングのカビ予防やカビ取りの方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてほしい。

  

1. フローリングにカビが生えるのはなぜ?

フローリングのカビ予防や対策をするためにも、フローリングにカビが生えてしまうその原因を解説していく。さらに、フローリングのカビを放置することのリスクについても知っておこう。

カビが生える原因

カビは、汚れや湿気が溜まった場所に生える。そのため、湿度が高くカビが生えやすい浴室などの水回りは、しっかりと対策や掃除をしているご家庭も多いだろう。しかし、フローリングも例外ではない。汗を吸ったラグの裏側や、結露が発生した窓際などは湿気が溜まり、カビが生えやすいのだ。

カビを放置するリスク

カビを放置すると、アレルギーや感染症といった健康へのリスクが高くなり、喘息やアトピーの原因にもなる。さらに、フローリングのワックスの下にまでカビが根を張ると、カビ取りが難しくなってしまう。カビを発見次第、できるだけ早く対処しよう。

フローリングの上に直に敷いた布団も要注意

フローリングに直接布団を敷いている場合も注意が必要だ。カビは湿度60%以上、温度が20~30℃の時に発生しやすくなる。健康な成人が寝ているときにかく汗はコップ1杯にもなるのだ。フローリングは通気性が悪いため、布団が吸い込んだ湿気の逃げ場がない。さらに、何時間も睡眠したあとの布団の中は温かいため、カビが繁殖しやすい環境が整ってしまう。高温多湿で汗をかきやすい夏はもちろん、寒く乾燥している冬にも注意が必要だ。

カビは気温5℃程度でも繁殖できる。暖房をかければ部屋は温まるし、乾燥対策に加湿器を使えば湿度も高くなるだろう。冷たいフローリングと温かい布団の温度差で結露が発生することもあり、さらに湿気やすくなる。また、布団にはカビのエサになるホコリや皮脂がつきやすい。リビングなどの生活空間に布団を敷くと、食べかすや小さなゴミが付着するだろう。湿気をそのままにしたり掃除を怠ったりすれば、布団はカビの温床になる。季節に関係なく、フローリングや布団にはカビが生えるリスクがあるのだ。

2. フローリングのカビ取りに必要なアイテム

フローリングにカビが生えた場合は、できるだけ早くカビ取りをしよう。カビ取りのために必要なアイテムを紹介していく。

基本アイテムは3つ

  • アルコール除菌スプレー
  • つまようじ

あると便利なアイテム

市販のカビ取り剤も便利なアイテムだ。ただし、漂白剤が含まれているため、フローリングの色が落ちてしまう可能性がある。木材に使用できる商品であっても、フローリングには適さないことがあるのだ。購入の際に、フローリングに使用可能かどうかを確認するとよいだろう。

皮膚や粘膜を守る「保護具」

カビ取りの際は、胞子を吸い込んでしまったり、手で直接カビに触れてしまったりする可能性がある。マスクやゴム手袋を着用して作業しよう。

3. フローリングのカビの取り方

フローリングにカビが発生する原因や、カビ取りに必要なアイテムがわかったところで、カビの取り方を見ていこう。

フローリングのカビの取り方

  • フローリングのカビの生えた部分を水拭きする
  • アルコール除菌スプレーをかけて拭き取る
  • フローリングの溝部分はつまようじで掃除する
  • 乾拭きをして終了
カビ取りをする際は、前章で解説したマスクやゴム手袋を着用してから始めよう。また、風が強いとカビの胞子が舞う恐れがあるが、長時間の作業で気分が悪くなる可能性もある。適度に換気をしながら作業を行うとよい。

フローリングに敷いた布団のカビの取り方

カビが生えている布団カバーやシーツは、酸素系漂白剤につけ置きする。大きめのバケツに40~50℃のお湯と酸素系漂白剤を入れたら、シーツやカバーを1~2時間ほどつけておく。残ったカビは歯ブラシでこすり、あとは洗濯機でいつも通りに洗おう。

布団そのもののカビ取りには、フローリングのカビ取りと同様に、消毒用エタノールで掃除用のスプレーを作る。重曹(小さじ1)と水(100ml)を混ぜた重曹水スプレーも必要だ。まずは濡らしたタオルやキッチンペーパーで、大まかなカビを取り除く。重曹水を吹きかけて5分置いたら、カビを拭き取ろう。あとは消毒スプレーで殺菌して、また拭き取る。湿ったままだとまたカビが生えるので、天日干しなどで乾燥させよう。

4. 誤ったフローリングのカビ取り方法とは?

フローリングのカビ取りの際、実は間違った方法で行ってしまっているかもしれない。ついやってしまいがちな、あまりよくないフローリングのカビ取りについて知っておこう。

最初から掃除機で吸引するのはNG

目に見えるフローリングのカビは、つい掃除機で吸ってしまいたくなる。しかし、掃除機でカビを吸引するのはNGだ。吸い込まれたカビが、掃除機の排気口から飛散してしまうためである。カビの繁殖を手助けすることになるため、避けるようにしよう。

塩素系漂白剤やカビ取り剤の安易な使用もNG

塩素系漂白剤を使用するのも避けるべきである。フローリングが変色したり、シミができたりする可能性があるためだ。また、上述したとおりだが、カビ取り剤は必ずフローリングに使用できるものを選ぼう。木材に使用できるからといって、安易にフローリングに使用するのはNGだ。

重曹など研磨作用があるアイテムもできれば控える

ナチュラル系の掃除アイテムとして人気の重曹だが、フローリングのカビ取りに使用するのは控えよう。重曹には研磨作用があるため、フローリングのワックスが剥がれてしまったり、床の色が変色してしまったりする恐れがある。

5. 賃貸のフローリングにカビが生えてしまったときは?

賃貸住宅でフローリングにカビが生えてしまうと、退去時の費用について不安になるかもしれない。そこで、賃貸住宅でのカビの対処法を見ておこう。

まずは自分でカビ取りを試してみる

基本的には、上述したカビ取りを試してみよう。ただし賃貸住宅の場合は、フローリングを傷つけたり劣化させたりすると、退去時に修繕費を支払わなければならない可能性がある。自分でカビ取りをする際は、このことを念頭に置いておこう。

シミが残ってしまうときは大家や管理会社に連絡を入れる

上述の方法でもフローリングのカビが取れない、シミが残ってしまうような場合は、大家や管理会社に連絡を入れるとよい。対処について、判断してもらおう。

6. フローリングのカビ取りを業者に依頼する手もある

自分でできるフローリングに生えたカビ取りについて解説してきたが、業者に依頼するという手もある。

業者に依頼したほうがよいフローリングのカビとは?

カビが広範囲に発生している場合や、ワックスの下の床材にまで根を張っている場合は、業者に依頼するのが安心だ。深く根を張ったカビは自分で落とすのは難しく、強くこすることでフローリングが変色したり、傷つけたりするリスクもある。トラブルを避けるためにも、業者に依頼しよう。

フローリングのカビ取りを業者に依頼した場合の費用は?

フローリングのカビ取りを業者に依頼する費用は、範囲やカビがどの程度進行しているかによって異なる。一般的には、フローリング1畳のクリーニングがおよそ1万円前後であり、そこへ作業内容によって上乗せされるような形になるだろう。

ただし、フローリングのカビがワックスよりも下の床材に深く根を張っている場合は、張り替えが必要なケースもある。張り替えの相場は、数万円から数十万円だ。

7. フローリングのカビ取りにおすすめのアイテム3選

フローリングのカビ取りにおすすめのアイテムを3つ紹介する。カビ取り剤選びに悩んだときは、それぞれの特徴を参考にしてほしい。

ドーバー酒造「パストリーゼ77」

パストリーゼ77は、酒造会社によって作られたアルコール製剤。食品にも吹きかけることができるのが特徴だ。フローリングや水回りの防臭・防カビ効果が期待できる。ただし、フローリングに使用する際は、変色・溶解・亀裂・膨潤といったトラブルにつながる可能性もあるため、小さな範囲などで確かめてから使用してほしい。

ビーワン「カビホワイト カビソフト除去スプレー 450ml」

カビホワイトは、木材に使用できるカビ除去スプレー。カビ取り後は、乾燥することで成分が蒸発する。カビの除去はもちろんのこと、カビを生えづらくする防カビ効果も期待できるスプレーだ。頑固なカビには原液のまま、軽いカビには2倍まで希釈して使用する。

純閃堂「カビ取り侍」

カビ取り侍は、行政機関認定のプロ仕様(業務用)カビ取り剤。カビ取り剤に弱い木材にも使用可能だ。目に見えるカビだけでなく、薬剤に耐性を持つカビや、フローリングの奥深くまで根を張るカビにも浸透して徹底的に除去できる。弱いカビには希釈して使用できるため、カビの状態に合わせて使い分けよう。

8. フローリングにカビが生えるのを防ぐには?

フローリングのカビ取り方法も知っていると安心だが、カビの発生を防ぐことも重要だ。フローリングにカビを生やさないためのポイントを解説していこう。

布団は毎日あげる

フローリングの部屋には押入れがないことが多いため、万年床にしている方もいるのではないだろうか?寝汗によって布団は湿気ているため、換気をする必要がある。毎日布団をあげて、フローリングの間に溜まった湿気を逃がそう。軽く畳んでほかの場所に移動させるだけでもOKだ。

換気をして湿気を溜め込まないようにする

定期的に換気をして、部屋にこもった湿気を外にだす。窓を開けて空気をいれたり、換気扇を回したりして、湿気対策を行う。換気をして風通しがよくなれば、フローリングのカビも生えにくくなる。寒い冬も晴れた日は窓を開けるようにし、フローリングについた結露も拭き取ろう。

こまめに掃除をする

ホコリはカビのエサになってしまう。布団やフローリングを小まめに掃除することで、カビのエサを減らせる。とくに部屋の隅は、湿気やホコリが溜まりやすい。掃除機をかけた後、固く絞った雑巾で拭き掃除をするとよいだろう。

布団を敷くときはすのこや除湿シートを使う

すのこを使えば、フローリングと布団の間に隙間を作れる。空気の通り道を作り、湿気や熱がこもりにくい環境にしよう。「すのこマット」は、折りたたんだり丸めたりできるものが多く、収納や掃除にも便利だ。湿度を除去できる除湿シートを利用してもよいだろう。

窓の結露はこまめに拭き取る

窓の結露は、こまめに拭き取ろう。暖房で屋外と室内の温度差が大きくなる冬場や、気温差の激しい朝方は、とくに結露が発生しやすい。こまめな掃除が難しいときは、結露防止シートを使うとよいだろう。

布団は定期的に天日干しをして湿気を飛ばす

毎日布団をあげても、布団には湿気が溜まった状態になっている。布団に溜まった湿気は、天日干しをして乾燥させよう。天日干しができない種類の布団は、風通しが良い場所で陰干しをする。仕事や天候で干せないなら、布団乾燥機の活用がおすすめだ。

9. フローリングのカビ取りは早めの対処が肝心

フローリングにカビが生えるのは、湿気やホコリなどの汚れが原因である。つい掃除が面倒で放置したくなるかもしれないが、フローリングの床材にまで深く根を張ると、カビ取りが難しくなってしまう。フローリングにカビが生えているのを発見した場合は、できるだけ早く対処するのが肝心だ。

結論

フローリングのカビを見つけた場合は、アルコール除菌スプレーや、市販のカビ取り剤などを使ってすぐに対処するとよい。自力では落とせないカビであれば、業者に依頼する方法もある。また、日頃からカビが好む湿気て汚れが溜まった環境を作らないように、予防にも力を入れよう。
  • 公開日:

    2020年1月29日

  • 更新日:

    2021年6月16日

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